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ThrustMaster T.16000M FCS Flight Pack + Microsoft Flight Simulator 2024

1. 前書き

2026年6月に、Microsoft Flight Simulator 2024の25%割引があったので、入手してみました。

ThrustMaster T.16000M FCS Flight Packの設定をするために、Flight Packのサポートページのゲームの設定にある「HOW TO CREATE A MAPPING CONTROL FOR THRUSTMASTER FLIGHT CONTROL DEVICES ON MICROSOFT FLIGHT SIMULATOR 2024」を見ました。

https://support.thrustmaster.com/ja/product/t-16000m-fcs-flight-pack-ja/#games settings
ここに「最初に最新ドライバーをインストールしろ」と書かれているのですが、これの手順が書かれていません。また、Firmwareの更新の要否が書かれていません。

次にFlight Packのサポートページのソフトウェアを見ました。

https://support.thrustmaster.com/ja/product/t-16000m-fcs-flight-pack-ja/#software
ここには「T.A.R.G.E.T - Software v3.0.25.603」しかありません。これにドライバーが含まれているのかが書いてありません。

Flight Packのサポートページの警告を辿ると機器別のドライバがあります。

https://support.thrustmaster.com/ja/product/t-16000m-fcs-flight-pack-ja/

TrustMasterのソフトの説明には、アプリケーションとドライバーとファームウェアと機器の関係が書かれてなく、履歴とインストール方法しか書かれていないので、Flight Packのようなセット物では、どれを適用すれば良いのかが分かりません。

また、インストールするとGuillemotのDFUドライバーの悪影響で他のSTM32機器のDFUモードが認識できなくなると思われるので、最新ドライバーに更新後、Guillemotのドライバーの削除とSTMicroelectronicsのドライバーへの切り替えが必要だと思われます。
そこで、試行錯誤した手順を紹介します。

結論

ThrustMasterのJoystickなどをPCにUSB接続し、Microsoft Flight Simulator 2024を起動すれば、自動的に使えるようになります。
以下の操作は不要です。

 


2. 手順

1) T.16000M FCS / Drivers - Package 2026_TFHT_1 + Firmware

名前から2026年のDriverとFirmwareが入っているように思えます。インストール手順が書かれていますが、それだけだとDriverのみが更新され、Firmwareは更新されないと思われます。しかし、説明にはFirmwareのバージョンやFirmwareの更新方法が書かれていません。
インストール手順はWebページのポップアップでしか表示されず、保存することができません。

  1. T.16000M FCSをPCから外します。

  2. "Drivers - Package 2026_TFHT_1 + Firmware"をダウンロードし、2026_TFHT_1.exeを実行すると、以前のドライバーのアンインストールをする画面になるので、アンインストールを進め、PCを再起動します。

260915fcs1 260915fcs2

  1. 再度2026_TFHT_1.exeを実行するとインストール画面になるので、インストールを進め、PCを再起動します。
    260915fcs3 260915fcs4 260915fcs5 260915fcs6 260915fcs7
    参考 : "C:\Program Files (x86)\Guillemot\DFU_ST"が作成されます。

  2. T.16000M FCSをUSB接続します。
    参考 : USB接続しただけでは、DFUモードになっていないので、GuillemotのDFUドライバーはインストールされません。

  3. [Start]-[Trustaster TM Flight Serise]-[Firmware Update]を実行し、バージョンが古ければアップデートします。私のはバージョンが同じでしたので、更新しませんでした。
    260915fcs8

  4. T.16000M FCSをPCから外します。

2) TWCS Throttle / Drivers - Package 2026_TFHT_1 + Firmware

ドライバーとファームウェアは、T.16000M FCSのサポートページにあるものと同じなので、インストールは不要です。

  1. TWCS ThrottleをPCにUSBで接続します。
  2. [Start]-[Trustaster TM Flight Serise]-[Firmware Update]を実行し、バージョンが古ければアップデートします。私のはバージョンが同じでしたので、更新しませんでした。
    260915thr1

3) TFRP T.Flight Rudder Pedals / Unified Drivers Package - 2018.FFD.2

ドライバーは更新されていないようなので、何もしませんでした。

4) Guillemot DFUの削除

この作業は、ThrustMaste以外のSTM32 Micro Controllerを使用した機器のファームウェアの更新をDFUモードでPCから行わないのであれば不要です。BetaFlight、RotorFlight、INAV、EdgeTX、EepressLRSなど他のSTM32を用いた製品のFirmwareを更新する場合は、GuillemotのDFUドライバーの削除が必要です。

ファームウェアの更新をしていないので、次のフォルダの削除のみ行いました。
"C:\Program Files (x86)\Guillemot\DFU_ST"

もしファームウェアの更新をした場合は、レジストリとドライバストアのアンインストールが必要です。

5) Microsoft Flight Simulatorの設定

  1. TrustMasterをUSB接続し、Microsoft Flight Simulatorを起動します。基本的なスイッチや舵の割当はプリセットされているので、これだけで飛行させることができます。未割り付けのスイッチ類も多いので、必要に応じて設定して下さい。

  2. 右下[開始]-右上[設定]-[コントロール]-左の設定するコントローラーの[設定]-[ハードウェア設定]で各舵のニュートラルとカーブを設定します。

T.16000M

  • JOYSTICK LAXIS X : Ail : 0,0,0
  • JOYSTICK LAXIS Y : Ele : -0.1,-0.1,0
  • JOYSTICK RAXIS Z : Rud : -.04,-0.4,0
  • JOYSTICK SLIDER X : Thr : 0,0,0

TWCS Throttle

  • JOYSTICK LAXIS X Joy : (Ail) : 0,0,0
  • JOYSTICK LAXIS Y Joy : (Ele) : 0,0,0
  • JOYSTICK LAXIS Z Thr : Thr : 0,0,0
  • JOYSTICK RAXIS X Pedal : Brake R : 0,0,0
  • JOYSTICK RAXIS Y Pedal : Brake L : 0,0,0
  • JOYSTICK RAXIS Z Paddle : Rud Trim : 0,0,0
  • JOYSTICK SLIDER X Daial : (???) : 0,0,0
  • JOYSTICK SLIDER Y / Pedal : Rud : -0.5,-0.5,-0.01
  • JOYSTICK LAXIS X : Ail : 0,0,0
  • JOYSTICK LAXIS Y : Ele : -0.15,-0.15,0
  • JOYSTICK LAXIS Z Thr : Thr : 0,0,0
  • JOYSTICK RAXIS X : (?) : 0,0,0
  • JOYSTICK RAXIS Y : Rud : -0.29,-0.29,-0.02

3. 静摩擦問題

カーブの設定をしていて気づいたのですが、この製品は不感帯と静摩擦が大きく、微小な操舵ができません。力を掛けないと動かない、動くと一気に大きく動くので、微小な操舵ができません。これは機構設計の問題です。なので、INTERLINKでは着陸ができるのですが、ThrustMaster T.16000M FCS Flight Packでは、着陸が難しいです。Expoを入れることで多少は改善しますが、不十分です。

4. VRモード

MSFS2024は正常なVRになる条件が狭いです。

  1. PCのVirtual Desktop Streamer で次の設定にする。
    OpenXR RUntime = VDXR
  2. Quest 3でVirtual Desktopを開き、SteamVRでは無くPCからMSFS2024を起動する。
  3. 飛行準備完了の画面になったら、Ctrl+Tabを押してVRモードに切り替える。

Virual DesktopやSteamLinkからSteamVRを経由してMSFS2024を起動するとVRになりません。
その状態からAirLinkに切り替えてMSFS2024を起動してもVRになりません。
WindowsとQuest 3を再起動してAirLinkでMSFS2024を起動し、飛行準備完了画面で何回かCtrl+Tabキーを押したら、やっとVRに切り替わりました。
この状態でSteamVRの現在のOpenXRランタイムがOculusと表示されました。
但し、この状態ではQuest 3から音が出ず、PCから音が出ます。

Virtual Desktop StreamerのOpenXR RuntimeはAutomaticになっています。ここはSteamVRとVDXRがあるのですが、MSFS2024はSteamVRとの相性が悪いのかも知れないと思い、VDXRに固定しました。

  • 参考記事

5. RivaTunerの設定

HWiNFO-センサー設定-カスタマイズ-単位 : ℃ -> °C

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