RealFlight EvolutionをQuest 3のVRで使用してみました。
https://youtu.be/B6Rbbpzc0PA
このYoutubeの画質は実際のQuest 3の画質よりかなり悪いです。これはQuest 3のレコーダの特性によるものです。
Vertual Desktop の VR Passthrough, Show performance overlay, SteamVR の Show GPU Performance Graph in Headset を Off にしても画質は悪いです。
以下の設定や手順は最適ではない可能性があります。
1. Conclusion
Pros
- 遠近感と視点の移動が現実に近い。
HDMはStereoscopic表示になるので近くのものは遠近感が出ます。この為、着陸はやりやすくなります。
Cons
- 解像度感がPCモニタより悪い。72fpsでも少しフレーム落ちする。
(PCのDisplay PortはWQHD/120Hzで11.59Gbpsと圧倒的に情報量が多いので、WiFiやUSB入力のQuest 3では歯が立たないです。でもDisplay Port入力のあるHDMは選択肢が少ないです。)
(PCの画像を圧縮してHDMに送るため、画質の劣化は避けられないようです。単にPC上で録画しても劣化します。環境や設定の影響もあると思いますが、改善する方法が分かりませんでした。逆に言うと細かい設定はあまり画質に影響しないということです。)
- 起動までの準備が面倒。
- HDMが重い。
2. Environment
1) Hardware
- CPU : Intel Core i9-12900
- Motherboard : ASUS PRIME Z690-P
- Memory : 32GB[16GB*2] DDR5-4800 Dual Channel
- SSD : Crucial P5 Plus CT1000P5PSSD8 M.2 PCI-E GEN4 SSD 1TB
- GPU : ASUS TUF RTX3070-O8G-V2-GAMING (Driver 560.94)
- PC Monitor : Dell S2721DGF 27inch WQHD 2560x1440 144Hz対応ですが120Hzで使用
- LAN : 1000BASE-T
- WiFi : NEC Aterm WG2600HP3 IEEE802.11ac/Quad Channel(WiFi5)
- HMD : Meta Quest 3 512GB
2) Software
- Windows 11 Home 23H2
- RealFlight Evolution publicbeta_directx11 Version 10.10.131
- SteamVR 2.8.8 2024-12-10
- Vertual Desktop Streamer Version 1.33.4 - 72
- Meta OS : v72 Build 5047332.16210.510 2025/01/26
3. Settings
1) RealFlight
* Simulation/Graphins
- Graphics Quality Settings : HIGHEST
* Simulation/Settings/Graphics/Quarity
- Post-processing:Bloom : No *
* Simulation/Setting/Graphics/Hardware
- Vertical Sync : No
- Image Quality : Highest *
2) SteamVR HMD
- レンダリング解像度 : Auto
- Steam VR Home : Off *
- 高度なスーパーサンプリングフィルタ : On
- オーバーレイスーパーサンプリングフィルター : Auto(High)
- GPUバスのモニタリング : Off
3) NVIDIA Conrol Panel 3D設定の管理
* "C:\Program Files (x86)\Steam\steamapps\common\SteamVR\bin\win64\vrmonitor.exe"
- アンチエイリアシング - FXAA : On *
- アンチエイリアシング - ガンマ補正 : On
- アンチエイリアシング - トランスペアレンシー : Off
- アンチエイリアシング - モード : アプリケーションによるコントロール
- バーチャルリアリティレンダリング前フレーム数 : 3Dアプリケーション設定を使用する
- マルチフレームサンプリング(MFAA) : Off
- モニターテクノロジ : 固定リフレッシュレート [*1]
- 低遅延モード : Ultra *
- 優先的に使用するリフレッシュモード : アプリケーションによるコントロール
- 垂直同期 : 3Dアプリケーション設定を利用する
- 最大フレームレート : Off [*1]
[*1] この設定にしないと激しくフレーム落ちする。
* "C:\Program Files (x86)\Steam\steamapps\common\RealFlight Evolution\RealFlight64.exe"
(この設定はPCモニタで2D表示するときに使われ、SteamVRから起動したときは使われない。)
- アンチエイリアシング - FXAA : On *
- アンチエイリアシング - ガンマ補正 : On
- アンチエイリアシング - トランスペアレンシー : Off
- モニターテクノロジ : G-SYNCとの互換性 *
- 低遅延モード : Off
- 優先的に使用するリフレッシュモード : アプリケーションによるコントロール
- 垂直同期 : 3Dアプリケーション設定を利用する
- 最大フレームレート : 120FPS *
4) VertualDesktop Streamer Options
(DefaultsからAllow remote connectionとStart with WindowsをUncheckedにしただけです。)
- Prefferd Codec : Automatic (HEVC 10-bit)
- Adaptive quantization : On
- OpenXR Runtime : Automatic
- Audio Streaming : VR headset only
- Use virtual audio driver : On
- VoiceMeeter mode : Off
- Automatically adjust bitrate : On
- Boost game priority : Off
5) Vertual Desktop Client HMD
当方の環境ではWiFi5 5GHz 780Mbpsでつながっています。電波は弱いです。(WiFi Router:1F、HDM:2F)
* INPUT
- Hand tracking : On
* Input Options
- Hands interact with desktop
* SETTINGS
- Use optional resolution : Off
* STREAMING
- VR Graphics Quality : High (RTX 3070 / RX 6800-XT)
- VR Frame Rate : 72fps
- VR Bitrate : 200Mbps(Max)
- Synchronous Spacewarp (SSW) : Disabled
- Snapdragon(R) Game Super Resolution (SGSR) : On
- Video bufferring : On
- Sharpening : 75%
- VR Passthrough Configure : Red:0, Green: 153, Blue: 51,
Similarity : 20%, Smoothness : 10%, Passthrougfh Opacity : 100%, Show boundary : On
- Tracked Keyboard : On *
- Hands : On *
6) Steam PC
* Remote Play : On(SteamLinkを使用しない時はOffでもよい)
- 直接接続を許可(IP共有): 自動(有効)
- ホストの詳細設定を有効化 : Off
- ストリーミングクライアントに合わせてデスクトップ解像度を変更 : Off
- NVIDIA GPUのNVFBCキャプチャーを使用 : Off
https://ja.gouma.org/Streaming/How-to-Set-Up-and-Optimize-the-Steam-Link-for-In-Home-Game-Streaming/
- ハードウェアエンコードを有効にする : On
- ソフトウェアエンコードのスレッドの数 : 自動
3. 起動手順(Vertual Desktop)
0) 直接起動しないもの
- RealFlight Evolution/PC: SteamVRから起動する。
- SteamVR/PC : Vertual Desktopから起動する。
1) HMDのVertual Desktopの起動前に起動しておいた方が良いもの
- Steam/PC: Vertual DesktopからSteamVRを起動すると自動的に開くので、事前起動は必須ではないが、先に起動しておいた方が速い。
([表示]-[スモールモード]にすると、Steamのウィンドウが小さい。)
2) HMDのVertual Desktopの起動前に起動しておくもの
- Vertual Desktop Streamer/PC : タスクトレイにあれば、ウィンドウは閉じてOK。
3) Vertual Desktop HDMの起動前に切っておくもの
- Airlink/HDM
- SteamLink/HDM
※ Vertual DesktopのWiFi通信との競合を回避するため、切っておく。
4) Vertual Desktop/HDMを起動。PC接続されるまでしばらく待つ。
(エラーが出ても1分くらい待つ。)
5) 左コントローラーのメニューボタン[≡]を押して、Vertual Desktopのメニューを表示する。
6) [Launch SteamVR]を選択。
7) Steamのプレイエリア画面で左コントローラーのメニューボタン[≡]を押す。
8) SteamのライブラリからRealFlight Evolutionを起動。
4. Recorder
HMD Meta Quest 3のカメラで録画しました。
* 設定/システム/カメラ
- アスペクト比 1080x1080
- 30fps
- 20Mbps
HMDの画像を録画すると画質がかなり劣化します。特に中心部の劣化が激しいです。静止画はきれいです。
画質の順番 : PC画像(Mono) > HDM画像(VR) > HMD録画画像(片目)
5. PC VRの種類と起動手順
複数の方法があります。Oculus VR以外は、どれも似たような画質です。またどれも若干フレーム落ちが発生します。
- 起動手順が簡単なのは、SteamLinkです。
- パススルーができるのは、Virtual Desktopです。
- 有線接続は、Quest Linkです。(画質やフレームレートはWiFiとそれほど差はありません。)
■ Steam Link (WiFi)
1) Steam/PCを起動。(Steam/PCの設定でRemoteをOnにしておく。)
2) Steam Link/HDMを起動。(自動的にSteamVR/HDMが起動する。)
3) SteamVR/HDMからRealFlightを起動。
Pros
- 起動手順が簡単で起動時間も短い。
Cons
- パススルーができないので、USBコントローラへの持ち替えやキーボード操作が手探りになる。
■ Quest Link/Steam VR (USB)
1) Meta Quest Link/PCを起動。
2) Link/HDMを起動し、デスクトップ(PC)を開く。
3) SteamVR/PCを起動。(自動的にSteam/PCとSteamVR/HDMが起動する。)
※ ここでRealFlight/PCのショートカットからSteam VRモードでRealFlightを起動を選ぶと、HDMに表示されない。
4) 左コントローラのメニュー[≡]を押し、ライブラリを表示。
5) RealFlightを起動する。
Cons
- パススルーができないので、USBコントローラへの持ち替えやキーボード操作が手探りになる。
▼ Quest Link/Oculus VR (USB)
1) Meta Quest Link/PCを起動。
2) Quest Link/HDMを起動し、デスクトップ(PC)を開く。
3) RealFlight/PCのショートカットからOculus VRモードでRealFlightを起動。
Problem
- 色が薄いです。使えないレベルです。
■ Air Link (WiFi)
1) Meta Quest Link/PCを起動。
2) LinkのAir Link/HDMを起動し、デスクトップ(PC)を開く。
以降、Quest Linkと同じ操作。
■ Virtual Desktop (WiFi)
1) Vertual Desktop Streamer/PCを起動。
2) Vertual Desktop/HDMを起動。
3) SteamVRを起動。(自動的にSteam/PCとSteam/HDMが起動。)
4) Steam/HDMからRealFlightを起動。
※ Reva Tuner Statistics Serverは終了するかDetection levelをNoneにしてください。
FAQ参照 : https://www.vrdesktop.net/
Pros
- キーボードやコントローラのパススルーができるので、コントローラの持ち替えが容易。また、RealFlightでキーボード操作ができる。
Cons
- 有料アプリです。
- PC接続に時間が掛かる。
6. 余談
- Quest Link、SteamVRでもパススルーができるようにして欲しいものです。
- 似たような設定が各所にあり、その関係(優先順位、有効無効など)が分かりにくいです。中の人が解説してくれると嬉しいのですが。
- SteamVR/HDMは、VR設定を開くと左のメニューが反応しません。
RTX5080に変更しました。VRの録画画質は、ゴーグルの画面よりは落ちるものの、RTX3070よりは改善しました。RTX5080でSteamVRで解像度を300~400%にすると改善します。
7. その後
1) Quest 3のCameraでの録画は、Virtual Desktop より SteamLink を使用したほうが画質が良いです。
8. 関連動画
PCで録画 : https://bigarrow.tea-nifty.com/blog/2025/02/post-a679e6.html
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