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2026年9月

Windows 11 Home 25H2 の Update で共有ファイルにアクセスできなくなった

1. 現象

Windows 11 Home 25H2 の Updateをしたところ、Explolerのアドレス欄に"\\サーバー名"を入力すると、次のエラーが出て共有フォルダにアクセスできなくなりました。
「ネットワークエラー \\サーバー名 にアクセスできません。名前のスペルを確認しても問題が無い場合は、ネットワークに問題がある可能性があります。ネットワークの問題を識別して解決するには、[診断]をクリックします。」と表示されます。

260930com

[診断]をクリックしても、適切な処置は示されず、解決できません。

全てのPCがエラーになるわけではなく、正常にアクセスできるPCもあります。私の場合、サーバーPCからクライアントPC方向は、正常です。

いつのUpdateが原因かは不明です。2025年12月は正常でしたので、2026年9月かそれ以前(2026年1月~9月)のUpdateが原因だと思います。

詳細

nbtstat -a サーバー名       → OK
nbtstat -c                      → OK(検索後)NetBIOS名前解決は正常
explorer \\IPアドレス\共有 → OK

ping サーバー名              → NG
nslookup サーバー名       → NG
net view \\サーバー名      → NG
net view \\サーバーIP      → OK
net use \\サーバー名\共有 → NG
net use \\サーバーIP\共有 → OK

SMBクライアントが通常の名前解決でサーバー名をIPアドレスに変換できていない

2. 環境

  1. サーバー側のPCの他のユーザーで、共有用のアカウントとパスワードを設定しています。
  2. サーバー側のPCの共有用のアカウントに、共有するフォルダのアクセス許可を与えています。
  3. サーバー側とクライアント側のPCで、ファイルとプリンタの共有をオンにしています。
  4. サーバー側とクライアント側のPCを、同じLANにプライベートで接続しています。
  5. サーバー側とクライアント側のPCで、パスワード保護共有をオンにしています。
  6. クライアント側のPCからサーバー側のPCにアクセスするときに、サーバー側の共有用アカウントとそのパスワードを使用して接続していました。その時、「資格情報を記憶する」にチェックを入れました。

3. 暫定対応

Explorerのアドレスバーに、"\\サーバーのIPアドレス"を入力することで、アクセスができました。

なお、一部共有フォルダの共有用アカウントに対するアクセス許可設定が外れていたので、再設定しました。

サーバー名でのアクセスは、Microsoftの対策を待ちたいと思います。

4. 駄目だったこと

  1. 共有アカウントのパスワードの再設定
  2. クライアントPCの資格情報の削除
  3. ルーターの再起動

5. AI/LLMの回答

Copilot、Claude、Gemini、ChatGPTに問い合わせてみましたが、適切な答えを得られませんでした。中には、レジストリの変更を回答してくるLLMもありましたが、多分的外れだと思ったので実施していません。AI/LLMは昔の情報で回答してくるので、最新のUpdateによる障害には対応できない場合が多いです。
AI/LLMの中には、C:\Windows\System32\drivers\etc\hosts ファイルにIPアドレスとサーバー名を書き込むことを回答してくるものがありましたが、各PCは、DHPCでアドレスを割当てているので試していません。

AI/LLMの回答例:未確認です。

C:\Windows\System32\drivers\etc\hosts に
192.168.1.10 SERVER
を書き加え、次のコマンドを実行する。
ipconfig /flushdns

次のコマンドで確認する。
ping SERVER

6. 参考

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FIDO/パスキーの種類、パスキーとパスコードの関係

パスキー・パスコード・PINの関係をChatGPTに聞いてみた結果です。3つの階層で整理してくれました。AI/LLMの回答ですので、間違っているかも知れません。

パスキー≠パスコード等(PIN/パスコード、指紋、顔)です。パスコード等は、パスキーの使用を許可するための認証に用います。

1. 端末 × パスキー保存先(第1階層)

「どの端末で、どこにパスキーを保存するか」です。

端末\保存先 Windows Hello Microsoft Password Manager (Edge) Google Password Manager iCloudキーチェーン 他社Password Manager(1Password等)
Windows PC ◎ ◎ ◎ △ ◎
Androidスマートフォン ― ○ ◎ ― ◎
iPhone ― ○ ◎ ◎ ◎
Mac ― ○/△ ◎ ◎ ◎

◎:その環境で非常に自然な組合せ
○:利用可能だが、環境・アプリ・バージョン等による
△:利用可能な場合はあるが、主要な利用形態ではない
―:基本的にその組合せではない

パスキー(秘密鍵)は端末に保存されます。クラウドや各サービスには保存されません。
Windows Hello以外は、各端末に保存されたパスキー(秘密鍵)を同期するための暗号化されたデータをクラウドに保存します。(Microsoft Password Managerは、EdgeにMicrosoftアカウントでサインインしない場合は、クラウドに保存しません。)

楽天証券では、Windows PCの場合、Windows Helloを使うように指定されています。なので、サービスにより使用できるパスキーに制限があることもあります。

2. 端末 × 認証方法(第2階層)

「どの端末で、何を使って本人確認するか」です。

端末\認証 PIN / パスコード 指紋 顔
Windows PC ◎ ◎ ◎
Androidスマートフォン ◎ ◎ ◎
iPhone ◎ ○ ◎
Mac ◎ ◎ ○

3. パスキー保存先 × 認証方法(第3階層)

「それぞれのパスキー保存先を、何でロック解除して使うのか」を示します。

保存先\認証 PIN / パスコード 指紋 顔
Windows Hello ◎ ◎ ◎
Microsoft Password Manager ◎ ◎ ◎
Google Password Manager ◎ ◎ ◎
iCloudキーチェーン ◎ ◎ ◎
他社Password Manager ◎ ◎ ◎

4. 3階層の関係

【第1階層】
端末
│
├─ Windows PC
├─ Android
├─ iPhone
└─ Mac
│
▼
【第2階層】
パスキー保存先
│
├─ Windows Hello
├─ Microsoft Password Manager
├─ Google Password Manager
├─ iCloudキーチェーン
└─ 他社Password Manager
│
▼
【第3階層】
User Verification
│
├─ PIN / パスコード
├─ 指紋
└─ 顔

5.「同期型 / デバイス型」の分類

複数端末で同期するかしないかの区分表です。

保存先 パスキーの種類 同期 端末交換
Windows Hello Device-bound × 再登録
Microsoft Password Manager Synced ○ 引き継ぎ可能
Google Password Manager Synced ○ 引き継ぎ可能
iCloudキーチェーン Synced ○ 引き継ぎ可能
1Password等 Synced ○ 引き継ぎ可能

Microsoft Password ManagerでSynced(同期、端末交換)を利用する場合は、EdgeにMicrosoftアカウントでサインインします。
Syncedは、各端末に保存されたパスキー(秘密鍵)を同期するための暗号化されたデータをクラウドに保存します。

 

7. パスキーで不正アクセスがあったらしい?

色々な会社のサーバー(クライド)から情報漏洩が発生しています。Syncedは、クラウドを使用して複数の端末を連動させるので、クラウドが攻撃を受ければ、不正アクセスされるということですね。

必ずクラウド連携するスマホを使用せず、外に持ち出さないデスクトップPCだけで、クラウドで連携しないWindows Helloを使用するのが最も安全です。でも、イオン銀行では使えませんけど。

スマホはSyncedに加えて外で盗まれる危険もあるため、デスクトップPC+Windows Helloよりは安全性が劣るでしょう。でも、イオン銀行では使わざるを得ません。イオン銀行は電話認証もするようですが、スマホの電話番号しか受け付けないので、スマホを盗まれれば意味が無いです。

スマートフォンは画面が小さいので、画面から不正を見破ることがパソコンより難しいです。Windowsユーザーは殆どDevice-boundのWindows Helloを使用することになると思いますが、スマホユーザーはSyncedしか選択肢がありません。

ハッカーからすれば、画面が小さくて詐欺を見抜きにくくAyncedしか使えないスマホユーザーは、おいしいターゲットかも知れません。しかも、スマートフォンのOSのサポート期間は、Windowsより短い2~5年です。

 

8. 複数端末を登録(Windows Hello)

楽天証券などは、1つの端末にパスキーを設定すると、パスワード認証が無効化されます。他の端末にパスキーを追加する場合は、パスキーが未登録の他の端末でパスキーのログインを行い、表示されるQRコードをパスキーが登録された端末で読み取ることで認証をします。なので、最初に登録する端末は、QRコードが読み取れるスマートフォンにすることが指定されています。また、Windows PCの場合は、Windows Helloを使用するように指定されています。(Windowsパスワードマネージャーは使わないように指定されています。)

SBI証券などは、1つの端末にパスキーを設定しても、パスワード認証は自動で無効化されません。なので、他の端末でパスワード認証でログインし、パスキーを設定することができます。全ての端末にパスキーを設定したら、手動でパスワード認証を無効化します。新しい端末を登録する時は、手動でパスワード認証を有効化し、新しい端末にパスワードでログインしてパスキーを設定するので、パスワードを忘れないようにしてください。

スマートフォンにパスキーを設定した場合は、Syncedで他のタブレットなどの端末にクラウド経由で同期します。なので、クラウドから情報が洩れると、パスキーを突破されます。なので、クラウドのアカウント(AppleやGoogle)は、多重認証など設定し、セキュリティに注意してください。

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Micorosoftアカウントを作成するときのメールアドレスの注意

1. Micorosoftアカウントを作成するときのメールアドレスの注意

Windowsのセットアップをする時や、Microsoftの製品やサービスを登録する時に、Microsoftアカウントへのサインインが必要になります。
この時に既存のMicorosoftアカウントではなく、新たにMicrosoftアカウントを作る場合があります。
この時に使用するメールアドレスは、必ず今後削除されることが無い個人のメールアドレスを使用してください。

もし、インターネットプロバイダのメールアドレスや学校・会社のメールアドレスを使用してしまうと、プロバイダの解約・卒業・退職でメールアドレスが使えなくなった時に、Microsoftアカウントにサインインする時の認証ができなくなる可能性があります。

同様にSMS認証用の電話番号も、今後変更することが無い電話番号を使用してください。

もし、メールアドレスや電話番号が使えなくなる時は、使えなくなる前にMicrosoftアカウントのメールアドレスや電話番号を変更してください。

2. Microsoftアカウントとメールアドレスの関係

  1. 新たにMicrosoftアカウントを作成する時のメールアドレスは、同時にoutlookドメインのメールアドレスを取得する方法と、既存のhotmail、live、msn、outlookドメイン以外のメールアドレス(gmailなど)を使う方法がある。
  2. 新たにoutlookドメインのメールアドレスを作成した場合は、同時にoutlookのメールBOXが作成される。
  3. 既存のhotmail、live、msn、outlookドメイン以外のメールアドレス(gmailなど)を使う場合は、メールBOXは作成されない。
  4. Microsoftアカウントを作成した時のメールアドレスが、プライマリエイリアスアドレスになる。これを変更することはできる。

  5. hotmail、live、msn、outlookドメイン以外のメールアドレスをセカンダリエイリアスアドレスとして追加できる。
  6. セカンダリエイリアスの内1つを、プライマリエイリアスに変更することができる。この時、変更前のプライマリアドレスは、セカンダリエイリアスアドレスになる。
  7. Microsoftアカウントに表示されるメールアドレスは、プライマリエイリアスアドレスである。
  8. Microsoftアカウントへのサインインは、プライマリエイリアスアドレス、セカンダリエイリアスアドレスのどれでも可能である。

  9. Microsoftアカウントの作成を同時に取得したoutlookドメインのメールアドレスで行い、その後プライマリエイリアスアドレスを別のメールアドレスに変更し、outlookドメインのメールアドレスを削除すると、outlookのメールは使用できなくなるが、Microsoftアカウントは残る。そのMicrosoftアカウントに、別のoutlook等のMicrosoftのメールアドレスを追加することはできない。

3. 複数のMicrosoftアカウント

Microsoftアカウントを沢山作ると混乱するので、あまり沢山作らない方が良いと思います。私は、複数のPCを同じ1つのMicrosoftアカウントで使用しています。
個人用と仕事用で情報の混入を避ける場合などは、Microsoftアカウントを分けます。
Windowsをローカルアカウントで使用する、Edgeをサインインしないで使用する、OneDriveをアンインストールする、などで情報の混入を避けます。

4. 関連情報

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技適付ExpressLRS受信機 RadioMaster ER8 PWM の設定

1. 前置き

RadioMaster NEXUS-XRに続きER8の技適が取得されたので、購入してみました。外国から3年遅れで、日本でも使用できるようになりました。

NEXUS-XRとの比較は、次の記事を見てください。

ER8だけでも電圧のモニターができますが、ERS Series SensorもAliexpressで発注しました。しかし、1ヶ月経っても着荷せず、返金処理待ちです。

  • ERS-GPS – Precision GPS Sensor for compatible ExpressLRS PWM receivers
  • ERS-CU1 - Real-Time Current Sensor for compatible ExpressLRS PWM Receivers
  • ERS-RB1 - Brushless Tachometer for Compatible ExpressLRS PWM Receivers
  • RadioMaster ExpressLRS USB UART Flasher V2 - Upgrade your ELRS firmware with ease using our simple and effective tool.
    センサー等のFirmware更新に使用します。技適が無いER6などはWiFiが認可されていないので、このI/Fを使い有線でF/Wの更新や設定をします。

余談 : これらのセンサーのI/Fは、ERS Series専用のCRFSなので、一般的なFCには使用できません。INAVの要望に上がっていましたが、進展が無いので非採用のようです。

2. PWM Receiverに接続したServoとFCに接続したServoの違い

ExpressLRS(ELRS)では、受信機(RX)に付けたサーボと、フライトコントローラー(FC)に付けたサーボで、次のような動作の違いがあります。(Ver.4の場合)

Item ER8 (PWM Receiver) NEXUS-XR (FC+RX)
Disarmed Throttleも含む全チャンネルのサーボが動きます MotorへのPWM信号が出ません
Model Match On時の異なるModel ID サーボが動きます サーボが動きません
高解像度CH数 : 2エルロンサーボの割当例[*] 送信機の2CH分に割当てます。なので、Ail x2、Ele、Thr、Rudの5CHの高解像度CHが必要です。この為、Switch Modeを8ch(10bit,1.23us/bit,8CH)にします。 送信機側は1CHのみ使用し、FC側の出力で2サーボに同じ送信機CHを割当てます。なので、Ail、Ele、Thr、Rudの4CHの高解像度でOKです。この為、Switch ModeにWide(10bit,1us/bit,4CH)が使えます。
CH5 Arm 初期値ではCH5のPWM出力にサーボを使えないので、最大サーボ数は7になります。8個使う場合は、ArmにCH14を使用します。 サーボ出力にCH5を割当てなければ良いだけなので、初期値のCH5 Armでも最大サーボ数は減りません

[*] ヘリコプターのピッチもThrottle StickでCorreciveとThrottleの2CHを動かすので、同様です。

3. 初期値と設定の変更

値の右に「*」がある値が変更箇所です。「*」が無いものは、初期値のままです。

1) 取扱説明書

製品に取扱説明書は付属していません。取扱説明書はネットにあります。

ExpressLRSを知っている人向けのManualです。知らない人は、このManualだけで使うことはできないと思います。なので、以下操作手順も含めて記載します。

2) 設定画面の表示

  1. Wi-Fi接続できるパソコンを起動します。
  2. 送信機の電源を入れない状態で、ER8に電源を接続します。電源の接続方法は、普通の受信機と同じです。ESCのBEC等から給電してください。黄緑青赤にLEDが点灯した後、橙のLEDの2回点滅が60秒続きます。この状態がExpressLRSの送信機の電波の受信待ちの状態です。その後、緑色が少し変化するのLED点灯に変わり、Wi-Fiアクセスポイントになります。
  3. Windows PCのタスクトレイのネットワークアイコンをクリックし、Wi-Fiアイコンの右の[>]をクリックし、アクセスポイントのリストの[ExpressLRS RX]をクリックし、自動的に接続するにチェックを入れないで、[接続]をクリックします。
  4. パスワードに expresslrs と入力します。
  5. インターネットブラウザを起動してください。
  6. 暫く待ってもExpressLRSの設定ページが表示されない時は、URL欄に http://10.0.0.1/ と入力して下さい。
    もし、インターネット側に切り替わってしまったら、[ExpressLRS RX]に再接続してください。

3) 初期設定値

ブラウザで次の設定などを確認し、必要があれば変更します。

  • RadioMaster ER8 2.4GHz Diversity+8xPWM RX // ER8 の Hardware Target 名です。
  • Firmware Rev. 3.3.1 (e051b8) ISM2G4 // 工場出荷時のバージョンです。ISM2G4は、FCC版です。

OPTIONS

  • Binding Phrase : 空欄(灰色でBinding Phrase表示) // BindにBinding Phraseを利用する場合は、設定してください。
  • Not set The default binding UID from the device address will be used : 0,1,2,3,4,5 // 自動表示されたままでOKです。
  • WiFi"auto on" interval (s) : 60 // 技適が無い受信機は、0にしてWi-Fi電波を出さないようにします。
  • UART baud : 420000
  • Lock on first connection : On
  • Use as AirPort Serial device : Off

WiFi

このタブは変更不要です。

  • Set new Home network
  • WiFi SSID : 空欄(灰色でSSID表示)
  • WiFi password : 空欄

MODEL

Output Mode Input Invert? 750us? Failsafe
1 50Hz ch1 off off 1500
2 50Hz ch2 off off 1500
3 50Hz ch3 off off 988
4 50Hz ch4 off off 1500
5 50Hz ch5(AUX1) off off 1500
6 50Hz ch6(AUX2) off off 1500
7 50Hz ch7(AUX3) off off 1500
8 50Hz ch8(AUX4) off off 1500
  • Serial Protocol : CRSF
  • Enable Model Match : off // FCを使わずに受信機だけならこの設定に関係なく接続できますが、私はOnです。
  • Model ID : 空欄 // FCを使わずに受信機だけならここの値に関係なく接続できますが、私は受信機固有の番号を付けています。
  • Force telemetry OFF on this receiver : off // 技適が無い受信機はOnにして、Telemetry電波を出さないようにします。

UPDATE

受信機のFirmwareをアップデートするときに使います。

  • ファイルの選択 : ファイルが選択されていません

4) FirmwareのUpdate

送信機と受信機のFirmwareの左端の数字(メジャーバージョン)が同じである必要があります。例えば、送信機がVer. 4.1.0の場合は、初期値の3.3.1では接続できませんので、Ver. 4.1.0にUpdateします。

  1. PCをインターネットに接続し、次のサイトで[Run Web Flasher]-[Receiver]をクリックします。

  2. 次のように選び、[NEXT]をクリックします。

  • Firmware Version : 4.1.0 // 最新の安定板が表示されています。
  • Hardware Vender : RadioMaster *
  • Radio Frequency : 2.4GHz Receiver *
  • Hardware Target : RadioMaster ER8 2.4GHz Diversity+8xPWM RX *
  1. Receiver Optionsに次のように選び、[Next]-[Download]-[名前を付けて保存]で保存するフォルダを選択し、Firmwareを[保存]します。
  • UID : xx,x,xxx,x,xxx,xx : Binding Phraseを使用する場合は、自分で決めたバインド用の文字列を入力します。
  • Region : FCC // 送信機に合わせます。
  • WiFi SSID : 空欄(灰色でWiFi SSID表示)
  • WiFi Password : 空欄(灰色でWiFi Password表示)
  • Flashing Method : Local Download * // これ以外のUpdate方法もありますが、本記事ではこの方法を説明します。
  • WiFi "auto on" interval : 60 seconds
  • Flash RX as TX : Off
  • UART Baud rate : 420000
  • Lock on first connection : On
  1. 2)の設定画面の表示の手順で、受信機の設定画面をブラウザで開きます。

  2. UPDATEタブでダウンロードしたFirmwareのファイルを選択し、[開く]-[UPDATE]。Update Succeededと表示されるので[OK]。

  3. WiFiが切れるのでReceiverのWiFiに再接続します。

OPTIONS

  • Binding Phrase : 先に入力したBinding Phraseを変更する場合は、新しいBinding Phraseを入力し[SAVE]します。変更しない場合は、そのままです。

MODEL

Model Match/Model IDを使用する場合は、設定を変更し[SAVE]します。

  • Enable Model Match : Off -> On * // FCを使わずに受信機だけならこの設定に関係なく接続できますので、どちらでも良いです。
  • Receiver ID (0-63) : 255 -> 他の受信機と異なる番号を入力します。// FCを使わずに受信機だけならここの値に関係なく接続できますが、受信機固有の番号を付けても良いです。

5) EdgeTXの設定

RadioMaster TX16S Mark II 4IN1 の外部TX Module Bayに、BETAFPV Nano TX V2 Module ELRS 2.4G を付けた場合の操作を示します。

Model Settings

  1. [MDL]を長押しして、ER8を使うモデルを選びます。
  2. EdgeTXとTX Module間の通信設定
    [Model Settings]で、[Internal RF]をOFFにし、[External RF]を次のように設定します。

ER8はArmingの影響を受けません。一方、TX Moduleは、Dymamic PowerをDynにしている時、DisarmedでTX Powerを最小にします。なので、Disarmedの時に飛行させないようにする必要があります。
CH5を機体側で使用する場合は、CH5の出力値でTX ModuleがDisarmedしないように、Packet RateとSwitch Modeを8ch/12ch Full Resにし、Arm using Switchにして、CH5をArmingに使用しないようにします(CH14:disarmed 1000us, armed 2000us)。
そして、Armingに割当てたSwitchでThrottle Cutする設定をして、Disarmedの時に飛行させない設定にします。

  • Channel Range : CH1, CH16
    ID is unique
  • Receiver : 0 -> xx * // 接続する受信機に設定したModel IDの番号を設定することをお勧めします。
  1. 起動時にスイッチがDisarmedになっているかの確認設定
    [Model Settings]-[Pre-start Checks]-[SF↓]

  2. Disarmed時にThrottle Cutする設定
    [Model Settings]-[Mixes]-[CH3]-[Insert after]

  • Name : Cut
  • Src: MAX
  • Weight: -100
  • Switch: SF↓ ← Arm=Disarmed の位置
    [歯車アイコン]
  • Multiplex : Replace

参考 : ER8のManualのArmingに関する記述の抜粋です。
ExpressLRS Arming requirements and the use of Channel 5.
The ER4 receiver has 4 channels and does not require any channel outputs to be re-mapped
however it is still recommended to assign Channel 5 on your radio to a switch
such as your throttle cut switch so the RF module in your radio can be armed and disarmed which will provide benefits such as dynamic power.
Please visit https://www.expresslrs.org/ to learn more on the importance of setting up arming.

  1. Armed/Disarmed時の発音の設定
    [Model Settings]-[Special Functions]+[+]
    [SF1]
  • Trigger : SF↑
  • Function : Play Track
  • Value : armed
  • Enable : On
    [SF2]
  • Trigger : SF↓
  • Function : Play Track
  • Value : disarm
  • Enable : On

6) ExpressLRS Lua Script の設定

[SYS]-[TOOLS]-[ExpressLRS]でelrs.luaが起動します。

[BETAFPV 2G4Nano] BETAFPV Nano TX V2 Module ELRS 2.4GHz の例です。

  • Packet Rate : 250Hz(-108dBm) -> 100Hz Full(-112dBm) or 333Hz Full(-105dBm) // 333Hz Fullだと250Hzより3dBm感度が落ちます。

100Hzではパケットレートが遅いけど、日本ではTX Powerを上げられないから333Hzは距離が心配と感じるなら、8bitの150Hz(-112dbm)、250Hz(-108dBm) Wideを使用し、CH5のPWMを使用せず、CH5をArmingに割当てる案もあります。但し、CH1~4は8bit 256-pos、CH6~8は6bit 64-pos 8 Packetの解像度になります。なので、CH6~8をエルロンやピッチなどのスティック操舵には使えません。

  • Telem Ratio : Std (1:64) -> 1:32(173/714bps) or 1:16 (381/1546bps) * // 100HzだとTelemetryが遅いです。
  • Switch Mode : Wide -> 8ch
  • Link Mode : Normal
  • Model Match : Off -> On * (ID: xx) // 異なるIDの受信機に接続したFCに接続しないようにする。()内は、現在選択&BIND中のモデルのID

>TX Power (50mW) -> (25mW)

  • Max Power : 50mW -> 25mW * // 日本では25mW以下です。
  • Dynamic : off // 初期値はoffです。25mWならDynでもOffでも変わりません。
  • Fan Thresh : 250mW // ファンを回す電力を指定するだけで、この出力が発信されるわけではありません。

>VTX Administrator

  • Band/Enable : Disable

[Send VTx]
>WiFi Connectivity
>Backpack

  • Backpack : On
  • DVR Rec : Off
  • DVR Srt Dly : 0s
  • DVR Stp Dly : 0s
  • HT Enable : Off
  • HT Start Channel : EdgeTX
  • Telemetry : Off
  • Version : ver.unknown

ここでバインドしてください。Binding Phraseを使用している場合は、これで受信機の電源を入れれば、バインドします。Binding Phraseを使用していない場合は、次のURLの方法に従ってください。バインドすると受信機の青赤LEDが点灯します。

>Other Devices
[RM ER8] : ↓↓↓ここからER8の設定です。↓↓↓

  • Protocol : CRSF
  • Protocol2 : Off
  • SBUS failsafe : No Pulses
  • Ant. Mode : Diversity
  • Tlm Power : 100mW -> 10mW or 25mW * // 初期値100mWですが、日本では25mW以下だと思われます。余談 : NEXUS-XRは、2x 10mWです。
    • 送信機を25mWにし受信機を10mWにすると、距離が離れた場合に先にEdgeTXが"Telemetry Lost"を発声するので、まだ送信機の電波が十分な時点で回避行動を取ることができます。
    • 受信機を25mWにすると、"Telemetry Lost"が発声された時点では手遅れの可能性があるので、Mariator-pro / elrs-link-sentinel を入れておくと良いでしょう。

>Team Race

  • Channel : AUX7
  • Posistion : Disabled

>Output Mapping

  • Output Ch : 5
  • Input Ch : 5
  • Output Mode : 50Hz
  • Invert : Off
  • Bind Storage : Persistent
  • Model Id : Off -> xx * // 異なるIDの受信機に接続しないようにする。受信機毎に重複しない異なる番号を設定。
  • 4.1.0 ISM2G4 : a9d4a9

7) 電圧センサーの校正

送信機から[Model Settings]-[Telemetry]-[BxBt]-[Edit]。

  • Precision : 0.0
  • Ratio : 空欄 // 大きく電圧が異なる場合は、これも調整します。
  • Offset : 0.0 -> x.x // これを調整します。

8) 設定の参考情報

4. ERS Seriese Sensor

1) 送信機に設定用Luaを入れる

  1. 次のLuaをダウンロードし、展開したものを SD:/SCRIPTS/TOOLS/ に入れます。
  1. [SYS]-[Apps]-[RM Sensor Configurator]でLuaを起動します。

2) ERS-GPS – Precision GPS Sensor for compatible ExpressLRS PWM receivers

測位精度重視のMode 1と瞬間速度重視のMode 2があります。Mode 2の更新速度は10Hzです。GPS本体のSWを1秒押してModeを切替えます。Mode 1が赤でMode 2が青です。

3) ERS-CU01 - Real-Time Current Sensor for compatible ExpressLRS PWM Receivers

  1. [SYS]-[Apps]-[RM Sensor Configurator]-[Current Sensor]-[SET CAPACITY]でBattry容量をmAh単位で入力します。
  2. 配線
    ESCとBatteryの+側に入れるようです。赤がBattery側で、黄色がESC側のようです。

4) ERS-RB01 - Brushless Tachometer for Compatible ExpressLRS PWM Receivers

  1. [SYS]-[Apps]-[RM Sensor Configurator]-[Rpm Sensor]-[Mot0 poles]でMagnetの極数を入力します。

5) SensorのFirmwareの更新

  1. ExpressLRS USB UART Flasher V2 のスイッチを5Vにします。

  2. 更新するSensorのCRSF端子のInput側とExpressLRS USB UART Flasher V2のCRFS端子を接続します。

  3. Sensorのボタンを押した状態で、ExpressLRS USB UART Flasher V2をインターネット接続したパソコンに接続します。すると、Sensor基板のLEDが2回点滅になったら、ボタンを離します。これでブートローダーモードになります。

  4. 次のサイトの下の方の[Web UI]をクリックし、[Connect]でCOMポートを選択し[Connect]。
    https://radiomasterrc.com/pages/firmware-updates

  5. [Firmware Update]でDevice Typeで[Sensor]を選択し、[Load firmware from the server]でFirmwareがダウンロードされます。

  6. 下にFile Selected:ファイル名が表示されるので、[Start Firmware Update]-[Confirm Update]-[OK]。

5. 一般のGPS ModuleをER8に接続

ER8のCRSF端子に一般のGPS Moduleを接続することができます。u-bloxのM10 GPSモジュールを用いた、BZGNSS BZ-181で動作しました。yaapu/HorusMappingWidget も使えます。

1) GPSの仕様と設定

  • Protocol : NMEA
  • Baud Rate : 115200 bps

BZ-181のProtocolは、UBX/NMEA両方出力で、初期値のBaud Rateが115200 bpsでしたので、そのまま使用できました。

確認方法

  1. USB-Serial変換アダプター経由でGPSをPCに接続します。(CH340を使用したUSB-TTLアダプタが使用できます。)
  2. u-center2をPCにインストールし実行します。
  3. [+]アイコンをクリックし、USB-Serial変換アダプターのポートを選択します。
  4. 接続されるとBaud Rateが表示されます。115200であればOKです。
  5. 左のViewの追加で、Mesage viewを表示し、NMEAを展開して、$GGA, $RMC, $GSA、などの値が表示されれば、OKです。UBXが表示されていても問題ありません。ExpressLRSはUBXを無視するようです。

余談

  • u-blox M10を使用したGPSはu-center2を使用します。u-centor2を使用するには、無料のu-blox accountの取得が必要です。アカウントの登録にパスキーの設定が必要です。
  • BZ-181の仕様表のProtocolはUBXのみですが、私が購入した物はNMEAも出力していました。

2) ER8の設定

ER8をWiFiでPCに接続し、次のように設定します。
Serial 1 Protocol : CRSF -> GPS *    // 選択肢 : CRFS, SBUS, SUMD, DJI RS Pro, HoTT Telemetry, MAVLINK, DisplayPort, GPS, AirPort

3) ER8とGPSの接続

ER8のCRSF端子にGPSを接続します。RX-TX、TX-RXのクロス結線をします。

余談

  • ER8のPWMをUARTに変更するとSerial 2になります。Serial 2にはFCやGPSを接続することができないようです。Serial 2は、MAVLinkパススルー、VTXのSmartAudio、Hott、SBUS、WiFi/BluetoothのAirportには使用できるかも知れません(未確認です)。

6. 技適情報

樹脂製のFCC、CEラベルには技適マークが印刷されていません。
紙製の技適マークが反対面に貼ってあります。
よって、技適付と表示していない店から買うのは避けたほうが良いでしょう。

7. 関連情報

  • RadioMaster NEXUS-XR & BETAFPV Nano TX V2 Module ELRS Bind テスト:当ブログ:2026/04/08
    https://bigarrow.tea-nifty.com/blog/2026/04/post-5f18cb.html

  • How to setup SBUS or CRSF on your PWM ELRS Receiver (there are two ways!) : Painless360 : 2024/02/11
    https://www.youtube.com/watch?v=REdKNOwgNN8
    ニーズは無いと思いますが、CRSF端子をSBUSにする方法です。

  • 技適はなぜ生まれたのか――電波をめぐる120年の歴史と現状 : FabScene : 2026/09/04
    https://www.youtube.com/watch?v=renoMNkheIY
    低価格な最新技術を使えないことが、日本人の能力を制限します。その結果日本人のエンジニアが減ります。AIでエンジニアの需要は減ります。一方、直接労働者は人で不足なので、社会全体としてバランスが取れます。規制の緩い海外が新ビジネスを生み出し、規制の厳しい日本がそのビジネスで働くことでバランスが取れます。amazonもUberも配達員がいないと成立しません。配達員は重要な仕事です。頭脳労働は、ストレスが高く幸福度が低い場合もあります。なので、日本では管理職になりたくない人が多い。そういうバランスを取る意味では、規制が役立っているのかも知れません。ExpressLRSは規制で日本では自由に開発できませんから、開発コアメンバーに日本人はいないようです。RCクラブの目視外飛行許可免除が認可されなかったので、比較的新技術に明るい若年層が多いFPVドローンの飛行環境が改善しないことも要因でしょう。

  • 余ったジャイロが化ける!NEXUS XをESCテレメトリーの中継器にする方法(Rotorflight 2.3設定): Takao Air H" : 2026/09/23
    https://www.youtube.com/watch?v=OBJ4hjfu_vI
    ER8にNEXUS-Xを介してT-MOTOR AM116AのESC Telemetry(BLHeli32)を接続する動画です。

  • Radiomaster ER6 and ELRS: 12s++ Volts, Current, and mAH telemetry on EdgeTX : RCVideoReviews : 2024/03/07
    https://youtube.com/shorts/FErrGTHAC3o?si=5R-yfdr-oZksBgPh
    Scorpion Tribunus II 12-130A ESC Jeti Exbus : 詳細不明です。

  • rclightsystems ESC Telemetry Converter
    https://www.rclightsystems.com/product-page/esc-telemetry-converter

  • RadioMaster ers-series-sensor : RadioMaster
    https://radiomasterrc.com/collections/ers-series-sensor

  • Just out: Radiomaster ELRS Plug in Sensors: Get extra telemetry data without a soldering iron! : Painless360 : 2026/01/28
    https://www.youtube.com/watch?v=o-wr8sc1Xps

Shop

ER4, ER5A/C の注意点

  • WATCH BEFORE YOU BUY: PWM issue on certain ELRS receivers and some digital servos. : RC Video Reviews : 2023/08/08
    https://www.youtube.com/watch?v=C5ZSZxNzcJc
    MCU(ESP8285, ESP32)のGPIO1ポートの初期値が不定で、Serial Portになった時にDigital ServoがPrograming modeに入り、PortのInitializeが終わってFirmwareがTimerを使用したPWM出力に設定されても、Servoが応答しない、ということなのかも知れません。FirmwareのInitalize処理が終わる前の事なので、Firmwareでは対策ができないですね。ER8は対象外だそうです。ER4は影響があるそうです。対策はそのCHを使用しないことだそうです。Initializeが終わるまで、HardwareでPWM出力端子を切断するのが正しい処理だと思うのですが、メーカーは直さないんでしょうかね? 離陸時に各舵の動作確認が重要です。RadioMaster ER4の2024/07/05のManualには、このことが書かれてません。ER4 Userの人は、RadioMasterに問い合わせたほうが良いでしょう。なお、ER4は技適が無いのでWiFiとTelemetryはOffに設定します。なので、設定にはExpressLRS USB UART Flasher V2が必要です。

ER4、ER5A/C、ER6,RP3-H他、殆どのExpressLRS受信機は、技適を取得していません。技適が無い受信機は、WiFiとTelemetryとBluetoothを無効にする必要があります。WiFiとTelemetryの初期値は有効になっているので、PCに有線接続して無効化する必要があります。この事を商品説明に記載していない日本の店は、無責任だなあと思います。商品説明に「Telemetry出力100mW」(日本では技適があってもこの設定はできない)と書いてある店もあり、無神経だなあと思います。

8. ESC Telemetry

ESC Telemetryを使用すれば、ERS Series Sensorを使わないのですっきりしそうです。そこで、Geminiに聞いてみたところ、次のものを紹介してくれました。使えるかどうかは、不明です。

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第22回全日本学生室内飛行ロボットコンテスト

2026年9月19日~20日に「第22回全日本学生室内飛行ロボットコンテスト」という、屋内航空機の競技が開催されたそうです。

ラジコン航空機大会では無いです。今回から始まった完全自動部門は興味深いです。総合部門では、バイコプターなどの独創的な機体や、自作フライトコントローラーの機体など、創意工夫を競う大会ですね。自作の割合により、クラス分けすると良いと思います。

重心が合っていないなど基本がだめで離陸すらできないい機体もあったので、総合部門は参加審査基準を上げても良い気がします。F3Pに似た機体は、場違いでしたね。操縦技術より、機体システムの創意工夫を競う大会でしょう。

大学の工学部や高専だと制御工学を学んでいると思うので、PID Autotuningを行っている可能性がありますね。どのようにしているのかが気になります。開発にGitHubなどを利用しているのでしょうか? 自動飛行部門は、ArduPilotなどのGPS利用のOpenSourceは使えないと思うので、難易度が高そうです。

屋内だと風の影響が少ないので、PID Autotuneはやりやすい気がします。でも、趣味でラジコンをしているアマチュアと異なり、大学だとMATLAB Simulinkが使えると思われるので、モデルベースでシミュレーションしてPID設定しているかもしれませんね。

6年前の雑誌に車の画像認識の記事は出てましたが、航空機だと難易度が高そうです。6年前なので、今だとAIなどもあり技術が進んでいるのかも知れません。でもSTM32などのマイコンでAI処理するのは能力不足なので、映像を地上局に送り、PCで画像をAI処理して、PCから操縦信号を送ることもできるのかも知れません。そうするとPCの計算パワーが使えるし、プログラミング言語の選択肢も増えるので自動化しやすいのかも知れません。屋内のドローンショーは、光学や無線マーカーによる測位をしているみたいですね。

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Microsoft Flight Simulator 2024 + Quest 3 のVR

1. 動作一覧

SteamのMicrosoft Flight Simulator 2024(MSFS2024)をQuest 3でVR表示する場合、色々な方法が考えられますが、VRにならない、音声がQuest 3から出ない、等の症状になるものがありました。その組み合わせを整理してみました。PCやQuest 3の状態によっては、この表の現象にならなず、Quest LinkやSteamVRでも正常動作する場合もあるようです。なので、特定環境とバージョンでの事例と捉えてください。

  • Virtual Desktopのみ正常です。OpenXR RuntimeにVDXRを使用します。Virtual Desktopは、キーボードや手のパススルー表示ができるので、操作がしやすいです。
  • SteamLinkは最も起動が楽なのですが、MSFS2024とSteamVRの相性が悪いようです。
  • Quest Linkは、PCとHMDの音声が自動で切り替わりません。

動作一覧表

No. 経路 Runtime 転送手段 VR 音声 安定性
1 VD+VDXR VDXR Virtual Desktop ✅ ✅ ◎
2 VD→SteamVR+VDXR VDXR Virtual Desktop ✅ ✅ ○
3 VD→SteamVR+SteamVR SteamVR Virtual Desktop ❌(PC黒) ✅ ✗
4 SteamLink+SteamVR SteamVR SteamLink ⚠️❌(操作要,異常終了) ✅ ✗
*5 SteamLink+VDXR VDXR SteamLink ⚠️(操作要) ✅ △
*6 SteamLink+Oculus Oculus SteamLink ⚠️(操作要) ✅ △
7 Quest Link+Oculus Oculus AirLink ✅ ❌(HMD音無し) △
*8 Quest Link+VDXR VDXR AirLink ❌(黒画面) ❌(PC音消えず) ✗

*付の数字は、メーカ非推奨の組合せです。

環境

  • GPU : NVIDIA GeForce RTX-5080 (16GB), Driver 596.49, NVIDIAアプリは未使用
  • CPU : Intel Core i9-12900 (2.4GHz)
  • RAM : DDR5 32GB 4800MT/sec
  • USB AUDIO Driver (for PC Speaker) : Microsoft 10.0.26100.8521 2026/05/16
  • Windows 11 Home : 25H2 26200.8655
  • Virtual Desktop Streamer : 1.34.18
  • SteamVR : 2.16.7
  • Meta Horizon Link : 85.0.0.306.552
  • Quest 3 : v2.5.1034 2026/06/22

設定

MSFS2024の画質関係の設定は、初期値のままです。画質はハイエンドでした。この上にウルトラがあるので、最高画質では無いです。

2. VRの動作詳細

各ソフト + OpenXR Runtime の動作詳細

  1. Vertual Desktop + VDXR

    1. 手順 : HDMのVirtual DesktopからPC上のMSFS2024を起動。
    2. 経路 : MSFS2024 --- OpenXR Runtime VDXR --- Virtual Desktop Streamer --WiFi-- Vitual Desktop --- Quest 3
    3. 結果 : OK:VRになる。Quest 3から音が出る。
  2. Vertual Desktop->SteamVR + VDXR

    1. 手順 : HDMのVirtual DesktopからSteamVRを起動して、SteamVRからMSFS2024を起動。
    2. 経路 : MSFS2024 --- OpenXR Runtime VDXR --- SteamVR --- Virtual Desktop Streamer --WiFi-- Vitual Desktop --- Quest 3
    3. 結果 : OK:VRになる。Quest 3から音が出る。
  3. Virtual Desktop->SteamVR + SteamVR

    1. 手順 : HDMのVirtual DesktopからSteamVRを起動して、SteamVRからMSFS2024を起動。
    2. 経路 : MSFS2024 --- OpenXR Runtime SteamVR --- Virtual Desktop Streamer --WiFi-- Vitual Desktop --- Quest 3
    3. 結果 : NG:表示範囲が狭いVRになる。VRが表示されずPC画面が黒い場合もある。
      • MSFS2024がハングアップする。
      • Quest 3から音が出る。
      • 処理が重く不安定。
  4. SteamLink + SteamVR

    1. 手順 : HDMのSteamLinkを起動すると表示されるSteamVRからMSFS2024を起動。
    2. 経路 : MSFS2024 --- OpenXR Runtime SteamVR --- SteamVR(PC) --WiFi-- SteamLink + SteamVR(HDM) --- Quest 3
    3. 結果 : NG:VRにならず黒画面なる。

これは動いても良さそうなのですが? GeForceのドライバーとの相性でしょうか?

  1. SteamLink + VDXR

    1. 手順 : HDMのSteamLinkを起動すると表示されるSteamVRからMSFS2024を起動。
    2. 経路 : MSFS2024 --- OpenXR Runtime SteamVR --- SteamVR(PC) --WiFi-- SteamLink + SteamVR(HDM) --- Quest 3
    3. 結果 : OK?:Ctrl+TabでVRになるが、SteamVRの画面が出る。SteamVRのメニューバーのMSFS2024アイコンを選択し[ゲームに戻る]でSteamVRの画面が消える。Quest 3から音が出る。
  2. SteamLink + Oculus

    1. 手順 : HDMのSteamLinkを起動すると表示されるSteamVRからMSFS2024を起動。
    2. 経路 : MSFS2024 --- OpenXR Runtime Oculus --- SteamVR(PC) --WiFi-- SteamLink --- SteamVR(HDM) --- Quest 3
    3. 結果 : OK?:Ctrl+TabでVRになるが、SteamVRの画面が出る。SteamVRのメニューバーのMSFS2024アイコンを選択し[ゲームに戻る]でSteamVRの画面が消える。Quest 3から音が出る。
  3. Meta Quest Link + Oculus

    1. 手順 : HDMのQuest Linkを起動し、PCからMSFS2024を起動。
    2. 経路 : MSFS2024 --- OpenXR Runtime Oculus(=Meta Horizon Link) --- Meta Horizon Link --WiFi-- Meta Quest Link + AirLink --- Quest 3
    3. 結果 : NG:VRになる。
      • VRにする前の2D表示では、PCとQuest 3の両方から音が出ている。VRにするとQuest 3の音が出なくなる。PCのサウンド出力をOcules Virual Audio Deviceにすると、PCの音が消えQuest 3から音が出る。
      • Quest 3のコントローラーを離すと、コントローラーを持つように指示が表示される。
      • VRでEscキーを押しても2Dに戻らない。Ctrl+Tabで2Dに戻るとESCキーが有効になる。一度その状態になると、VRでもEscキーで2Dに戻る。

これは動いても良さそうなのですが? オーディオの切替え問題は、PC AUDIOがUSBであることが影響しているのかも知れません?

  1. Meta Quest Link + VDXR
    1. 手順 : HDMのQuest Linkを起動し、PCからMSFS2024を起動。
    2. 経路 : MSFS2024 --- OpenXR Runtime Oculus(=Meta Horizon Link) --- Meta Horizon Link --WiFi-- Meta Quest Link + AirLink --- Quest 3
    3. 結果 : NG:VRにならず黒画面になる。
      • VRにするとMSFS2024がキー操作を受け付けなくなり、タスクマネージャーで強制終了するしか無くなる。
      • 音は2DとVR共にPCとQuest 3の両方から出る。
      • Quest 3のコントローラーを離すと、コントローラーを持つように指示が表示される。

OpenXR Runtimeの切替え方法

  • Oculus
    Meta Horizon Linkの[設定]-[一般]-[OpenXRランタイム]-[Meta Horizon Linkをアクティブに設定]。
    260920oculus1 260920oculus1 260920oculus1 260920oculus1 

  • VDXR(VirtualDesktopXR)
    Virtual Desktop Streamerの[OPTIONS]-[OpenXR Runtime]-[VDXR]。この設定でVRを起動するとRumtimeが切替わる。
    260920vdxr1 260920vdxr2 260920vdxr3

  • SteamVR
    SteamVRの[≡]-[設定]-[OpenXR]-[STEAMVRをOPENXRのランタイムとして設定]。
    または、
    Virtual Desktop Streamerの[OPTIONS]-[OpenXR Runtime]-[SteamVR]。この設定でVRを起動するとRumtimeが切替わる。

現在のOpenXRの確認方法

SteamVR(PC)から[≡]-[設定]-[OpenXR]-[現在のOpenXRランタイム]。

コントローラー

主な操作対象

  • PCのキーボートとマウス : 画面操作と操縦
  • PCにUSB接続したJoystick : 操縦と画面操作
  • Quest 3のコントローラー : 画面操作と操縦

3. MSFS2024の設定

1) アシスト

RCをやっている人なら、操舵のアシスト関係は、全てOffの方が良いと思います。Onだと思い通りに機体が動きません。
RCヘリはラダージャイロが入っているので、ヘリのラダーだけはアシストOnの方が良いかも知れません。でも、実機は慣性が大きいのでOffでもなんとかなります。
但し、RCプロポ型のコントローラーを使用した場合の話です。ThrustMaster T.16000M FCS Flight Pack は、アナログ軸の静摩擦が大きく細かい操舵ができないので、ダメです。
実機を操縦したことが無いのですが、操舵のアシストOffでも何となくアシストが効いている感じがします。ヘリを前進させるとエレベータをフルダウンしないと進まない感じです。実機もそんな感じなのでしょうか? RCに比べると慣性が大きいので、慣性を考慮した先回りの操舵は必要です。
ヘリで急な動作をするとVR酔いが激しく、船酔いのように気持ち悪くなります。

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ThrustMaster T.16000M FCS Flight Pack + Microsoft Flight Simulator 2024

1. 前書き

2026年6月に、Microsoft Flight Simulator 2024の25%割引があったので、入手してみました。

ThrustMaster T.16000M FCS Flight Packの設定をするために、Flight Packのサポートページのゲームの設定にある「HOW TO CREATE A MAPPING CONTROL FOR THRUSTMASTER FLIGHT CONTROL DEVICES ON MICROSOFT FLIGHT SIMULATOR 2024」を見ました。

https://support.thrustmaster.com/ja/product/t-16000m-fcs-flight-pack-ja/#games settings
ここに「最初に最新ドライバーをインストールしろ」と書かれているのですが、これの手順が書かれていません。また、Firmwareの更新の要否が書かれていません。

次にFlight Packのサポートページのソフトウェアを見ました。

https://support.thrustmaster.com/ja/product/t-16000m-fcs-flight-pack-ja/#software
ここには「T.A.R.G.E.T - Software v3.0.25.603」しかありません。これにドライバーが含まれているのかが書いてありません。

Flight Packのサポートページの警告を辿ると機器別のドライバがあります。

https://support.thrustmaster.com/ja/product/t-16000m-fcs-flight-pack-ja/

TrustMasterのソフトの説明には、アプリケーションとドライバーとファームウェアと機器の関係が書かれてなく、履歴とインストール方法しか書かれていないので、Flight Packのようなセット物では、どれを適用すれば良いのかが分かりません。

また、インストールするとGuillemotのDFUドライバーの悪影響で他のSTM32機器のDFUモードが認識できなくなると思われるので、最新ドライバーに更新後、Guillemotのドライバーの削除とSTMicroelectronicsのドライバーへの切り替えが必要だと思われます。
そこで、試行錯誤した手順を紹介します。

結論

ThrustMasterのJoystickなどをPCにUSB接続し、Microsoft Flight Simulator 2024を起動すれば、自動的に使えるようになります。
以下の操作は不要です。

 


2. 手順

1) T.16000M FCS / Drivers - Package 2026_TFHT_1 + Firmware

名前から2026年のDriverとFirmwareが入っているように思えます。インストール手順が書かれていますが、それだけだとDriverのみが更新され、Firmwareは更新されないと思われます。しかし、説明にはFirmwareのバージョンやFirmwareの更新方法が書かれていません。
インストール手順はWebページのポップアップでしか表示されず、保存することができません。

  1. T.16000M FCSをPCから外します。

  2. "Drivers - Package 2026_TFHT_1 + Firmware"をダウンロードし、2026_TFHT_1.exeを実行すると、以前のドライバーのアンインストールをする画面になるので、アンインストールを進め、PCを再起動します。

260915fcs1 260915fcs2

  1. 再度2026_TFHT_1.exeを実行するとインストール画面になるので、インストールを進め、PCを再起動します。
    260915fcs3 260915fcs4 260915fcs5 260915fcs6 260915fcs7
    参考 : "C:\Program Files (x86)\Guillemot\DFU_ST"が作成されます。

  2. T.16000M FCSをUSB接続します。
    参考 : USB接続しただけでは、DFUモードになっていないので、GuillemotのDFUドライバーはインストールされません。

  3. [Start]-[Trustaster TM Flight Serise]-[Firmware Update]を実行し、バージョンが古ければアップデートします。私のはバージョンが同じでしたので、更新しませんでした。
    260915fcs8

  4. T.16000M FCSをPCから外します。

2) TWCS Throttle / Drivers - Package 2026_TFHT_1 + Firmware

ドライバーとファームウェアは、T.16000M FCSのサポートページにあるものと同じなので、インストールは不要です。

  1. TWCS ThrottleをPCにUSBで接続します。
  2. [Start]-[Trustaster TM Flight Serise]-[Firmware Update]を実行し、バージョンが古ければアップデートします。私のはバージョンが同じでしたので、更新しませんでした。
    260915thr1

3) TFRP T.Flight Rudder Pedals / Unified Drivers Package - 2018.FFD.2

ドライバーは更新されていないようなので、何もしませんでした。

4) Guillemot DFUの削除

この作業は、ThrustMaste以外のSTM32 Micro Controllerを使用した機器のファームウェアの更新をDFUモードでPCから行わないのであれば不要です。BetaFlight、RotorFlight、INAV、EdgeTX、EepressLRSなど他のSTM32を用いた製品のFirmwareを更新する場合は、GuillemotのDFUドライバーの削除が必要です。

ファームウェアの更新をしていないので、次のフォルダの削除のみ行いました。
"C:\Program Files (x86)\Guillemot\DFU_ST"

もしファームウェアの更新をした場合は、レジストリとドライバストアのアンインストールが必要です。

5) Microsoft Flight Simulatorの設定

  1. TrustMasterをUSB接続し、Microsoft Flight Simulatorを起動します。基本的なスイッチや舵の割当はプリセットされているので、これだけで飛行させることができます。未割り付けのスイッチ類も多いので、必要に応じて設定して下さい。

  2. 右下[開始]-右上[設定]-[コントロール]-左の設定するコントローラーの[設定]-[ハードウェア設定]で各舵のニュートラルとカーブを設定します。

T.16000M

  • JOYSTICK LAXIS X : Ail : 0,0,0
  • JOYSTICK LAXIS Y : Ele : -0.1,-0.1,0
  • JOYSTICK RAXIS Z : Rud : -.04,-0.4,0
  • JOYSTICK SLIDER X : Thr : 0,0,0

TWCS Throttle

  • JOYSTICK LAXIS X Joy : (Ail) : 0,0,0
  • JOYSTICK LAXIS Y Joy : (Ele) : 0,0,0
  • JOYSTICK LAXIS Z Thr : Thr : 0,0,0
  • JOYSTICK RAXIS X Pedal : Brake R : 0,0,0
  • JOYSTICK RAXIS Y Pedal : Brake L : 0,0,0
  • JOYSTICK RAXIS Z Paddle : Rud Trim : 0,0,0
  • JOYSTICK SLIDER X Daial : (???) : 0,0,0
  • JOYSTICK SLIDER Y / Pedal : Rud : -0.5,-0.5,-0.01
  • JOYSTICK LAXIS X : Ail : 0,0,0
  • JOYSTICK LAXIS Y : Ele : -0.15,-0.15,0
  • JOYSTICK LAXIS Z Thr : Thr : 0,0,0
  • JOYSTICK RAXIS X : (?) : 0,0,0
  • JOYSTICK RAXIS Y : Rud : -0.29,-0.29,-0.02

3. 静摩擦問題

カーブの設定をしていて気づいたのですが、この製品は不感帯と静摩擦が大きく、微小な操舵ができません。力を掛けないと動かない、動くと一気に大きく動くので、微小な操舵ができません。これは機構設計の問題です。なので、INTERLINKでは着陸ができるのですが、ThrustMaster T.16000M FCS Flight Packでは、着陸が難しいです。Expoを入れることで多少は改善しますが、不十分です。

4. VRモード

MSFS2024は正常なVRになる条件が狭いです。

  1. PCのVirtual Desktop Streamer で次の設定にする。
    OpenXR RUntime = VDXR
  2. Quest 3でVirtual Desktopを開き、SteamVRでは無くPCからMSFS2024を起動する。
  3. 飛行準備完了の画面になったら、Ctrl+Tabを押してVRモードに切り替える。

Virual DesktopやSteamLinkからSteamVRを経由してMSFS2024を起動するとVRになりません。
その状態からAirLinkに切り替えてMSFS2024を起動してもVRになりません。
WindowsとQuest 3を再起動してAirLinkでMSFS2024を起動し、飛行準備完了画面で何回かCtrl+Tabキーを押したら、やっとVRに切り替わりました。
この状態でSteamVRの現在のOpenXRランタイムがOculusと表示されました。
但し、この状態ではQuest 3から音が出ず、PCから音が出ます。

Virtual Desktop StreamerのOpenXR RuntimeはAutomaticになっています。ここはSteamVRとVDXRがあるのですが、MSFS2024はSteamVRとの相性が悪いのかも知れないと思い、VDXRに固定しました。

  • 参考記事

5. RivaTunerの設定

HWiNFO-センサー設定-カスタマイズ-単位 : ℃ -> °C

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ExpressLRS Gemini X は、日本で使えない

ExprressLRS Gemini Xは、900MHzと2.4GHzの両方を使用して、電波障害や故障に対しての安全性を向上した通信方式です。

RadioMasterからGemini Xに対応した受信機(ER3Pro, ER12, ER16)が発売されました。

この受信機は、電源系統も二重化され安全性を向上しています。双葉のAdRCSS(Advanced Radio Control System for Sub-GHz band)のようなシステムです。

この受信機のレポートがYouTubeにいくつかアップされ、その中に到達距離のテストレポートがありました。

Packet rate:150Hz、TX Power:10mW、距離:25km、RQly:94 も出ています。

魅力的な性能ですが、ガラパゴス日本では使用できません。
ExlressLRSは868/915MHzと2.4GHzを使用しますが、日本では868/915MHzを使用できません。

日本で使用できるのは920MHzであるため、双葉のAdRCSSは920MHzを使用しています。

ExpressLRSの開発者メンバーに日本人はいないようですし、メーカも市場が小さくて技適を取得しないでしょうから、日本で使用できるようになることは無さそうです。日本では、世界標準品を使用できないことが多いです。


余談

RadioMaster TX16S Mark IIIの2.4GHzであれば、40MHz差の2.4GHz x2のGeminiを使用することはできます。組み合わせる受信機は、2.4GHz True Diversityで技適もあるNEXUS-XRになります。ER12、ER16は、2.4GHzがTrue Diversityでないので2.4GHz Geminiが使えないし、技適も取れません。

参考

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BetaFlight PID AUTOTUNE の開発状況

Betaflight AUTOTUNE が YouTube のお勧めに出てきました。まだ、問題を抱えており正式リリースはされていませんが、これが実装されると嬉しいですね。

この動画の中でBlack BoxのログをChatGPTに入れ、PIDチューニングをしている様子が紹介されています。

アマチュアでもこのようなアプローチできるとは、時代が変わったなあと感じます。一方、日本と海外のアマチュアの格差が更に広がった感もあります。

プロはMATLAB Simulink + AIになっているようです。中国ロボットはAI活用してます。

Betaflight AUTOTUNE 自体も、AIを活用して開発しているらしいですが、まだうまく行っていないようです。アマチュアとプロとの差ですね。でも、アマチュアも進歩しています。

将来、BetaFlight から RotorFlight や INAV にも展開されると嬉しいですね。

INAVのAUTOTUNEです。こちらは自動Chirpではなく、手動です。うまく機能しているように見えますが、自動Chirpも欲しいですね。

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モバイルバッテリーのPSE第三者機関認証義務化

1. 前置き

「モバイルバッテリー」発火事故が相次ぎ国が安全規制強化 対策で「最低価格帯が数千円底上げか」 事故は年間51件→192件「4年で約4倍」急増の中「第三者機関の検査に合格した製品」: カンテレNEWS : 2026/09/03
https://www.youtube.com/watch?v=nGbTz9OpMyo

これを見て思ったことを述べます。

2. ガラパゴス規制にならなければ良いが

PSE第三者認証は安全方向には行くと思うけど、もし国際規格でないのなら、ガラパゴスになって世界から遅れ、弱くなっていくのではないかと心配します。
メーカは市場が大きいUL/UN/CE/FCC/IECなどは無視しないと思いますが、市場が狭いPSEは相手にしないメーカも多く出てくると思います。
日本独自の規制ではなくて、国際規格なら良いのですが。
国際規格準拠なら、MRA(相互認証)をPRして欲しいですね。
自動車は、R100認証という国際規格があったような気がします。

2026年バッテリー認証について解説:UL、EN、UN、CE、FCC、IECなど : TRITEK(中国)
https://tritekbattery.com/ja/battery-certification-explained-ul-en-un-ce-fcc-iec/

【リチウムイオン電池】UN ECE R100-02. Part.Ⅱの試験項目 : 電験超入門部
https://denken.joho.info/battery/lithium-ion-battery-un-ece-r100-02/

3. PSEマーク神話の危険性

PSEマークがあれば安心という誤解による事故が起こりそうな気がします。冒頭で紹介したYouTubeの動画を見た人は、PSEマークがあれば安心と勘違いするでしょう。このYouTube動画を作った人が、そのように思っているのかも知れません。

取扱説明書の安全記述を読まない人が大半だと思いますが、今は取扱説明書が電子化されて、製品には非常に小さい注意書きしか付いていないので、ますます安全記述は読まれないでしょう。なので、PSEマークより、安全な使い方や廃棄方法を啓蒙する仕組みの規制の方が重要な気がします。

PSEマークがあっても、安全な「保管」と「点検」と「使用」と「廃棄」が行われなければ、危険です。
例えば、PSEマークが付いた製品でも故障すれば膨らんで危険な状態になるし、ゴミ収集車の中でPSE試験条件を越えた条件になれば、PSEマーク付きの電池でも発火の危険があります。
PSEマークで、製造バラツキまで含めた安全品質が担保されるわけではありません。製造バラツキは必ず発生しますし、故障する製品はあります。

安全性を重視したはずの航空機用の日本製バッテリでも発火事故を起こしています。
https://xtech.nikkei.com/dm/atcl/feature/15/070600111/00001/ 直接原因はセルの熱暴走です。原因は1つに特定されていませんが、製造バラツキなどがあったのかも知れません? 対策は、設計、製造工程、製造検査、制御、容器など多岐にわたるようです。

4. 廃棄

手続きが簡単な廃棄の仕組みと啓蒙が不十分だと思います。
JBRCで回収しないバッテリ(JBRC会員以外のメーカや劣化電池)の廃棄手続きは、分かりにくく面倒です。
モバイルバッテリーだけでなく、大容量のポータブル電源の廃棄の仕組みと啓蒙も不十分だと思います。

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