R/C Helicopter

RCヘリコプター XK K110Sの設定と調整

安全で丈夫なヘリが欲しいと思い、ネットで評判の良いWLTOYS XK K110Sを購入しました。発売日は2022/08/11らしいです。
https://hitecrcd.co.jp/information/p20220729_k110s/
海外通販のものもS-FHSS方式だとのことでしたので、海外通販で購入しました。日本語取扱説明書は付きません。

1. 初めての人
次の理由により、初心者の人は日本の店で日本語取扱説明書付きで調整済みのものを購入された方が良いと思います。

1) 工場出荷状態の調整精度が低いです。調整するためには、未調整の機体でホバリングする操縦技術が必要です。(私が購入したものは、サーボホーンのニュートラルが出ていない状態でリンケージが調整されていました。ジャイロ基板が曲がって付いていました。)
2) 取扱説明書の英語が難解で誤記もあり、英語で書かれた方法では6軸のキャリブレーションができませんでした。

読みにくい英語の例(RC Groupでは、broken chinglishと書かれていました。)
rocker : 揺り軸=Stickです。
lifting rocker : Elevater or Pitchです。
open the remote control : 送信機の電源を入れることだと思われます。
Charge the helicopter : ヘリの電源を入れることだと思われます。


2. 取扱書の英語の誤記と思われる部分

>6G aircraft hovering mode settings
>1. Open the TX, make sure that the gyro(3D/6G) switch is on 6G OFF position.
⇒6G OFFではなく、6G ONが正しいと思われます。

>2. Charging the helicopter, put the throttle rocker and lifting rocker to bottom after the gyro finish self-checking. Then, red lamp of TX will flash slowly and into 6G hover flight debugging mode.
⇒red lampではなくblue LEDが正しいと思われます。

>Gyroscope calibration
>1. Open the remote control, make sure the throttle stick at the lowest position, 3D switch is in the OFF position.
⇒ネットの記事だと3D ONだと書かれています。でも、どちらでも良い可能性もあります。

>3. Push the throttle rocker, by the hovering of rocker control, the plane landed.
⇒この操作は意味が無いように思え、不要だと思われます。

以上は、次のRC GroupやHeli Freakの記事と実際に操作をした結果から判断しました。
https://www.rcgroups.com/forums/showpost.php?p=32616105&postcount=2
https://www.helifreak.com/showthread.php?t=788189


3. 初期設定と調整

当方も万年初心者ですので、間違っているかもしれませんが、設定と調整方法をメモしました。間違っていれば、コメントをください。

■ プロポの初期設定(Futaba T10Jの例)
1) リバース : スロットルのリバースを解除します。(CH1~4,6はNormalです。)
2) エンドポイント : 100(初期値)にします。
3) トリム、サブトリム : 0(初期値)にします。
4) スワッシュタイプ : H-1(エルロン、エレベータ、ピッチサーボが独立しているタイプ)
5) アイドルアップ、スロットルホールド : 使用するものを有効にします。
6) スロットルカット : 有効にします。
7) デュアルレート : UP側100%、DOWN側75%以上にします。

8) スロットルカーブ

Position Normal Idle Up 1 Idle Up 2
1 0% 90% 100%
2 70% 90% 100%
3 70% 90% 100%
4 70% 90% 100%
5 70% 90% 100%

9) ピッチカーブ

Position Normal Idle Up 1 Idle Up 2 Throttle Hold
1 -8% -40% -40% -40%
2 +4% -20% -20% 0%
3 +16% 0% 0% 0%
4 +28% +20% +20% 0%
5 +40%/10.5° +40% +40% +40%

※ Throttle Holdは、リンケージ調整用です。オートローテーション用の設定値ではありません。オートローテーションを使用するなら、Idle Upと同じピッチにします。
※ NormalでPosition3より少し上でホバリングします。この状態でIdle Upに入れるとピッチが0%に近くなるので、高度が下がります。なので、Idle Upに入れる時は、スロットルを直ぐにコントロールする必要があることを意識しておくと良いです。

10) 6G/3D切替スイッチ : CH5に割り当てます。

極性 : Futaba T10Jのサーボ表示で下(2000μsec)が6G、上(1000μsec)が3Dのようです。

確認方法 : 低速でメインロータを回した状態で機体を傾け、6G/3Dスイッチを切り替えます。スワッシュがメインマストに垂直になる側が3D、地面に水平になる側が6Gだと思われます。
(6G=6軸ジャイロモードです。3D=3軸ジャイロモードです。)

11) スロットルホールド : 有効にします。リンケージ調整用です。

※ デュアルレート、エキスポ、スロットルカーブ、ピッチカーブ、スロットルホールドなどは、お好みに応じて変更してください。但し、デュアルレート、エンドポイントを小さくし過ぎると、ジャイロのキャリブレーションモードに入ることができなくなります。


■ バインディング
1) キャノピーを外します。
2) スロットルを下げ、フライトモードをノーマルにして、送信機の電源を入れます。
3) ヘリの電源を入れ、赤LEDがゆっくり点滅したら、基板のボタンを1秒間押します。
4) 赤と青のLEDが点灯したら完了です。


■ リンケージの調整
工場出荷時に調整されているようです。未調整の機体を購入した時のみ調整します。リンケージを回す方向が分からない人は、悪化させる可能性があるので、調整しないでください。

1) 初めての場合はトリムとサブトリムを全て0にし、ジャイロを3Dモードにし、送信機とヘリの電源を入れ、ヘリを水平に置き、調整用に設定したスロットルホールドに入れ、スロットルを中央にします。これでピッチ指令が0度になります。
2) この状態でサーボホーンとリンケージの角度が90度の位置の近くに無ければ、ホーンを外してできるだけ90度に近い位置に取り付けます。
K110s_link1(私購入した機体はこれがずれていて、ピッチを上げると1つのサーボがロックしスワッシュが傾きました。)
3) エルロン、エレベータ、ピッチのサブトリムを微調整してサーボホーンとリンケージの角度を90度に近づけます。
① エルロンのサブトリムを調整して、左右のサーボの角度が同じになるようにします。
② エレベータのサブトリムを調整して、全てのサーボの角度が同じになるようにします。
③ ピッチのサブトリムを調整して、全てのサーボの角度が90度になるようにします。

4) ヘリを水平で平らな台の上に置きます。台に対しメインマストが垂直になるようにしてください。テールブームが台と平行になるように、テールフィンの下に約t2.0mmの板を挟みます。スキッドがフレームから浮いていないか、スキッドが変形していないかを確認してください。浮いていたり変形していたりするとメインマストが垂直になりません。
K110s_link2
5) メインブレードを90度曲げてメインマストを回転させ、ヘリの右90度の位置にブレードの先端が来た時と、左90度の位置に来た時の台からブレードの先端までの高さが同じになるように、後方の2つのサーボのリンケージの長さを調整します。
K110s_link3
【注意】リンケージを挿入する時、指で片側から強く押し付けるとスワッシュのアームを壊す可能性があります。指で入らない場合は、ラジオペンチなどの工具を使用したほうが良いです。ボールの傷付防止と滑り止めのために、ラジオペンチの先にゴムチューブをかぶせておくと良いと思います。
K110s_link4K110s_link5
6) 同様に前後の位置でブレードの高さが同じになるように、前方または後方2つのリンケージの長さを調整します。
【調整するリンケージの選択方法】5)~6)を行う時、2つのブレードの先端の高さが同じ高さに近づく方向のリンケージを調整します。例えば、マイナスピッチになっている場合は、リンケージを長くするので、ロータの先端が高い方のサーボのリンケージを長くします。
7) 5)~6)を繰り返して、前後左右で2つのブレードの高さが同じになるようにします。なお、微調整の範囲ならサブトリムで調整しても良いと思います。(サブトリムを調整するとサーボホーンの90度がずれるので、リンケージが外れない範囲で、ボールリンクの回転角を調整したほうが良いです。)

8) スティックを上下左右に動かして、サーボがロックしたりリミットが掛かったりしていないかを確認します。もし、ロックやリミットが掛かるようであれば、エンドポイントを調整してください。
スロットルスティックのみを上下した時、スワッシュが傾くなら、エンドポイントを調整してください。

【注意】
・店で調整済みのものを購入した場合は、調整しない方が良いです。
・台とブレード間ではなく、メインフレームとスワッシュアーム間の距離を同じに調整する方法もあります。
・スワッシュレベラーを使用する方が正確だと思われます。

■ 3軸ジャイロのキャリブレーション
1) 送信機の電源を入れます。
2) K110Sの電源を入れ、ヘリを水平に置いて静止状態にし、初期設定が終わるのを待ちます。
3) 送信機のジャイロスイッチを3軸モード(3D)にします。(付属取説と異なります。取説と同じでも良いかもしれません。)
4) スロットルとエレベータスティックを下端、ラダースティックを左端、エルロンスティックを右端にします。(ハの字)
5) 青LEDが速く点滅したら、スロットル以外のスティックを中央に戻します。
6) キャリブレーションが終わると、青LEDが点灯し、赤LEDが点滅した後点灯します。

ジャイロ調整でキャリブレーションモードに入らない場合は、デュアルレートをUPにしてください。

■ 6軸ジャイロのキャリブレーション
6軸ジャイロのキャリブレーションは無風が良いです。ジャイロの調整が狂っている場合は、舵を入れ続けないと1点でホバリングできません。操縦に慣れていない人は、広い屋外で粗調整の意味でのキャリブレーションした後に、屋内で微調整の意味でのキャリブレーションをすると良いでしょう。

6軸ジャイロのキャリブレーション
1) 送信機の電源を入れます。
2) K110Sの電源を入れ、初期設定が終わるのを待ちます。
3) 送信機のジャイロスイッチを6軸モード(6G)にします。(付属取説と異なります。)
4) スロットルとエレベータスティックを下端に下げます。
5) 青LEDがゆっくり点滅するまで待ちます。(キャリブレーションモードに入ります。)
6) 離陸して一ヵ所でホバリングしている状態でゆっくり着陸し、スロットルを一番下に下げます。
7) エレベータースティックを下端に下げます。(キャリブレーションデータの保存処理が始まります。)
8) キャリブレーションが終わると青LEDが点灯し、赤LEDが点滅した後点灯します。

推定:一ヵ所でホバリングしている時のジャイロ信号(ヘリの傾き)を平均化して目標値に記憶するのがキャリブレーションの動作なのかもしれません? なので、ヘリが横滑りしている状態で着陸すると、その姿勢を目標値に設定してしまう気がします?

私の機体は6Gで前に走ってしまったので、屋外で調整し、再度屋内で調整しました。1度調整すると6Gの安定性が増すので、その後の屋内調整が行いやすくなる気がします。

参考:上記と異なる調整方法が記載されています。
ROBINさん:違いはホバリング時に3Dにしていることです。こちらの方が癖が無いので良いのかもしれません? まあ、どちらでも良い気もします。
https://robin.jp/SHOP/XK-K110S-BNF.html

 

4. 修理

1) テールブームの交換
テールブームは圧入されているだけなのですが、非常に固いです。抜く方は何とか出来たのですが、新しいものが奥まで入りません。次のようにしました。1~2mm程度入り切っていない気もしますが、妥協しました。
(1) テールブームの周りに輪ゴムを巻いて滑り止めにする。
(2) 受け側を100℃程度に設定したヒートガンで温める。
(3) テールブームの先端をやすりで面取りする。
(4) ごく僅かにテールブームを削る。(やすりが少し黒くなる程度)
テールブームの交換は半田付け作業などが面倒なので、モータまで一体になったアセンブリパーツを買うと楽です。
テールロータのスリップ防止のため、ダイヤモンドやすりとモータ軸を万力で挟んで、表面に僅かな凹凸を付けました。


5. 余談

初心者は、最初に屋外で飛ばすのが良いと思います。芝生の上が良いと思います。

GPSが無いヘリをFutabaで調整するのは初めてだったのですが、Futabaに慣れていないので分かりにくかったです。センター1520μsecの影響は不明です。

 

6. その他

1) スケールボディ

2) サブトリムを調整してはいけない? ⇒ 本当か???

サブトリムに関しては疑問があります。K110Sを含むジャイロ側にニュートラル設定が無いジャイロに関しては、サブトリムの調整が必要だと思っています。

サーボのニュートラルには個体差がありますが、ホーンの角度はリニアに調整できないので、サブトリムを調整しないとニュートラルでホーンとロッドが90度になりません。
送信機のニュートラルにも個体差があります。ジンバルのニュートラルをキャリブレーションできない送信機が多数あります。また、双葉のニュートラルは1520usですが、双葉以外は1500usです。双葉の送信機を使用すれば、サブトリム0で20μs+製造誤差分ずれます。60度で800μsecのサーボの場合、20μsec×60度÷800μsec=1.5度のずれになります。サーボホーンの溝が25Tの場合、1T=360度÷25T=により、14.4度単位でしか取付角を調整できます。即ち、1.5度のずれは機械的に調整できません。サブトリム調整しないなら、穴無円盤ホーンか溝無ホーンを使うしかないことになりますが、K110用のホーンは販売されていません。この状態で前記Youtuberなどのサブトリム調整禁止信者の人は、このずれをサブトリムを使わずにどのように調整しているのか不明です。 

各社サーボ駆動パルス
https://fa-tamariba.sakura.ne.jp/sblo_files/kousaku/data/8Ae8ED083T815B837B8BEC93AE83p838B83X.pdf

RCサーボの制御パルス幅とArduinoのServoクラス
https://lipoyang.hatenablog.com/entry/20130108/p1

私は各機器のニュートラルの製造バラツキ、サーボの取付角、ニュートラルのメーカ差を微調整するための機能がサブトリムだと思っています。サブトリムでホーンとロッドを90度に調整しても、問題ないと思っています。

参考:サブトリム調整してはいけないFC

ジャイロ側にニュートラルやエンドポイントの設定があるフライトコントローラーは、送信機側でサブトリムやエンドポイントを設定してはいけないと言われています。例えば、RotorFlightなどは、フライトコントローラー側で設定します。これは、FC側にExpoカーブ等のニュートラルが必要な機能があるためだと思われます。例えば、飛行の結果エルロンサーボのニュートラルが1550μsの場合、TXのサブトリムが0のニュートラル1500μsの状態で、FCのニュートラルを1550μsにすることで、FCのExpoのニュートラルが1550μsにします。これを、TXのサブトリムで1550μsにすると、FC側のExpoのニュートラルを1500μsにして、FC出力を1550μsにすることになり、ExpoのニュートラルとFC出力のニュートラルが合わなくなります。実際の調整では、飛行中にエルロンをTXのトリムで調整し、ニュートラルからずれた量をFCに反映し、TXのトリムを0に戻します。

7. EdgeTX

TX16S Mark II 4IN1での設定は、次の記事を参考にしました。

  • XK K110 を EdgeTX (OpenTX) で設定する方法 : 長野県でラジコンを飛ばそう! : 2021/08/21
    https://www.youtube.com/watch?v=1BwKkFQDYVg
    (サブトリムを使ってはいけないと言っています。どのようにしてニュートラルの90度調整をしているのか不明です。まあ、ある程度90度に近ければ、ピッチの上下によるスワッシュの傾きも小さいから気にするなということなのかも知れません。)

4IN1 Multi TX ModuleのS-FHSSは、送信機と受信機のPWMパルス幅が異なります。送信機の1500µsが受信機の1520µs、送信機の1000µsが受信機の2032µs、送信機の2000µsが受信機の1008µs、になります。詳細は、次の記事を見てください。

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DIPSユーザーの操縦者情報の登録(2025年3月24日~)

個人で飛行申請する人は「操縦者情報の更新」が必要だそうです。

1. 操縦者情報の登録・更新
1) 下記サイトの「お知らせ/News 重要 2025.03.17 全てのDIPS2.0ユーザ様において、初回のみ「操縦者情報の登録・変更画面」から操縦者情報の更新が必要です。詳しい対応方法はこちら。」をクリックします。
無人航空機 飛行許可・承認申請ポータルサイト
https://www.mlit.go.jp/koku/permitapproval/
250325rc0

2) 下記PDFが開くので、これに従って3)以降の作業を進めます。
ドローン情報基盤システム(DIPS2.0)で飛行許可・承認申請手続きを行う全てのユーザー様へのお願い
https://www.mlit.go.jp/common/001867779.pdf

3) 下記サイトにログインします。
ドローン情報基盤システム2.0
https://www.ossportal.dips.mlit.go.jp/portal/top/

4) [登録手続等はこちら]-[飛行許可・承認申請へ*]-[操縦者情報の登録・変更]
ここで「操縦者情報管理/操縦者情報一覧」が表示されません。
以前「ドローン情報基盤システム(Drone/UAS Information Platform System)」と「ドローン情報基盤システム(飛行情報共有機能)」と連携したのですが、DIPS 2.0に情報が引き継がれてないようです。
250325rc1

5) [新規作成(技能証明なし)]で新規に操縦者情報を入力しました。
250325rc2

6) 登録が受け付けられると次の画面が表示されます。
250325rc3

2. 機体登録は残っていました。
250325rc4

3. 参考
無人航空機の飛行許可・承認手続
https://www.mlit.go.jp/koku/koku_fr10_000042.html

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離着陸場所管理団体の飛行届出要領のパブコメ募集

離着陸場所管理団体の飛行届出要領(案) のパブリックコメントの受付が始まってます。2025年2月24日が締め切りですね。

ドローン教えてクラスルーム【続報:R7/3施行「要件満たせば➡″機体登録不要”になる」パブコメ解説】
https://www.youtube.com/watch?v=9xhEk79wyvk

速報!ラジコン飛行クラブ登録免除通達(案)ラジコンクラブの方必見!
https://www.youtube.com/watch?v=9NKmnpx6ocQ

航空法施行規則の一部を改正する省令の施行に伴う関係通達の制定案について
https://public-comment.e-gov.go.jp/pcm/detail?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=155251202&Mode=0

施行直前ですし、前回のパブコメで却下されたので覆らないとは思いますが、多くのFPV認可意見が出されれば、将来改正されるかも知れません。依頼が出なければ永遠に改正されないでしょう。なので、FPVだけでなく、カメラ記録、データ記録、自動飛行も対象に入れる意見を出しておきました。でも、意見が少数なら効果は無いかも知れません。FPVやっている人はパブコメ出しているのでしょうかね。
なお、FPVは機体登録だけでなく飛行許可も必要なので、仮に機体登録が免除されたとしても飛行できないです。飛行許可申請時に機体登録が必要です。でも、IDの搭載が不要になれば、メリットがありますね。
機体登録だけでなく、飛行許可も緩和して欲しいものです。

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GPS RCヘリコプター FW200JP

FW200JPを購入してみました。
220918fwtx221002fw200

1. 海外仕様との差

- 送信機と充電器は付属していません。(技適がない海外仕様の送信機は日本で使えません。充電器もPSEマークが無いと思われます。)
- 海外仕様のバッテリは850mAhで国内仕様は1500mAhです。(Aliexpressだと850mAx2とかx3等のセットがあります。)
- 日本語マニュアルが付属しています。
- 為替にもよりますが中国のネットショップより約1割程度高いです。
- 補修部品を購入できます。(中国のネットショップでも販売され始めましたが、安くないし時間もかかります。)
- (東京で?)コンパス設定がされているのでiPhoneアプリによる設定が不要です。

(執筆時点の143JPY/USDでは、値差は約4.8%~15.7%(関税除)。日本語マニュアル&部品購入権&サポート代&購入トラブルを考えてJP版にしました。実際に初期トラブルがあり、購入店に返却し部品交換してもらいました。JP版にしてよかったと思います。)

2. 送信機の設定

スイッチの設定を他の機体と合わせるために、スイッチの設定以外を日本語マニュアルの通りに進めましたが、緑と赤青の交互点滅(エラー表示?)になりモータが回りません。原因はスイッチの極性でした。取説には記載がありませんが、スイッチの極性は以下のようになるようです。

Futaba T10Jのサーボ画面での方向で示します。(H(1ms)=上、M=中間(1.5ms)、L(2ms)=下)
5ch:Flight Mode:Hovering=L、Smart Acrobatic=M、Manual=H
7ch:Motor:Stop=H、Run=L
8ch:RTH:Normal=H、Return=L

3. 送受信機のバインド

安全のためメインローターを外して設定しました。FLY WINGのYouTubeを見ると、モーターコネクタを外してバインドしてます。
FLYWING FW200 helicopter setup futaba 16sz/18sz
https://youtu.be/aJiulGhM2kE

受信機は中国版とS-FHSSの両対応みたいです。確実にS-FHSSが使える国内版が安心です。
https://youtu.be/strIG3-Gyvw

受信機の方式の情報です。これによるとFrSky D16のようです。見た目で判断しているようなので、正しい情報かは不明です。
https://www.rcgroups.com/forums/showpost.php?p=48608255&postcount=156

4. スロットル

最初は設定を間違えて暴走させると危険なので、メインローターを外したまま回転数やスワッシュの動きを確認をしました。(板床でテールが回るとピルエットするので、広い場所で行うか、スキッドを押さえておくとよいです。)

Hoveringでは最初はセンターより下がアイドル回転で、センターから上で制御モードに入り上昇後ホバリングするようです?
その後はピッチで上下動します。制御モードに入った状態では、スロットルを下げてもアイドル回転数には戻らず、ピッチで高度が下がります。

Hovering位置でスロットルを下げたままにしておくと、エラー(緑と赤青の交互点滅)になり上昇しなくなるようです。なので、Start後はセンター近くまでは素早くスロットルを上げたほうが良さそうです。センターより少し上でスティックを止めておくと、制御がかかり勝手に上昇してホバリングします。
この時、スロットルを上げ過ぎていると天井近くまで行ってしまうので、様子を見ながらゆっくり上げたほうが良いです。

Smart AcrobaticとManualは、アイドルアップです。なので、Manualで離陸は容易ですが、着陸は難しいです。(スロットルカーブを寝かせると着陸しやすくなるかも知れません。)

このように3モードとも離陸後はスティックで回転を止めることができないので、自動制御が異常になったときは、Manualで着陸後モータストップしか手がありません。

5. 着陸

Hoveringモードでも普通のヘリのノーマルモードとは違い、スロットルではなくピッチで下がってくるような感じです。但し、Manualモードと異なりスロットル反応はシビアではありません。

室内のHoveringモードしか試していませんが、接地後にスロットルを下げても回転が下がらず横転しそうになります。1'11"で着陸&最スロー、1'16"で右に傾きます。1'18"でStopに入れています。接地したら、すぐにStopするのが良さそうです。
https://youtu.be/lC2yWxU55sw

普通のヘリと異なり、制御モードに入るとスロットルやピッチがスティックにリニアに反応しなくなるので、焦ります。
直ぐにStopに切り替えることで、事なきを得ました。

着地後止まらない件を店からメーカに問い合わせていただいたところ、モータロータのネジのゆるみ確認と、アプリでニュートラルの調整をすれば直るとの回答を得て実施しました。しかし、改善しません。結局店に送り返して調べてもらい部品交換(フライトコントローラとビジョンセンサー)して着陸後自動的に止まるようになりました。海外だと送り返すのも大変ですので、国内の店からの購入で大正解でした。
なお、滑りやすい木の床だと着地後も機体が滑って少し動くので、着陸したと判断されず自動停止しません。
https://youtu.be/NWUhZTuxe1Y

6. 重心位置

1500mAhだと前重心になります。普通のヘリなら前にすっ飛んでいきますが、店の説明では、これでも問題はないそうです。
220918fwcg
15.8gの板おもりをテールブーム端に巻き付けると重心が合いました。
しかし、Hoveringでは制御の効果でおもりの有無で前後の移動傾向に差は無かったので、おもりを外しました。

少ししか試していませんが、Manualモードでも前にすっ飛んでくような感じはあまりしませんでした。屋外Manualモードで飛行させたところ、重心を合わせなくても問題なさそうです。但し、このヘリのManualモードは普通のヘリのアイドルアップに相当するので、操縦は難しいです。

7. バッテリの搭載方法

バッテリにバッテリープレートFW215を貼り付けて、バッテリープレートと機体を勘合させて固定します。バッテリープレートには両面テープが貼ってあります。両面テープだけでは落下の不安があるので、グラステープでバッテリープレートを括り付けました。
機体付属のバッテリはFLY WINGロゴのマジックバンドで括り付けるようになっていました。
標準バッテリの場合は、バッテリー毎にバッテリープレートが必要です。
高さが小さいバッテリなら、マジックテープとマジックバンドでバッテリープレートに脱着できるかもしれません。

8. 設定アプリ「飞翼航空」

Manual:https://flywingrc.com/downloadCenter

中国語と英語に対応しています。iOS版で英語にするには、iOSの使用言語をEnglishに設定します。

android用アプリは下記にあります。
https://jp.banggood.com/FLY-WING-FW200-6CH-3D-Acrobatics-GPS-Altitude-Hold-One-key-Return-APP-Adjust-RC-Helicopter-RTF-With-H1-V2-Flight-Control-System-p-1923454.html
https://www.helidirect.com/collections/helicopter-kits/products/fw200-helicopter-w-h1-v2-flight-controller-rtf-yellow

下記のandroid版(2.1.3)は、言語切り替えメニューがあり、中国語、英語、日本語に切り替わります。
https://flywingrc.com/downloadCenter
https://www.facebook.com/groups/2672825692998699/permalink/3357646761183252
220925fw200app1s 220925fw200app2s 220925fw200app3s 220925fw200app4s
しかし、Asus Zenforn 5 A500KL android 5.0 lollipopでは、Bluetooth接続がLoadingのまま終了せず、接続できませんでした。単独で接続しようとしてもパスコードが分からず接続できません。

9. アプリによる設定

アプリとヘリをBluetoothで接続すると、ヘリの設定値がアプリに取り込まれるのですが、この動作が不安定で、取り込まれない項目がランダムに発生します。なので、Bluetooth接続したら前の設定が読み込まれていることを確認します。もし、前の設定が読み込まれていなければ、正しい設定が読み込まれるまで、アプリの再起動&再接続を繰り返します。

Left servo、Right servo、Rear servoで、スワッシュを水平に調整します。ロータ部レートを片側にそろえて回転させたときに、2つのブレード端の距離が変化しなければ良いと思います。

Zero Pitchでピッチを0度に調整します。Positive PitchとNegative Pitchで、±12度に調整します。

Rotor Head Adjust
Left Servo Middle, Right Servo Middle, Rear Servo Middle
Positive Pitch +12, Zeo Pitch 0, Negative Pitch -12
Speed Of Main Motor
Stable 60%, Smart ACRO 70%, Manual 70%
221001fw200i1 221001fw200i2 221001fw200i3

下記動画の最後の方にニュートラルと上下端のピッチ調整方法があります。
https://youtu.be/TudRSqssaYE
これによると、FW200は、マイナスピッチで高度が変わらないと、着地と判断して回転を止めるようです。コントローラーがマイナスピッチでも、実際のピッチがプラスでホバリングしていると、墜落します。なので、ニュートラルの調整が必要とのことです。

コンパスの調整方法もFLY WINGのYoutubeにあります。
https://youtu.be/DyjOq5qwXn8

10. フリップ

1500mAhバッテリ、Speed Of Main Motor 70%で、フリップできました。但し、制御が850mAhに調整されているようで、反転後の揺動が大きいです。回転数を上げたほうが良いのかもしれません。

背面はシミュレータでもよくできない腕前なので、感動モノです。

RTHも試しましたが緊急用ですね。非常にゆっくり戻ってきます。

11. 注意点

付属の六角ドライバーの反対側は、モーターローターの樹脂ネジを外すために使用します。

モータロータのネジは、2mmのネジを外した後、メインマストを上にスライドさせて回り止めの勘合から抜いた後、モーターローターを押さえて樹脂ネジを回すか、樹脂ネジを押さえてモーターローターを回します。勘合を外さないで樹脂ネジを回すと、勘合部を壊す可能性があります。私はこれを知らないで変形させてしまいましたが、変形を戻して使っています。なお、FW200JPには、これのスペアパーツが入っています。

12. 購入の参考にした動画

少し前に、誰でも飛ばせるラジコンヘリの動画がYouTubeのおすすめに出てきました。

誰でも飛ばせるラジコンヘリ GPS内蔵マイクロヘリ FLYWING FW200 GPS Flightで驚異の飛び!(購入のきっかけ)
https://youtu.be/twYYlgnYavQ

フリップはダブルクリックではなく、シングルクリックですね。
https://youtu.be/N9OaWxuifdc
https://youtu.be/VH5AHRLaRx8

ラジコンヘリ GPS内蔵マイクロヘリ FLYWING FW200 室内Flightで驚異の止まり…
https://youtu.be/5okH7UbgTDw

ラジコンヘリ GPS内蔵マイクロヘリ FLYWING FW200 安全性の確認Flight
https://youtu.be/hOXZznfhN0A

ラジコンヘリ FW200 究極の安全テスト 送信機OFFしてみると?
https://youtu.be/ZaVnID9vpug

RC Groups:K2-tokyoさんがFutabaで使用するための悪戦苦闘が掲載されています。落ちはエンドポイントですね。
https://www.rcgroups.com/forums/showthread.php?4031519-Flywing-FW200-GPS-Position-sensor
BetaFlightとまでは言いませんが、もう少しアプリに頑張ってもらいたいですね。そうすれば、エンドポイントの問題にもすぐに気が付きますよね。英語の切り替え情報は、このスレッドにありました。

13. 感想

手を離すと勝手にホバリングするので、気楽に飛ばすことができる点が良いです。スケールボディーが欲しいですね。

舵の反応が普通のヘリとは異なるので、操舵の練習ならManualモードの方が良いです。危なくなったらHoveringかSmart Acroに切り替えると止まるので安心です。

この大きさだと室内ではホバリング程度しかできないです。室内で楽しむなら、小型でプロペラガードのあるTiny Whoopの方が良いと思います。

制御ができなくなった時に制御なしのノーマルモードにできるようにして欲しいですね。具体的にはモードスイッチを2つに分け、1つは制御ON-OFF、もう一つはIdle UpのON-OFFにしてほしいです。そうすれば、Idle-Up無のManualモードができ、スロットルで回転を調整できるので、暴走した時にも安心かと思います。

3Dモードは舵の入りが非常に遅い気がします。ジャイロの保持力が強い気がします。なので、普通のヘリの練習にはならない気がします。

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ヘリやドローンのホバリングの操舵イメージ?

ヘリやアクロモードのドローンでホバリングする時の操舵(人力PID制御)の参考になるような気がする動画です。移動させたい方向に大きく舵を切ったら直ぐに戻して、止まりたいところの前で逆に少し舵を切るイメージですね。

Ball on plate PID controller : https://youtu.be/K-F_T59ZDPw
ボールの位置はタッチパネルで検出しているようです。ボールが重たいので重い機体のイメージですね。

Ball Balancing PID System : https://youtu.be/7Jw8m4pbTYI
こちらはカメラで検出でしょうか? 上の動画よりボールが軽そうで、こちらの方が操舵の参考になるかも知れない。

3DOF Ball on Plate with Closed Loop Stepper Motors : https://youtu.be/ASe9uZmp-y0

Ball on plate control : https://youtu.be/ngT3sF_eBrg

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T-REX450 Sportのテールピクツキ問題

 2010年秋から突然0.3~3回/フライト程度テールがぴくつく現象が出始めました。以前はテールベルトが緩んでいたことが原因でしたのですが、今回は緩んでいません。テールベルトやテールサーボを交換してもだめです。しばらく、墜落もしていませんでした。

 ジャイロの両面テープや配線も異常ありません。全コネクタを抜き差ししてみましたが、だめです。アンテナをアンプからかなり離してもNGです。ピクツキの方向は、大半が右回転ですが、左もあります。従って、電気系ですね。

 次に受信機を変えてみましたがだめでした。更にジャイロをEP CONCEPTから外したJR GT410Tにしたところ、5フライトで1回だけ左右にハンチングするようなピクツキが出ました。これが、元々出ていた原因によるものなのか、GT410Tによるものなのか不明です。

 もしGT410Tでもだめだとなると、残りはアンプと送信機です。しかし、GT410Tは元々ハンチング気味だったので、とても高価ですが評判が良いFutaba GY520を入手しました。

 ボタンとスティック操作で内部設定を変えるジャイロは、Logitec LTG-2100T、ALIGN GT750を使ってきましたが、GY520が最も設定しやすいです。但し、最初のリミット設定は、リンケージを外して置かないと、サーボを壊す危険があります。

 GY520で25フライト位しましたが、全く問題は出ません。GT750ジャイロが故障しているようです。解決に約3ヶ月も掛かりました。

 GT750は修理に出しました。戻るまで約2~3ヶ月かかりました。本当に直っているかは未確認です。TREXの方はGY520で快調ですので、GT750はEP CONCEPTに乗せてみようと思います。

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