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2026年3月

Park10 Toys J3-CUB + TX16S Mark II 4IN1

1.前置き

Park10 ToysのJ3-CUBを入手しました。取扱説明書の連絡先はUSAになっていますが中国メーカのようです。Wltoys XK A160J3 Skylarkの派生モデルらしいです。Aliexpress / Parkten Storeでは、WltoysとPark10の両方が併売されています。Park10の方をNew Versionと表示していましたが、後発メーカという意味だと思われます。Wltoysの方が情報が多く、軽量でバインド問題が少ないようです。Park10は重く、情報が少ないです。重心は、Park10の方が良いらしいです。Multi Moduleでのバインドのリスクはありますが、Park10を選びました。
260326j3cub01 260330j3cabcockpit 260330j3cubfcb1 260330j3cubfcb2

Wltoys、Park10共に付属送信機は日本の技適を取得していないので、送信機には技適付きのRadioMaster TX16S Mark II 4IN1を使用します。
付属の送信機はスティックの不感帯が大きくて、操縦性が悪いそうです。Mode 1に変更できません。

Protocolの情報

  • Wltoys XK A160 SKYLARK : KN/WLtoys, XK2/X4, V911S/E119
  • Park10 J3-CUB SKYLARK : XK2/P10

2. BIND問題

1) 問題

毎回送信機のBINDを押さないと、バインドしません。

FW: edgetx-tx16s, VERS: 2.7.1 (a55aff02), DATE: 2022-07-30 -> 2.11.5 2026/02/24
DIY-Multiprotocol-TX-Module : Multiprotocol v1.3.4.31, 2025/02/14
Protocol : XK2, P10
FCB : CD-J3-P710R1 2024/06/08

取扱説明書には、「Connect the aircraft to the battery first, ..., then turn on the remote control. Pull the throttle lever down ...」「..., please avoid the same type remote control ...」と書かれています。
Park10の受信機は、毎回BIND動作をするようです。なので、毎回送信機からBIND信号を出す必要があるようです。付属の送信機が、どのタイミングでBIND信号を出しているのかは不明です。スロットル最下位置でBIND信号を出しているのでしょうか?(Wltoysの受信機は、初回のみBINDすればよいタイプです。)

2) 対策

次の記事の "Bind on channel" option を参考に、SHスイッチでBIND信号を送るようにしました。具体的な設定は、「4.送信機の設定」を見てください。

3. XK2 Protocolの情報

1) GitHUbの情報

DIY-Multiprotocol-TX-Module / Protocols_Details.md / XK2 - 99
https://github.com/pascallanger/DIY-Multiprotocol-TX-Module/blob/master/Protocols_Details.md#XK2---99

CH1 CH2 CH3 CH4 CH5 CH6 CH7 CH8
A E T R Rate Mode Hover Light

Mode: -100%=6G, 0%=3D, +100%=Gyro off (Senior mode)

2) 実際の動作(推定)

Park10付属のコントローラー(説明書から判断)

  • Rateは、High/Lowのラッチ無しプッシュボタンで2モードをトグル切替します。
  • Modeは、6G/3Dのラッチ無しプッシュボタンで2モードをトグル切替します。
  • Hover\Exitの切り替え操作ができます。しかし、付属のManualには、この機能が書かれてません。もしかするとArmやThrottle Cutのような機能なのかもしれません。CH7がこれかも知れませんが、CH7を使用しなくても運用できました。
  • 送信機の画面にはLightがあるのですが、ボタンは無いです。(購入したのは、LED付きの機体ではありません。)
  • Telemetoryは、不明です。送信機の画面には、RSSI?と思われるアンテナ強度表示があります。(EdgeTXの画面にはTelemetryが出ないので、Multi Module Ver.1.3.4.31 のXK2,P10は、Telemetryに対応していないと思われます。)
    260330j3cubman1

実際の動作

  • Rateは、極僅かな舵角の差しか無いです。
  • CH6の動作
    • Multi Protocol TX Module Ver.1.3.4.31
      -100%=6G、0%=6G、+100%=3Dです。
    • Multi Protocol TX Module Ver.1.3.4.63    [2026/08/10]
      -100%=6G、0%=3D、+100%=Manual (Gyro off, Senior mode)です。
  • 3DはGyroが効いています。
  • BIND直後は、Gyroが機能しません。Throttleを上げるとGyroが機能します。Gyroの水平は、電源ON、BIND、Throttleを上げた時の姿勢には影響しないようです。よって、加速度センサのキャリブレーションはせずに、重力加速度で姿勢を判断しているのかも知れません。
  • 取扱説明書には「..., connect the battry to the receiver correctory, then level the aircraft, turn on the remote control, ...」「Connect the aircraft to the battery first, and keep the aircraft stationary, ...」と書いてあります。なので、Gyro(角速度センサ)のキャリブレーションは、この時にしているのかも知れません。

4. 送信機の設定

Multi Protocol TX Module Ver.1.3.4.31 の時の設定です。(Ver.1.3.4.63 では、Manual Modeが有効になったので、少し変更しました。)

Model Settings
  MODEL SETUP
    Timer 1
      Name : Remain // 名前は適当に付けます
      Mode : ON // SwitchがOnの時、Timerを動かす
      Switch : L02 // Logical Switch L02を割り当て
      Start : 05:00 // 開始時間
      Direction : Show Remain // 残り時間表示
      Minutee call : On // 1分毎に音声で知らせる
      Countdown : Voice, 20s // 20secから1sec毎に音声で知らせる
      Persistent : OFF //(任意)モデル切り替え、電源オフでリセット
    ADC filter : Off // Stick信号のフィルタ
    Internal RF
      Mode : MULTI
      RF Protocol : XK2, P10 // Park10 J3-CUBが使用しているProtocol
      RF Freq. fine tune : 0 // +127=NG、+126=OK、-127=OK、-128=NG でしたので、(126+(-127))/2 = -0.5 ⇒ 0 にしました。
      Bind on channel : On // CH16でBIND信号を出します。
      Disable Telemetry : On // EdgeTX 2.11.5 ではこのメニューが無いです。
      Channel Range : CH1, CH6 // もしかするとCH8まで使えるのかも知れないが、試してません。
      Receveier : 1 // 受信機番号は1以上の他のモデルと重複しない数字を入れます。

  INPUTS
    I1(Ail) : Input name:Ail, Source:Ail, Weight:100%, Switch:SA↑(上), Curve:Expo/15%
                Input name:Ail, Source:Ail, Weight:85%, Switch:SA-(中), Curve:Expo/15%
                Input name:Ail, Source:Ail, Weight:70%, Switch:SA↓(下), Curve:Expo/15%
    I2(Ele) : Input name:Ele, Source:Ele, Weight:100%, Switch:SA↑(上), Curve:Expo/15%
                 Input name:Ele, Source:Ele, Weight:85%, Switch:SA-(中), Curve:Expo/15%
                 Input name:Ele, Source:Ele, Weight:70%, Switch:SA↓(下), Curve:Expo/15%
    I3(Thr) : Input name:Thr, Source:Thr, Weight:100%, Switch:SA↑(上), Curve:Expo/15%
    I4(Rud) : Input name:Rud, Source:Rud, Weight:100%, Switch:SA↑(上), Curve:Expo/15%
                  Input name:Rud, Source:Rud, Weight:85%, Switch:SA-(中), Curve:Expo/15%
                  Input name:Rud, Source:Rud, Weight:70%, Switch:SA↓(下), Curve:Expo/15%
    I5(Rate) : Source:MAX, Weight:100%, Switch:SA↑(上) // Rate High
                   Source:MAX, Weight:100%, Switch:SA-(中) // Rate High
                   Source:MAX, Weight:-100%, Switch:SA↓(下) // Rate Low

  MIXES
    CH5 : Weight:100%, Source:Rate, Mix name:Rate // CH5にInputのRateを割り当て
    CH6 : Weight:100%, Source:SF, Mix name:Mode // CH6にSwitch SFを割り当て
    CH16 : Weight:100%, Source:L01, Mix Name:BIND // L01でBind信号を出します

  LOGICAL SWITCH
    L01 // SH↓(近)にBINDを割り当てます
      Func : Edge // V1の信号がV2の時間以内だけ発生した場合
      V1 : SH↓(近) // トリガーとなるソース
      V2 : [0.0 : 0.5] // 検出時間範囲
      AND Switch : --- //(なし)Onになる他の条件
      Duration : 0.3 // Onの長さ
      Delay : N/A

    SH↑(奥)からSH↓(手前)に切り替わってから0.5秒以内にSH↑(奥)に切り替わると、L01が0.3秒間Onになります。

    L02 // Thr(Throttle)が-90より大きいとOn
      Func : a>x
      V1 : Thr
      V2 : -90

  SPECIAL FUNCTION
    SF1 : Switch:SA↑(上), Func:Play Track, Value:rathi, Repeat:1x
    SF2 : Switch:SA-(中), Func:Play Track, Value:ratmed, Repeat:1x
    SF3 : Switch:SA↓(下), Func:Play Track, Value:ratlow, Repeat:1x
    SF4 : Switch:SF↑(奥), Func:Play Track, Value:angmod, Repeat:1x
    SF5 : Switch:SF↓(近), Func:Play Track, Value:3d-mod, Repeat:1x
    SF6 : Switch:SH↓(近), Func:Play Track, Value:armed, Repeat:1x
    SF7 : Switch:SH↓(近), Func:Reset, Reset:Timer1, Enable:ON // SH↓でTimer1をReset

    // Timer1=0で音声再生する設定(未設定)
    SF8 : Switch:Timer1=0, Function:Play Track, Value:xxxx, Enable:ON // Timer1=0で音声再生

  // 0.5秒内だけSC↓(下)でスクリーンショットを撮る設定
  LOGICAL SWITCH
    L03 // SC↓(近)にscreenshotを割り当てる
    Func : Edge
    V1 : SC↓(近)
    V2 : [0.0 : 0.5]
    AND Switch : ---(なし)
    Duration : 0.3
    Delay : N/A

  SPECIAL FUNCTION
    SF20 : Switch:L03, Func:Lua Script, Script:scrnsht, Repeat:x1, Enable:On

  SD Card\SCRIPTS\FUNCTIONSscrnshot.lua
    local function run()
      screenshot()
      playTone(2000, 100, 0, PLAY_NOW)
    end
    return { run=run }

  OUTPUT

SubtrimとMIN/MAX(End Point)の設定をします。Subtrim modeは、center onlyとsymmetricalが選べます。T10Jはsymmetricalです。T10JのEnd Pointの最大は140ですが、EdgeTXは100です。T10Jの100は、EdgeTXでは100*100/140=71.4かも知れません。(パルス幅を測定していないので正確ではない)

5. リンケージの調整

BINDして3Dモードで各舵がニュートラルになるようにリンケージの長さを調整します。工場出荷時の精度が良いようで、ラダーと右エルロンを半回転短くしただけでOKでした。

Horn/Arm Possision
Aileron Control Horn Outer Hole
Aileron Servo Arm Outer Hole
Elevator Control Horn Inner Hole
Elevator Servo Arm Outer Hole
Rudder Control Hone Inner Hole
Rudder Servo Arm Outer Hole

 

Blade EXPO Weight Angle Angle
Aileron 15% 100% -9度 +11度
Elevator 15% 100% -10度 +12度
Rudder 15% 100% L18度 R18度

角度はRate:Highの概略の角度です。まだ、2回しか飛ばしていないので、今後調整で変わると思います。3D Mode、Rate=High、Dual Rate=100%でも、舵が敏感過ぎる気はしません。Dual Rateを下げると、舵角が不足します。
微妙に主翼がねじれているようで、エルロンのSubtrim調整が必要でした。
エルロンはInner holeに変更して舵角を増し、Expoを増やした方が良いかも知れません。
Park10は6Gだと舵が効き無さ過ぎて難しいです。3Dの方が飛ばしやすいです。6Gだと速度が落ちても失速直前まで耐えてしまい、失速が急に来て墜落させてしまいました。

6. 重心

前縁から約35mmくらいです。35/96=36%くらいです。もう少し前にしたいところですが、飛行させた印象は悪くないと思います。XK A160は、かなり後ろ重心で3Dだと飛ばしにくいらしいです。

7. メインギヤの補強

Park10はメインギヤの補強アルミプレートが付いています。これが重いです。惜しいのは2点止めであることです。樹脂の整形型を変更していないので、中途半端な補強になっています。かえって壊れやすくしている感もあります。
そこで、薄いアルミ板を加工して前方に3点目の押さえを作りました。
質量は178gになりました。
260330j3cubgear1 260330j3cubgear2

8. その他

  • 付属のUSB充電器は、先に充電器をUSB電源に接続してから、バッテリーを接続します。先にバッテリを接続してからUSBに接続すると、直ぐに緑LEDが点灯してしまい、充電が始まらないことがあります。充電電圧は約4.1V強で若干低めです。膨らむとバッテリが入らなくなるので、安全サイドに振っているのかも知れません。

9. Wltoys XK A160 と Park10 J3-CUB の違い?

XKを持っていないので、YouTube等の画像からの判断です。

  • XKは、カタログ値145g(500mAh)です。Park10は、公称150g(750mAh)、実測178gです。バッテリとメインギヤの補強プレートが重量増の原因だと思われます。
    RCGrpoups.comでは軽量化の書き込みがありますが、飛行させた印象では178gでも悪くは無いです。
  • 受信機フライトコントローラー基板と送信機とProtocolが違います。
  • 尾翼の構造が違います。XKは胴体と垂直尾翼が一体成型のようですが、Park10は胴体と垂直尾翼と水平尾翼が分離しています。
    260330j3cubman2260330j3cubtail260330j3cubback
  • XKは尾輪のステアリング機構にバネが付いていますが、Park10はラダーホーンに直結です。
  • Park10はエルロンサーボの配線にグラステープが無いです。LED用の溝が主翼にあります。
  • Park10は、メインギヤに金属の補強プレートが付いています。
  • XKはバッテリ蓋が外れるようですが、Park10はヒンジでつながっています。
  • XKは後ろ重心のようです。
  • Park10は、750mAhのバッテリでした。XKは500mAhらしいです。
  • Park10のネット情報は少ないです。

10. 関連記事

11. 参考情報

殆どXK A160の情報です。Park10 J3-CUBの情報は極僅かです。

1) TX16S Mark II 4IN1

2) Tip stall, Rudder Isssue

  • XK A160-J3 Skylark 4CH 650mm EPP RTF RC Airplane from Banggood - Part 4: Serious Control Issue : Props & Wheels : 2021/01/13
    https://www.youtube.com/watch?v=wiFARGgVZKI Tip stallがXK A160のフライトコントローラーのラダー制御による問題だと言っています。6Gでラダーを細かく素早く動かすと、ラダーが大きく動き失速すると言っています。他の人の書き込みでも、制御異常の報告があります。2021年の情報なので、現在は改良されているかもしれません?

    Park10で確認したところ、この現象は起こりませんでした。

3) Rates/Expo

  • Beginner RTF mini XK a160 Maiden crash and unboxing J3 piper Cub flight Gyro stabilisation RC plane : Blowy Fly RC : 2021/04/27
    https://www.youtube.com/watch?v=8jeBHJNgMj0
    InputのEpoは全て15%、InputのDual Rateは、AilとEleが100%/90%/80%、Rudが100%/90%/?。19:02に6Gで異常が起き墜落しています。Tip Stallでしょうか?

4) Center of Gravity(CG)

5) Linkages

12. 他のトイラジ

WltoysやPark10の飛行機は、機種によるクオリティの差が大きいです。

  • A160とJ3-CUBのみクオリティが高いです。透明キャノピーと窓枠が胴体とは別に複数のプラスチップ部品で構成され、メインギヤもピアノ線のみではありません。発泡材の型のベント痕が目立たないです。
  • A280とP51Dもキャノピーが胴体とは別に複数の部品で構成され、メインギヤもピアノ線のみではありません。しかし、発泡材の型のベント痕が目立ちます。
  • その他はキャノピーと胴体が一体の発泡材で窓が色塗りされているだけなので、クオリティが低いです。

VolantexのEPP P51D、F4U、あたりは、クオリティが高そうです。Protocolは、V761,4CHらしい? 但し、複数バッテリ付きが少ないです。

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RadioMaster TX16S Mark II 4IN1

1. 前置き

Mark II は旧型ですが、Park10 J3-CUB SKYLARK用に購入しました。(J3-CUB付属の送信機は、技適無しでMode 1への変更不可です。)
新型のMark IIIも検討したのですが、まだMultiがありません。Multi Moduleの外付けも考えましたが、RadioMaster RM 4IN1 Moduleは技適がありません。技適付きのJumper JP4IN1-SEが入手困難です。eBayにはまだありますが、高価です。Mark IIIのMultiが出るのか、出たとしても技適を取得するのかが不明です。初期ロットは未成熟の懸念があります。Mark IIは生産終了の可能性があります。日本の多くの店が売り切れです。これらのことから、暫くこのクラスの技適付きMulti送信機が入手できなくなるかも知れないと思い、購入しました。

技適付きのMulti Moduleの送信機が1台あると、海外の技適無し送信機の代わりに使えるので、技適が無い機体を飛ばせる可能性が出てきます。但し、本当に使えるかはRCGrups.com他で実績を確認したほうが良いです。Protocolの情報が無いと、設定できません。

2. 検品

Aliexpressで購入したので、到着後すぐに受取連絡のための動作を確認しました。
周波数の微調整が不要らしい?Futaba SFHSSのXK K110Sで動作確認しました。
K110Sは、受信機の電源投入後にバインドボタンを押してもバインドモードに入るので、1人でも楽にバインドできます。
RadioMasterの受信機は、バインドボタンを押しながらLEDの点灯タイミングを見て受信機の電源を入れる必要があるので、1人だと難しいです。

クッション箱の底に入っていた18650用の空電池ケースが送信機のモジュールベイと電池ケースの蓋に当たり、しぼ加工にこすれ痕がありました。これは7.4V-6200mAhバッテリ付きで購入したので、送信機内にある18650用の空電池ケースが外されたためだと思われます。脇のスペースに入れてくれれば、問題なかったにと思います。

※ Aliexpressは、受取連絡前であれば不具合に対してDisputeできるので、受け取り確認前に検品します。受け取り確認をしないとAliexpressから店への入金が遅くなるので、到着したらすぐに検品して受け取り確認をするのが商取引のマナーだと思います。不具合があればDisputeで店への入金を一時停止することで、悪質な売り手を排除する仕組みになっているのだと思われます。

※ 日本の店ではMark IIが殆ど品切れでしたので、Aliexpressで購入しましたが、不良品や技適マーク無しの懸念もあるので国内の店の利用をお勧めします。

※ バッテリ単体では購入できないと思われます。バッテリが送信機内にセットされた状態で届きました。電源として使用するバッテリの製品カテゴリーでは無く、バッテリ内蔵の送信機と解釈されるのだと思います。事実、この送信機に外部給電機能は無いです。(リチウムイオン電池の安全規制は、世界共通にしてもらいたいものです。北米や欧州の基準には適合しているのに、日本ではだめという現象が発生しています。)

2026/03/26時点では、AliexpressやBomggoodなど色々な店でまだ販売されています。
https://ja.aliexpress.com/item/1005009295393739.html

3. 液晶画面保護シート

周囲に浮きが出てしまいました。原因は、ケースの淵の微小な出っ張りに引っ掛かるためです。少しケースの淵から離して貼るのは困難です。そこで、液晶を止めているネジを緩めて液晶を僅かにずらして軽減しました。メイン基板を外す必要はありませんが、ホイールの基板を外す必要があります。ホイールを元に戻すのが若干難しいです。
埃が1ヵ所入りました。上手く貼るのは難しいです。指紋が付きにくいフィルムでもないので、工場出荷時に付いているフィルムのままの方が良いかも知れません? 貼らなくても良い気がします。

4. Stick Mode を Mode 1 にする。

Stick ModeをMode 2からMode 1に変更する動画が、公式から出ています。

  • RadioMaster TX16s MKII - How to change modes (Mode 2 to Mode 1) : RadioMaster RC : 2022/04/19
    https://www.youtube.com/watch?v=kb548wTy0HE
    動画内ではinboard/outboardと言っていますが、裏のネジは内側がフリクションで外側がラチェットです。
    裏のネジは動画の通りではダメでした。
    キャリブレーションは、動画の通りに進めることができます。

1) 問題

  1. 全てのネジが非常に固くて回りません。タッピングネジで、樹脂穴が小さめのようです。
  2. 裏のネジは+ネジなのですが、軸の太いドライバーが入りません。細いドライバーだと回りません。+はなめやすいので、プライヤーも使えません。
  3. ネジが固いので締め切った点が分かりません。なので、回し過ぎてネジバカにする危険があります。
  4. スロットルのフリクションとラチェットのバネの曲げが左右で異なり、動画の手順のネジ調整だけではモードの切り替えができませんでした。具体的には、左はネジを外してもフリクションが掛かり、右はフリクションが掛かるところまで固くてネジを締めきれません。
    260326tx16sl0 260326tx16sr0 260328tx16sbar

2) 対策

  1. 表の六角穴ネジは、時計ドライバーをプライヤーで挟んで回しました。
    かなり固いので、摩耗していたり精度が悪い六角ドライバーだと、ネジ頭をなめると思います。ネジ頭をなめると詰むので、慎重に行う必要があります。気温が高いほうが良いと思われます。
  2. 裏のネジは裏ケースを外して作業するため、6本の銀色のネジと側面のゴムカバーを取り外して裏ケースを開けます。上2つは緩めるだけでもOKです。スピーカのコネクタを抜き、ケースを外します。
  3. +ネジは太いドライバーを使用して、ネジ頭をなめないように注意して回します。
  4. 左右のスロットル用のバネを入れ替えます。
  5. 各スティックのバネ力の調整は、ネジを締め切らないように内部を確認しながらネジを回します。
    260326tx16sl1 260326tx16sr1

5. 操作感

  1. ホールセンサーである点は高級ですが、樹脂軸なので静摩擦が大きくスムーズではありません。価格相応だと思われます。高いジンバルのMAXバージョンは、操作感が良いのかも知れません?
  2. 重い(992g)です。6200mAhも影響していると思います。Futaba T10J : 720g。JR X2610(キッチンタイマー、スタンド付) : 945g。
  3. 調整ネジの固さや無塗装筐体などは、安物という感じです。トイラジの送信機と比べれば、成形や印刷の質は良いです。カラーグラフィック液晶版のEdgeTXなので、機能は高級です。

6. バッテリ電圧のキャリブレーション

一緒に購入した2S-6200mAhのバッテリはバランス端子と充電端子の2つが出ているので、充電端子にテスターをつないで調整しました。初期値は約0.2V程度低かったです。

7. 工場出荷時の Firmware

基板には2025/12と書いてありましたが、工場出荷時のFirmwareは次の通りで、かなり古いです。
VERSION
FW: edgetx-tx16s, VERS: 2.7.1 (a55aff02), DATE: 2022-07-30, TIME; 14:34:00, CFGV: 221
OPTS: crossfire, ghost, afhds3, internalmulti, internalaccess, multimodule, luac

Modules / RX version
Internal module : Module Multimodule V1.3.3.7 AETR

8. Multi Module の Firmware Update

工場出荷時のFirmwareには、"Park10 J3-CUB"の"XK2" Protocolがありませんでした。
そこで、ModuleのFirmwareをアップデートしました。

1) Dowmload

  • MULTI-Module Firmware Downloads
    https://downloads.multi-module.org/
    送信機の機種を選ぶと、Firmwareのリストを絞り込んでくれます。次のファイルをダウンロードしました。
    RadioMaster TX16S Internal Module (4-in-1), Module Type : STM32 4-in-1, Radio Type : Serial
    mm-stm-serial-aetr-air-v1.3.4.31.bin

  • DIY-Multiprotocol-TX-Module : GitHub - pascallanger
    https://github.com/pascallanger/DIY-Multiprotocol-TX-Module
    こちらは、送信機の機種が表示されていないので、どれを使えば良いか分かりにくいです。
    Lua Scriptは、MutiLuaScripts.zipをダウンロードします。

2) FirmwareのUpdate

EdgeTX送信機本体では、次の手順でアップデートすることができました。

  1. ダウンロードしたFirmwareをSDカードのFIRMWAREフォルダに格納し、そのSDカードを送信機に入れて電源を入れます。
  2. [SYS]-[SD-HC CARD]-[FIRMWARE]-[mm-stm-serial-aetr-air-v1.3.4.31.bin]-[Flash Internal Multi]でアップデートが始まります。
    アップデートが終了すると"Message Flash successfull"が表示されるので、[RTN]で終了します。
  • MULTI-Module Documatation
    https://www.multi-module.org/
    [Firmware Updates]-[Update Methods] にUpdateの方法が書かれています。但し、OpenTXの方法です。

※ 後述の10.EdgeTX Companionを使用してPCからもFimware Updateが可能なようです。

3) Lua ScriptのUpdate

MultiLuaScripts.zipをダウンロードし、展開したファイルの「SCRIPTS\TOOLS」フォルダの下のファイルを送信機のSDカードの同名のフォルダに上書きコピーします。dsmtools-ETX-*-*.*.zipは、送信機に合うものを展開し、送信機のSDカードの同名のフォルダに上書きコピーします。

9. SD Card の Bakup

EdgeTXをアップデートする前に、SDカードをPCにバックアップします。

  1. 送信機の電源ON。
  2. USB接続。(送信機の上のUSB Portを使用します。)
  3. 送信機の画面で[USB Storage(ストレージ)]を選択。
  4. PCに次の2つのドライブが表示されます。内蔵ストレージ、SDカード
  5. SDカードの中身をPCに全てコピーします。
  6. タスクトレイの[ハードウェアを安全に取り外してメディアを取り出す]-[Radiomaster TX16S Mass Storageの取り出し]をクリック。
  7. USBケーブルを抜きます。

10. EdgeTX Companion の Install

PCからEdgeTXのアップデートとEEPROMのバックアップを行うための"EdgeTX Companion"というソフトをPCにインストールします。

参考

  1. ダウンロード
    次のサイトからLatestでファイル名に「edgetx-cpn-」が付いたファイルをダウンロードします。

※ ここにはEdgeTX Companionだけでなく、Firmwareもあります。EdgeTX CompanionにはFirmwareが含まれていませんが、ここでFirmwareをダウンロードしなくても、EdgeTX Companionが適切なFirmwareをダウンロードしてくれます。

  1. zipファイルを展開し、展開した実行ファイルを実行してインストールします。「WindowsによってPCが保護されました」と表示されたら、[詳細情報]-[実行]でインストールします。
  2. 送信機の電源を入れ、USB接続し、送信機の画面で[USB Storage(ストレージ)]を選択します。
  3. EdgeTX Companionを起動し[*]、送信機のプロファイルを設定します。以下は例であり、自分の好みで変えてOKです。
  • プロファイル名 : "" ⇒ RadioMaster TX16S Mark II 4IN1
  • 送信機タイプ : Radiomaster TX16S / SE / Hall / Masterfire
  • オプション : lua off ⇒ on
  • SDカード保存パス : C:/Users/[user name]/Documents/EdgeTX/sdimage
  • バックアップフォルダ : C:/Users/[user name]/Documents/EdgeTX/buckup
  • 送信機設定 : Use settings backup for new models and settings files : on
    空 : プロファイルに送信機設定が保存されていません
  • 内部モジュール 初期値 : MULTI
  • 外部モジュール : 標準
  • 初期スティックモード : モード2 ⇒ モード1
  • 初期チャンネルマップ : R E T A ⇒ A E T R
  • Simulator Case Colour : Black
  • Prompt to backup current firmware before writing firmware : off
  • アップデート後、送信機にファームウェアの書き込みを促すメッセージを表示 : off
  • アップデート後、SD Syncの実行を促すメッセージを表示 : off
  • 画面キャプチャフォルダ : C:/Users/[user name]/Documents/EdgeTX/snapshots
  • ダウンロード : C:/Users/owner/Documents/EdgeTX/downloads    // EdgeTX CompanionのUpdate componentの保存先です。SDカードのファイルもここにダウンロードされます。
  • ダウンロードフォルダにサブフォルダを作成する : on
  • 送信機プロファイル SDディレクトリ構造を作成する : off
  • アップデート : C:/Users/[user name]/Documents/EdgeTX/updates
  • コンポーネント チェック off : CloudBuilt、Companion、タイマー
  • コンポーネント チェック off ⇒ on : SDカード、ファームウェア、マルチプロトコル、音源

[*] EdgeTX Companionのリリース直後は、Windows 11のスマート アプリ コントロールにブロックされることがあります。その場合は、[Start]-[設定]-[プライバシーとセキュリティ]-[Windowsセキュリティ]-[アプリとブラウザの制御]-[スマートアプリコントロールの設定]で"オフ"を選択し[はい]で、無効化してください。暫く経過するとMicrosoftのデータベースが更新され、再び"オン"にできるようです。

2603261smartapp

11. EEPROMのBuckup

  1. 送信機の電源を入れ、USB接続し、送信機の画面で[USB Storage(ストレージ)]を選択します。
  2. EdgeTX Companionを起動し、[Radio]-[送信機から機体モデル・設定を読み込み]。
  3. document1.etxウィンドウを選択し、[ファイル]-[名前を付けて保存]でdocument1.etxをbackupフォルダに保存します。
    ([Radio]-[送信機をファイルへバックアップ]で"*.etx"が保存されます。)
  4. タスクトレイの[ハードウェアを安全に取り外してメディアを取り出す]-[Radiomaster TX16S Mass Storageの取り出し]をクリック。
  5. USBケーブルを抜きます。

12. STM32 Boot Loader Driverのインストール

2022年頃にBetaflight Configuratorを使用した時に、Zadigでインストールした記憶がありません。最近のWindowsは、Zadigを使わなくても自動的にドライバーがインストールされるのかも知れません。なので、最初は送信機をDFUモードでUSB接続して、自動的にドライバーがインストールされるのを試すのが良いと思います。

【注意】2017年頃にZadigの設定を間違い、PCのUSBが使えなくなる経験したことがあります。なので、もしZadigを使うなら、Windowsの復元ポイントを作成し、異常時に復元できるようにしておくのが良いです。

13. EdgeTXのUpdate (EdgeTX Companionを使用する方法)

EdgeTX CompanionでPCにFirmwareをダウンロードし、PCから送信機に書き込む方法です。これ以外の方法もあります。

  1. 送信機の2つの水平トリムレーバーを内側に押しながら電源ボタンを長押しして送信機を起動します。DFU(Device Firmware Update)モードで送信機が起動します。
  2. 送信機の電源を入れずに、USB接続します。送信機の画面に「USB Connected」と表示されます。6Possition SWの1が点灯します。
  3. EdgeTX Companionを起動し、[ツール]-[Update components]。アップデートするコンポーネントを選択し[OK]。ダウンロードの完了を待ちます。途中で言語パックの選択画面が出るので、一番上を選択して [OK]。終了しましたと出たら[閉じる]。
  4. [Radio]-[ファームウェアを送信機へ書き込み]。[Load...]で書き込むFirmwareファイルを選択し[開く]-[Write to TX]で書き込みが完了するのを待ちます。
    260326fw1 260326fw2
  5. USBを外し、送信機の電源を入れます。
  6. 送信機の電源を入れ、[SYS]-[About Edge TX]でファームウェアのバージョンを確認します。
  7. SDカードのアップデートをするときは、USBを接続し[USB Storage (SD]」。⇒ 16.へ続く

参考

14. EdgeTXのUpdate (SDカードから行う方法)

NEXUS-XRのDFUモードの認識に失敗したら、PCがEdgeTX CompanionでTX16SのDFUモードを認識しなくなりました[*1]。そこで、SDカードからTX単体でアップデートすることにしました。

Firmwareの書き換え手順

  1. 次のサイトからFirmwareをダウンロード&展開し、tx16s-???????.binをSDカードのFIRMWAREフォルダにコピーします。
    https://github.com/EdgeTX/edgetx/releases/latest

  2. 送信機の電源を入れSDカードのFIRMWAREフォルダのFrimwareファイルを選択し"Flash bootloader"を選択し、[RTN]-[RTN]でメインスクリーンに戻り、電源を切ります。

  3. T4とT1を中央にしたまま電源を入れます。[Write Firmware]を選択し、Firmwareのbinファイルを選択し、ローラーボタンを長押しします。

  4. Complete画面が出たら[Exit]を選択して、再起動します。

[*1] : PCにDFUモードで接続できなくなった原因と対策

15. EdgeTXのBoot LoaderのUpdate

Bootloaderは、送信機本体で更新します。

  1. edgetx-firmware-vx.xx.x.zipをダウンロードして、適切な.binファイル(TX16S Mark II なら、tx16s-で始まるファイル)をSDカードのFIRMWAREフォルダにコピーします。このファイルは、Firmwareのファイルと同じです。

  2. 通常起動から[SYS]-[Storage]-[FIRMWARE]-[tx16s-xxxxxxx.bin]-[Flash bootloader]で、アップデートします。
  3. T4とT1を中央にしながら電源を入れ、Bootloaderのバージョンが更新されたことを確認します。

16. EdgeTXのSDカードのUpdate (EdgeTX Companionから行う方法)

SDカードは、EdgeTX Companionから次の操作で更新します。

[Tools]-[Synchronize SD card...]で次の設定をして[Start]、Finished synchronizingが表示されたら[Close]。

  • Local Folder : フォルダアイコンをクリックし、Edge Companionのプロファイルで設定したダウンロードフォルダ(downloads)のSD_Cardの下のコピー元のルートフォルダを選択し[フォルダーの選択]。
    (THEMESを更新する場合は、Themesフォルダの下のコピー元のフォルダを選択します。)
  • Radio Folder : フォルダアイコンをクリックし、送信機のSDドライブを選択。
  • Sync.Direction : ↓ Only from Local Filder ti Ratio Folder
  • Existing Files : Copy only if newer and fifferent (compare contents)
  • Test-run only : チェックをして[Start]すると書き込みはされず、コピーや置き換えられるファイルのリストが表示されます。これを確認して問題ないようであれば、チェックを外して[Start]するのが良いでしょう。

260624edgetx_sd_update260326edgetx_sd_update2

参考:手動でSDカードをUpdateする方法

  1. 次のサイトからc480x272.zipをダウンロード&展開し、SDカードに上書きコピーします。
    https://github.com/EdgeTX/edgetx-sdcard/releases

  2. 次のサイトからsound packをダウンロード&展開し、SDカードのSOUNDSフォルダに上書きコピーします。
    https://github.com/EdgeTX/edgetx-sdcard-sounds/releases

17. EdgeTXをアップデートしたら、Internal ModuleのVersionが表示されなくなった

[SYS]-[VERSION]-[Modules / RX Version]-[Internal Module]の表示が次のようになりました。

  1. EdgeTXを2.7.1⇒2.11.5にした直後。再起動しても同じ。
    Status : No MULTI_TELEMETRY detected

  2. Model settingsでMULTIをOFFにし、再度MULTIにしてProtocolを再設定したところ、表示が次のように変わりました。
    Status : Bind to laod protocol

  3. BINDを行ったところバージョンが表示されました。
    Status : V1.3.4.31 Binding

  4. 電源を切って再度起動すると2)の表示に戻ります。

この仕様に関しては、昔の2.7.1の方が良い気がします。

その他 : XK2, P10で表示されていたTelemetryの項目が表示されなくなりました。

18. 使用方法の所在

メーカはハードウェアを提供しているだけです。なので、付属の取扱説明書は、ハードウェアの説明書です。EdgeTXの使い方は、一切書かれていません。よって、使い方はネットで調べます。

双葉やJRなどはスティックやスイッチにある程度機能が割り当てられているのですが、Open Sourceの送信機は、自由に機能を割り当てられるようになっているので、慣れが必要です。

19. 使用方法

1) USB充電

電源OFFの状態で底部のUSB-C Portに給電すると、Power butttonのLEDがGreenに点灯し充電中になります。LEDが消えたら充電終了です。LEDが点滅したら充電異常らしいです。他の充電器でバランシング充電をしてみてください。充電終止電圧は4.2V/Cellです。

2) Expo、Dual Rate

INPUTで設定するようです。

3) Sub trim、End Point

OUTPUTで設定するようです。

4) Top bar の Guage のラベル表示が変わらない問題 EdgeTX 2.11.5

[Screensettings]-[User interface]-"Top bar"-[Setup widgets]-[Select widget]-[Gauge]-[Source]で[I:AilやI:Rud]など以外を選んでも、[RTN]-[RTN]-[RTN]で戻るとラベルが"I:Ail"などの初期値のままになります。Bugですね。

[Screensettings]-[User interface]-"Top bar"-[Setup widgets]-[Select widget]-[Gauge]-[Source]で[I:AilやI:Rud]など以外を選び[5TN]-[RTN]-[Widget size]-[Enter]-[1]-[RTN]で戻るとラベルが選んだものに変わります。[Widget size]を設定し直すのがポイントです。

5) Func : Edge

これはスイッチなどの状態変化(エッジ)をトリガーとするのではなく、選んだスイッチなどの状態に入ってから抜けるまでの時間が設定時間より短ければ、Durationで設定した記事間だけOnになる仕様です。

6) Lua

ファイル名は8文字以内.luaとするようです。文字コードはUTF-8でBOM無しです。
格納場所は「\SCRIPTS\FUNCTIONS」です。

7) 6 Posision Switch

これは6つのうち1つがOnになるスイッチのようです。また、Posisionに比例した出力も出せるらしいです。

 

20. EdgeTX Firmware simulator

Edge Companionをインストールすると、EdgeTX Firmware Simulatorもインストールされます。送信機のEEPROMの内容をPCに取込み、PC上で送信機の設定と動作を確認することができます。これにより、EdgeTXの設定の練習をすることができます。

21. 関連記事

21. 参考情報

22. 所感

最初は使い方が分かるか少し不安でしたが、Aircraft and TravelのHP と ChatGPT が大変役に立ちました。
やりたいことをChatGPTに伝えると、最初はOpenTXや古いFirmwareの情報でダメな回答をしてきますが、ダメな結果を正確に伝えると正解を出してくれました。それを繰り返したところ、徐々にEdgeTXの仕組みが分かってきました。
まだ EdgeTX Companionの機能他 分からないことが多くありますが、数日の操作で基本的な設定はできるようになりました。
Futaba T10Jをメインで使用していたので、機能が豊富なTX16Sは満足感を得られます。まあ、メインをTX16Sにするつもりは無いです。⇒スティックの動きは悪いのですが、ExpressLRSテレメトリーの技適があるNEXUS-XRの使用機が増えたことと、これ1台で済むのでこれをメインにすることにしました。
これで、今まで技適が無くあきらめていた海外の面白そうな機体を購入できそうです。
誰か海外の安いテレメトリー受信機の技適を取ってくれると、地図表示で機体捜索が楽になるのですが。

私は飛行頻度が非常に少ないので、送信機のスイッチの割り当てを忘れてしまいます。TX16Sで感じたのは、スイッチ切り替えでしゃべってくれるのは、非常に便利だということです。これなら、スイッチの割り当てを直ぐに確認することができます。これを考えると、T10Jからの乗り換えも頭をよぎりますね。

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Excelのピボットテーブルで前月差を表示、メジャーと日付テーブル

1. 前置き

Excelのピボットテーブルで前月差を計算する方法は、複数あります。

  1. [値フィールドの設定]の[計算の種類]の[基準値との差分]を使う。
  2. Power Pivotのメジャー(DAX)を使う。

ここでは、値フィールドに対するメジャーのメリットと日付テーブルについて紹介します。一番最後に日付テーブルを使用しないと、メジャーが正しい値を表示しない事例と原因を記載しました。

メジャーのメリット

小さい表ではワークシート式が簡単で良いですが、大きな表ではメジャーにメリットがあります。

  • 値フィールドは、前月差だけでなく、前月比、基準日に対する差、当月の構成比等の計算をすることができますが、用意された計算に限られます。集計フィールドは、四則演算(例:予実差)などの簡単な計算式に限られます。メジャーは、それらに加えて、区間合計、移動平均、順位、年度累計などDAX式で自由に計算式を作ることができます。
  • ワークシート式は、式が複数のセルに分散し、セルアドレスを使うので参照値の項目が分からず、間違いに気づきにくいです。メジャーは項目名で参照し、式も分散しないので、可読性が良いです。
    例 :「B3:B11」と「'元データ'[製品]」では、前者は何を参照しているのか分かりにくいです。「B3:B10」と間違えても気づきにくいです。VBAもセルアドレス参照をしているなら、同様のリスクがあります。
    例 : ワークシート式やVBAでは、各月の合計、各四半期の合計、各製品の合計、全体の合計など複数のセルに式が必要です。メジャーは1ヵ所に式を書けば、Σ値の当該メジャーの全てのセルの値が計算されます。
  • ワークシート式では、元データに項目値が追加されると表と式の修正が必要になります。ピボットテーブルでは、式の修正が不要で、表も自動的に拡張されます。

2. 元データ

ピボットテーブルの元データ
テーブル名:元データ

日付 製品 数
26/10/01 A製品 1
26/10/01 B製品 2
26/10/16 A製品 3
26/11/01 A製品 4
26/12/01 A製品 5
26/12/01 B製品 6
27/01/01 A製品 6
27/03/01 B製品 7

特徴

  • 数が0のレコード(行)が無い。

3. 作成するピボットテーブル

  26年度 総計
3Q 3Q 集計 4Q 4Q 集計
製品 値 10月 11月 12月 1月 2月 3月
A製品 数 4 4 5 13 6     6 19
前月差 -- ±0 +1 -- +1 -6 ±0 -- --
B製品 数 2   6 8     7 7 15
前月差 -- -2 +6 -- -6 ±0 +7 -- --
全体の 数 6 4 11 21 6   7 13 34
全体の 前月差 -- -2 +7 -- -5 -6 +7 -- --

特徴

  • 四半期の小計が中間にある。
  • 年度始まりが4月。

参考

単月列は前月差、四半期列は前四半期差、半期列は前半期差、年度列は前年度差、を表示する場合は、次の記事を参照してください。

4. 値フィールド

Power Pivotの紹介の前に、Excelの普通のピボットテーブルの値フィールドを使用する手法を紹介します。この方法は数式が不要で、最も簡単に前月差を計算することができます。

1. 手順概要

  1. 元テーブルの任意のセルを選択し、[挿入]-[ピボットテーブルv]-[テーブルまたは範囲から]-[OK]で、ピボットテーブルを生成。
  2. Σ値に[数]をドラッグ。
  3. 列に[日付]をドラッグすると自動的にグループ化されるので、[年 (日付)]、[四半期 (日付)]、[月 (日付)]以外を列から外す。(グループ化されない時は、手動でグループ化をする。)
  4. 行に[製品]をドラッグ。
  5. 再びΣ値に[数]をドラッグし、[Σ値]を行に移動し、追加した[合計 / 数2]のセルの名前を[前月差]に変更。
  6. Σ値の[前月差]の"v"をクリックし、[値フィールドの設定]-[計算の種類]-"計算の種類"-[基準値都の差分]-"基準フィールド"-["月 (日付)]-"基準アイテム"-[(次の値)]-[OK]。
  7. ピボットテーブルの"第x四半期"セルを右クリックし、[四半期 (日付)"の小計]をクリックしてチェックマークを入れる。

間違ったピボットテーブル⇒対策可能(値フィールド)

  2026年 2027年 総計
第4四半期 第4四半期 集計 第1四半期 第1四半期 集計
製品 値 10月 11月 12月 1月 3月
A製品 合計 / 数 4 4 5 13 6   6 19
合計 / 数前月差   ±0 +1     -6    
B製品 合計 / 数 2   6 8   7 7 15
合計 / 数前月差   -2 +6     +7    
全体の 合計 / 数 6 4 11 21 6 7 13 34
全体の 合計 / 数前月差   -2 +7     +1    

2. 問題

  1. 小計の右隣りの1月の前月差が表示されない。
  2. データが無い2月の列が表示されず、3月の前月差が1月に対する差になる。
  3. 4月始まりの年度、四半期表示にならない。

3. 対策

  1. 小計を表示しない。⇒これが最も簡単です。
  2. 元データに2月のレコードを追加する。または、Power Pivotと日付テーブルを使用する。⇒5.以降を参照。
  3. 元データにPower Queryで4月始まりの年度と四半期列を追加する。

5. 日付テーブルを使用したPower Pivot 基本(表示期間をピボットテーブルのフィルターで設定)

前記問題は、Power Pivotと日付テーブルを使用することにより解決することができます。色々な方法があるので、メジャーがシンプルなものから紹介します。

1. 手順概要

  1. 元テーブルの任意のセルを選択し、[データ]-[テーブルまたは範囲から]で、Power Queryエディタに取込む。

  2. 適切な型ではない列を選択し、[変換]-[データ型]で適切な型を設定し、[現在のものを置換]。

  3. [ホーム]-[閉じて読み込むv]-[閉じて次に読み込む]で、"接続の作成のみ"と"このデータをデータモデルに追加する"を選択し、[OK]でExcelに戻る。

  4. 日付テーブルをExcelで作成し、[挿入]-[テーブル]でテーブルにします。最低限必要な項目は年月日を含む連続した日付ですが、その他に集計の可能性がある単位の項目を用意します。ここでは、[テーブルデザイン]でテーブル名を'カレンダ'にし、次の項目を用意しました。

  • 日付 : 1日ずつ増加するシリアル値
  • 年月 : =TEXT([@日付], "yy/mm")
  • 四半期 : =LET(x, EDATE([@日付], -3), (YEAR(x) -2000) & "/" & (INT((MONTH(x) - 1) / 3) + 1) & "Q")
  • 半期 : =LET(x, EDATE([@日付], -3), (YEAR(x) -2000) & "/" & (INT((MONTH(x) - 1) / 6) + 1) & "H")
  • 年度 : =YEAR(EDATE([@日付], -3)) - 2000 & "年度"
  • 年度. : =YEAR(EDATE([@日付], -3))
  • 四半期. : =INT((MONTH(EDATE([@日付], -3)) - 1) / 3) + 1 & "Q"
  • 期 : =IF(MONTH(EDATE([@日付], -3)) < 7, "上期", "下期")
  • 月 : =TEXT([@日付], "m月")
  • 年 : =YEAR([@日付])
日付 年月 四半期 半期 年度 年度. 四半期. 期 月 年
26/04/01 26/04 26/1Q 26/1H 26年度 2026 1Q 上期 4月 2026
26/04/02 26/04 26/1Q 26/1H 26年度 2026 1Q 上期 4月 2026
省略                  
28/03/29 28/03 27/4Q 27/2H 27年度 2027 4Q 下期 3月 2028
28/03/30 28/03 27/4Q 27/2H 27年度 2027 4Q 下期 3月 2028

参考

  • 日付テーブルは他の集計にも使えるので、別のブックに作成し、共有フォルダに置くと良いです。

  • 日付テーブルをExcelのワークシートではなく、Power Query Mで元テーブルから自動的に生成する方法があります。次の記事を参考にしてください。
  • 曜日の分析を行う場合は、曜日の列を追加します。

  • 20日締めなどの場合は、次のように式に-20を入れて日付をずらします。

    • 年度 : =RIGHT(YEAR(EDATE([@日付]-20,-3+1)),2) & "年度"
    • 半期 : =LEFT([@年度],2) & "/" & ROUNDUP(MONTH(EDATE($A3-20,-3+1))/6,0) & "H"
    • 四半期 : =LEFT([@年度],2) & "/" & ROUNDUP(MONTH(EDATE($A3-20,-3+1))/3,0) & "Q"
    • 月度 : =TEXT(EDATE([@日付]-20,1),"yy/mm")

参考 : 年月、四半期、半期の頭に年yyを付ける理由

ピボットテーブルで年月だけを列項目に設定することができる。

  • Excelのピボットテーブルでは文字コードでソートされるので、月だけを列項目に設定すると、4月始まりの年度の順に並ばない。
    (月の並びをユーザー定義すれば、月を4月始まりにすることはできる。)
  • 月だけを列項目に設定すると、1列に複数の年の月が計算対象になる。
  1. [データ]-[テーブルまたは範囲から]で、日付テーブルをPower Queryエディタに取込む。

  2. 不適切な型の列を選択し、[変換]-[データ型]で適切な型を設定し、[現在のものを置換]。

  3. [ホーム]-[閉じて読み込むv]-[閉じて次に読み込む]で、"接続の作成のみ"と"このデータをデータモデルに追加する"を選択し、[OK]でExcelに戻る。

  4. [Power Pivot]-[管理]-[ホーム]-[ダイアグラムビュー]で、'元データ'[日付]を'カレンダ'[日付]にドラッグする。
    ダイアグラムビューの表示 : '元データ'[日付] *--<--1 'カレンダ'[日付]
    '元データ'[日付]が多で、'カレンダ'[日付]が1のリレーションになります。

    参考:[Power Pivot]が表示されていない時
    [データ]-[データモデル(緑アイコン)v]-[データモデルの管理]でアドインを有効にし、[ホーム]-[ダイアグラムビュー]。
    Excel2019以前か2021Personalの場合:[データ]-[データモデル(緑アイコン)v]-[リレーションシップ]-[新規]でリレーションを作成します。

  5. [挿入]-[ピボットテーブルv]-[データモデルから]で、ピボットテーブルを作成する。

  6. 右のピボットテーブルのフィールドの橙の筒アイコンがある'元データ'を右クリックし、[メジャーの追加]で次のように入力し[OK]。(:=の前がメジャーの名前で、=以降がメジャーの式です。)

M前月差1:=IF(
ISFILTERED('カレンダ'[月]), // 単月列のみ前月差を計算

SUM('元データ'[数]) // 当月の数
- CALCULATE(
SUM('元データ'[数]), // 前月の数
PREVIOUSMONTH('カレンダ'[日付]) // 前月のフィルタコンテキスト
) + 0, // 元データが無い場合0として計算、表示
"--" // 単月でない場合--表示
)

PREVIOUSMONTH : Microsoft Learn

https://learn.microsoft.com/ja-jp/dax/previousmonth-function-dax

  1. ピボットテーブルのフィールドで次の様に項目を配置する。
  • フィルター : 'カレンダ'[四半期]
  • 列 : 'カレンダ'[四半期.]、'カレンダ'[月]
  • 行 : '元データ'[製品]、Σ値
  • Σ値 : '元データ'[数]、[M前月差1]
  1. ピボットテーブルの"xQ"セルを右クリックし、["四半期."の小計]をクリックしてチェックマークを入れる。
  2. 左上の[四半期]のフィルタアイコンをクリックし、"複数のアイテムを選択"をチェックし、"26/3Q"と"26/4Q"のみをチェックする。

初月の前月差のみ問題があるピボットテーブル⇒対策可能(表示期間をピボットテーブルのフィルターで設定)

  3Q 3Q 集計 4Q 4Q 集計 総計
製品 値 10月 11月 12月 1月 2月 3月
A製品 合計 / 数 4 4 5 13 6     6 19
M前月差1 +4 ±0 +1 -- +1 -6 ±0 -- --
B製品 合計 / 数 2   6 8     7 7 15
M前月差1 +2 -2 +6 -- -6 ±0 +7 -- --
全体の 合計 / 数 6 4 11 21 6   7 13 34
全体の M前月差1 +6 -2 +7 -- -5 -6 +7 -- --

メリット

  • フィルターで26/3Qと26/4Qに絞り込むので、複数年度の月の重複が無い。なので年度を列に配置する必要がない。
  • メジャーに表示範囲を限定するコードを書く必要が無いので、メジャーがシンプルになる。

2. 問題

  1. 9月のデータが無いのに、10月の前月差に9月を0とした値が表示される。

3. 対策

  1. 元データに9月のデータを追加する。⇒本来あるはずのデータを追加する。メジャーの変更が不要なので、これがお勧めです。
  2. 次のメジャーに変更する。⇒6.以降を参照。

参考

Excelの代わりにPower Queryで元データの範囲の日付テーブルを自動生成することで、ピボットテーブルの表示期間設定のフィルターを不要にすることができます。また、日付テーブルが元テーブルを日付をカバーしていないミスも回避することができます。この方法は、10.関連情報の「Excel Power Query Mでカレンダを作成し、メジャーで前の値との差を計算」を参照してください。

6. 日付テーブルを使用したPower Pivot 応用1(初月の前月差非表示)

この方法は、元データの開始日より前の月が前月になる時の前月差を--表示します。メジャー以外は、前記と同じです。

M前月差2:=VAR MinD = CALCULATE(MIN('元データ'[日付]), ALL('元データ'))	// 元データ全体の開始日
RETURN
IF(
ISFILTERED('カレンダ'[月]) // 単月コンテキスト
&& MIN('カレンダ'[日付]) > MinD, // 前月がある=単月の開始日が元データの開始日より後
SUM('元データ'[数]) // 当月値
- CALCULATE(
SUM('元データ'[数]), // 前月値
PREVIOUSMONTH('カレンダ'[日付]) // 前月のフィルタコンテキスト
) + 0, // 元データが無い場合0として計算、表示
"--" // 前月値が無い、単月で無い場合--表示
)

解説

IFの条件に、前月の日付が元データの範囲内かの判定条件を追加しています。

正しいピボットテーブル(表示期間をピボットテーブルのフィルターで設定)

  3Q 3Q 集計 4Q 4Q 集計 総計
製品 値 10月 11月 12月 1月 2月 3月
A製品 合計 / 数 4 4 5 13 6     6 19
M前月差2 -- ±0 +1 -- +1 -6 ±0 -- --
B製品 合計 / 数 2   6 8     7 7 15
M前月差2 -- -2 +6 -- -6 ±0 +7 -- --
全体の 合計 / 数 6 4 11 21 6   7 13 34
全体の M前月差2 -- -2 +7 -- -5 -6 +7 -- --

7. 日付テーブルを使用したPower Pivot 応用2(表示期間をメジャーで設定)

この方法は、手動で表示期間を設定するためのピボットテーブルのフィルターを止め、自動で元データの範囲内の期間を表示します。

1. 手順

  1. 先の手順で作成したピボットテーブルのフィルターの'カレンダ'[四半期]を削除します。
  2. 'カレンダ'[年度]を列に配置します。この目的は、[四半期]のフィルターを削除することにより、[月]と[四半期.]だけでは年度を識別できなくなるので、それを識別できるようにするためです。

参考

[月]と[四半期.]の代わりに年や年度情報を値に含む[年月]と[四半期]を列に配置すれば、[年度]の配置は不要になります。

  1. 次のメジャーを使用します。
M前月差3:=VAR MinD = CALCULATE(MIN('元データ'[日付]), ALL('元データ'))	// 元データ全体の開始日
VAR MaxD = CALCULATE(MAX('元データ'[日付]), ALL('元データ')) // 元データ全体の末日
RETURN
IF(
MAX('カレンダ'[日付]) >= MinD // 元データの開始日以降=単月の末日が元データ全体の開始日以降
&& MIN('カレンダ'[日付]) <= MaxD, // 元データの末日以内=単月の開始日が元データ全体の末日以前
IF(
ISFILTERED('カレンダ'[月]) // 単月コンテキスト
&& MIN('カレンダ'[日付]) > MinD, // 前月がある=単月の開始日が元データ全体の開始日より後
SUM('元データ'[数]) // 当月値
- CALCULATE(
SUM('元データ'[数]), // 前月値
PREVIOUSMONTH('カレンダ'[日付]) // 前月のフィルタコンテキスト
) + 0, // 元データが無い場合0として計算、表示
"--" // 前月値が無い、単月で無い場合--表示
// 【注意】文字列を返すメジャーの場合は年情報を含む項目をピボットテーブルの列か行に設定する必要あり
)
)

次のように入れ子になった複数のIF()をSWITCH()で書くこともできます。

M前月差31:=VAR MinD = CALCULATE( MIN( '元データ'[日付] ), ALL( '元データ' ) )	// 元データ全体の開始日
VAR MaxD = CALCULATE( MAX( '元データ'[日付] ), ALL( '元データ' ) ) // 元データ全体の末日
VAR CurMin = MIN( 'カレンダ'[日付] ) // コンテキストの開始日
VAR CurMax = MAX( 'カレンダ'[日付] ) // コンテキストの末日
VAR PrevValue = // 前月の数
CALCULATE(
SUM( '元データ'[数] ), // 前月の数
PREVIOUSMONTH( 'カレンダ'[日付] ) // 前月のフィルタ
)
RETURN
SWITCH (
TRUE(),
CurMax < MinD || CurMin > MaxD, BLANK(), // 元データ全体の日付の範囲外はnull
NOT ISFILTERED( 'カレンダ'[月] ), "--", // 単月で無ければ--を表示
CurMin <= MinD, "--", // 当月の開始日が元データ全体の開始日以前なら--を表示
SUM( '元データ'[数] ) - PrevValue + 0 // 前月差の計算式。元データが無ければ0として計算
)

SWITCH : Microsoft Lean

https://learn.microsoft.com/ja-jp/dax/switch-function-dax

正しいピボットテーブル(メジャーで表示範囲を元データに合わせる)

  26年度 総計
3Q 3Q 集計 4Q 4Q 集計
製品 値 10月 11月 12月 1月 2月 3月
A製品 合計 / 数 4 4 5 13 6     6 19
M前月差3 -- ±0 +1 -- +1 -6 ±0 -- --
B製品 合計 / 数 2   6 8     7 7 15
M前月差3 -- -2 +6 -- -6 ±0 +7 -- --
全体の 合計 / 数 6 4 11 21 6   7 13 34
全体の M前月差3 -- -2 +7 -- -5 -6 +7 -- --

参考

メジャーから"--"を削除して文字列を返さないようにすると、Power Pivotのピボットテーブルは極力データが無いアイテムを非表示にしようとします。これにより、[年度]を列に配置しなくても、データが無い1Qや2Qが非表示になります。しかし、[月]と[四半期.]には年の情報が無いので、これに頼るのは好ましくないです。

日付テーブルをワークシートで作るのではなく、次に記事のように元テーブルからPower Query Mで生成すれば、このメジャーもフィルターも不要です。応用1のメジャーでOKです。

8. その他の計算例

メジャーは、次のような値フィールドや集計フィールドではできない計算をすることができます。

1. 3ヵ月移動平均と区間平均

単月は3ヵ月移動平均、小計や総計は区間平均を計算します。

M移動平均_区間平均 :=
IF(
ISFILTERED('カレンダ'[月]),
// 単月コンテキスト:直近3ヶ月の合計 ÷ 3
CALCULATE(
SUM('元データ'[数]),
DATESINPERIOD('カレンダ'[日付], MAX('カレンダ'[日付]), -3, MONTH)
) / 3,
// 単月でないコンテキスト:区間合計 ÷ 区間内の月数
VAR TotalAmount = SUM('元データ'[数])
VAR MonthCount = COUNTROWS(VALUES('カレンダ'[年月]))
RETURN
DIVIDE(TotalAmount, MonthCount)
)

DATESINPERIOD : Microsoft Learn

https://learn.microsoft.com/ja-jp/dax/datesinperiod-function-dax

2. 不良率の移動平均と区間平均

単月は3ヵ月移動平均、小計や総計は区間平均を計算します。

M不良率_移動平均および区間平均 :=
IF(
ISFILTERED('カレンダ'[月]),
// 単月コンテキスト:直近3ヶ月の(不良数合計 ÷ 生産数合計)
DIVIDE(
CALCULATE(SUM('元データ'[不良数]), DATESINPERIOD('カレンダ'[日付], MAX('カレンダ'[日付]), -3, MONTH)),
CALCULATE(SUM('元データ'[生産数]), DATESINPERIOD('カレンダ'[日付], MAX('カレンダ'[日付]), -3, MONTH))
),
// 単月でないコンテキスト:その区間(四半期・半期等)の(不良数合計 ÷ 生産数合計)
DIVIDE(SUM('元データ'[不良数]), SUM('元データ'[生産数]))
)

9. サンプルファイル

ダウンロード - 260325calendar.xlsx

10. 関連情報

 


最後に、日付テーブルを使用しないと間違いを起こす事例を紹介します。上記、累計メジャーのDAXの勘違い(歯抜け)も同様の解説をしています。

11. 日付テーブル無しのPower Pivot (VALUES()による間違いがある事例)

日付テーブルを使わずに、元テーブルだけで計算したいと思うかもしれません。そこでCALCULATE(集計式, VALUES('テーブル1'[項目]), FILTER(ALL('テーブル1'), 条件))という式を考えるかも知れません。この式の意図は、まず前月を抽出するためにALL('元テーブル')でフィルタを解除します。'元テーブル'[日付]をグループ化すると自動生成される'元テーブル'[日付 (月のインデックス)]を-1して、前月のレコードをFILTER()で抽出します。それとVALUES('元テーブル'[製品])のAND条件で、現在のコンテキストの製品に絞り込みます。一見正しそうなこの式は、間違いを起こすので避けたほうが良いです。間違い事例で理由を紹介します。

1. 手順概要

  1. 前記で作成した元テーブルのみを使用します。

  2. [挿入]-[ピボットテーブルv]-[データモデルから]で、ピボットテーブルを作成する。

  3. 列に'元データ'[日付]をドラッグすると自動的にグループ化されるので、[年 (日付)]、[四半期 (日付)]、[月 (日付)]以外を列から外す。(グループ化されない時は、手動でグループ化をする。)

参考 : Power Pivotの日付のグループ化の四半期表示

Excelのピボットテーブルでは、日付のグループ化がWindowsの言語(日本語)に従った名前になるので"第1四半期"と表記されます。しかし、データモデルのピボットテーブルは英語ベースなので、内部で"Q1"が使用されます。そして、"Q"が"四半期"と訳され"四半期1"と表示されます。

  1. 行に[製品]をドラッグ。
  2. Σ値に[数]をドラッグ。
  3. 右のピボットテーブルのフィールドの橙の筒アイコンがある'元データ'を右クリックし、[メジャーの追加]で次のように入力し[OK]。(:=の左辺が名前です。)
M前月差ng1:=VAR m = MAX('元データ'[日付 (月のインデックス)])    // コンテキストの月
VAR y = MAX('元データ'[日付 (年)]) // コンテキストの年

RETURN

IF(

ISFILTERED('元データ'[日付 (月)]), // 単月の場合は前月差を計算

SUM('元データ'[数]) // 当月の数

- CALCULATE(

SUM('元データ'[数]), // 前月の数

VALUES('元データ'[製品]), // コンテキストの[製品]でフィルタ

FILTER( // 前月のレコード

ALL('元データ'), // 前の月を探すため製品を含む全フィルタを解除

IF(

m > 1, // 2月以降は同年の前月、1月は前年の12月が前月

'元データ'[日付 (月のインデックス)] = m - 1 && '元データ'[日付 (年)] = y,

'元データ'[日付 (月のインデックス)] = 12 && VALUE('元データ'[日付 (年)]) = y - 1

)

)

),

"--" // 単月で無い場合--表示

)

解説

グループ化で生成される月のインデックスは、年を越すと1に戻ります。なので、年越しの有無で前月式を分け、年と月の両方で前月を絞り込む式にしています。

  1. Σ値に[M前月ng1]をドラッグ。列の[Σ値]を行にドラッグ。
  2. ピボットテーブルの"四半期x"セルを右クリックし、[四半期 (日付)"の小計]をクリックしてチェックマークを入れる。

間違ったピボットテーブル⇒対策困難(日付テーブル無し、VALUESの問題)

  2026 2027 総計
四半期4 四半期4 集計 四半期1 四半期1 集計
製品 値 10 月 11 月 12 月 1 月 3 月
A製品 合計 / 数 4 4 5 13 6   6 19
M前月差ng1 +4 ±0 +1 -- +1   -- --
B製品 合計 / 数 2   6 8   7 7 15
M前月差ng1 +2   +6 --   +7 -- --
全体の 合計 / 数 6 4 11 21 6 7 13 34
全体の M前月差ng1 +6 ±0 +7 -- +1 +7 -- --

2. 問題

  1. 元データにレコードが無いところ(B製品の11月1月とA製品の3月)の前月差が表示されない。
  2. データが無い2月の列が表示されない。
  3. B製品が無い11月と1月の全体の前月差からB製品が抜けている。これはVALUES()が原因です。11月と1月の全体はB製品が無いのでVALUES('元テーブル'[製品])はA製品のみを示します。なので、B製品の値が抜けます。
  4. 前月を求めるFILTER式が複雑。
  5. 4月始まりの年度、四半期表示にならない。

3. 対策

  1. 日付テーブルを使用する。⇒5.以降を参照。
  2. 元データに全ての製品と日付の値を追加する。具体的にはPower Pivotでクロステーブルにして、交点のnullの値を0で置換し、ピボット展開します。⇒計算時間が非常に長くなるので、お勧めしません。

参考

  • 日付を軸にしたクロステーブルからPower Queryで整形されたリスト形式の元テーブルの場合、クロステーブルの交点に全てのデータがあれば、日付テーブルを使用せずにファクトテーブルの日付を使用しても、正常に値が出ます。日付が月単位等の場合はタイムインテリジェンス関数が使えないので、時間軸にインデックスを付加しFILTER()で処理します。このように、このメジャーでも正しく集計できる元データがあるのですが、お勧めはしません。
  • 日付以外にもメジャーの中でフィルターを解除する項目があれば、それも同様な問題を引き起こす場合があるので、その項目をディメンジョンテーブルに設定し、行または列に設定します。これにより、その項目だけをALL()でフィルター解除できるので、他の項目への影響を無くすことができ、このような間違いを防止することができます。

12. 日付テーブル無しのPower Pivot

前のメジャーはVALUES('元データ'[製品])が悪影響していました。そこで、ALL()で'元テーブル'の時間軸の項目のみフィルタを外し、'元データ'[製品]のフィルタを残すことでVALUES()を無くしたらどうなるかを検討しました。結果はNGです。間違いやすい事例として紹介します。

1.手順概要


    1. 日付テーブルを使用しないPower Pivot (間違いがある事例)と同じ手順です。メジャーのみ異なります。
M前月差ng2:=VAR m = MAX('元データ'[日付 (月のインデックス)]) // コンテキストの月
VAR y = MAX('元データ'[日付 (年)]) // コンテキストの年
RETURN
IF(
ISFILTERED('元データ'[日付 (月)]), // 単月の場合は前月差を計算
SUM('元データ'[数]) // 当月の数
- CALCULATE(
SUM('元データ'[数]), // 前月の数
FILTER( // ↓前月のレコードを探すため、ピボットテーブルの項目である月、四半期、年のフィルタを解除
ALL('元データ'[日付 (月)], '元データ'[日付 (月のインデックス)], '元データ'[日付 (四半期)], '元データ'[日付 (年)]),
IF(
m > 1, // 2月以降は同年の前月、1月は前年の12月が前月
'元データ'[日付 (月のインデックス)] = m - 1 && '元データ'[日付 (年)] = y,
'元データ'[日付 (月のインデックス)] = 12 && VALUE('元データ'[日付 (年)]) = y - 1
)
)
),
"--" // 単月で無い場合--表示
)
  1. Σ値に[M前月ng2]をドラッグ。列の[Σ値]を行にドラッグ。

間違ったピボットテーブル⇒対策困難(日付テーブル無し)

  2026 2027 総計
四半期4 四半期4 集計 四半期1 四半期1 集計
製品 値 10 月 11 月 12 月 1 月 3 月
A製品 合計 / 数 4 4 5 13 6   6 19
M前月差ng2 +4 ±0 +1 -- +1   -- --
B製品 合計 / 数 2   6 8   7 7 15
M前月差ng2 +2   +6 --   +7 -- --
全体の 合計 / 数 6 4 11 21 6 7 13 34
全体の M前月差ng2 +6 -2 +7 -- -5 +7 -- --

2. 問題

  1. 元データにレコードが無いところ(B製品の11月1月とA製品の3月)の前月差が表示されない。
  2. データが無い2月の列が表示されない。
  3. 前月を求めるFILTER式が複雑。
  4. 4月始まりの年度、四半期表示にならない。

原因

列と行項目に設定したコンテキスト「'元テーブル'[月]=11月」かつ「'元テーブル'[製品]=B製品」のレコードがありません。なので、メジャーが実行されません。

3. 対策

  1. 日付テーブルを使用する。⇒5.以降を参照。
  2. 元データに全ての製品と日付の値を追加する。具体的にはPower Pivotでクロステーブルにして、交点のnullを0で置換し、ピボット展開します。⇒計算時間が非常に長くなるので、お勧めしません。

日付テーブルが対策になる理由

  • 'カレンダ'には'元データ'[製品]のフィルタが掛からないので、'元データ'の11月にB製品が無くても、列に設定した'カレンダ'[月]には11月があります。なので、メジャーが実行されます。
  • 日付テーブルに4月始まりの年度列を追加することで、元データに暦の日付しか無くても4月始まりの集計をすることができます。

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加湿器 CAREPOD J60HV 使用記

加湿器を買いました。選択ポイントは、手入れが楽でフィルターなど交換が必要な消耗品が無いものです。消費電力の観点でスチーム式は避けました。

1. 候補

1) CAREPOD J60HV

加熱超音波式、週1回以上超音波振動子掃除、エアーフィルターは水洗い、水フィルター無し、主に洗う部品は6点(タンク、蓋、パッキン、振動子、エアフィルタ、本体)。韓国の会社です。
https://carepodjapan.com/products/j60hv

2) cado STEM 500H

加熱超音波式、90日で掃除、エアーフィルターは水洗い、水フィルターは6か月で交換、主に洗う部品は6点(タンク、水槽、ダクト、リフレクタ、ノズル、エアフィルタ)。日本の会社です。
https://cado.com/products/hm-c500h

3) T-fal スチーム アンド ミスト

加熱超音波式、3日1回超音波振動子とヒーター掃除、フィルター無し、主に洗う部品は5点(水タンク、水タンクカバー、水槽、振動子、ヒーター)。フランスの会社です。
https://www.t-fal.co.jp/home-appliances/humidifier/products/steamandmist-1830008833/

4) IRIS OHYAMA enemist

気化式、1ヶ月1回加湿フィルター掃除、主に洗う部品は5点(加湿フィルタ、水タンク、ファンカバー、ファン、銀ビーズケース)日本の会社です。
https://www.irisohyama.co.jp/news/2025/?date=0822

掃除がしやすくメンテナンスで交換する部品が不要との理由から、CAREPOD J60HVにしました。

2. 感想

1) 設定できる項目が少ない。

自動加湿ではミストの量が中段階位の1種類しかありません。ON/OFF制御です。中段階でもミストの量が多いと感じるので、PID制御をするか選択式にして欲しいものです。
目標湿度設定も変更できません。仕様には40~60%を保つと書かれており、実際にその範囲になります。
自動加湿は、最初の20~30分は連続加湿になる仕様なので、開始時の湿度が高いと60%を越えることがあります。

20~30分以降は、スタンドに付けた状態で50cmくらい離れた床面での湿度で、約46%で加湿が始まり約51%で加湿が止まるようでした。なので、過加湿が継続することは無いです。

水温が低い時のミストは下降しますが、水温が十分高くなると少し上に上がります。なので、ヒーターを入れていれば床面が濡れる可能性は少ないのと思われます。

水道水を使用した場合、水フィルターが無いからかミストに僅かに塩素臭がします。その代わり、フィルターの清掃や交換が不要です。直接ミストが鼻に当たらなければ、気になるほどの臭いではありません。

2) タンクの脱着時に振動子が倒れてきて邪魔

少し前に本体が傾いていると、振動子が前に倒れてきて、タンクの脱着を邪魔します。あと1~2度開き角が大きいと良いかも知れません。水平に設置すれば問題ないです。
蓋の開け閉めを繰り返すと、振動子がコネクタから少し浮いてきます。Oリングがあるので直ぐに水が接点に入ることはありませんが、毎回抜けかかっていないか確認したほうが良いでしょう。

3) 最低水位のメモリが無い

最低水位のシールが貼ってあるのですが、そのシールには使用時に剥がせと書いてあります。シールを剥がすと最低水位が分からなくなります。間抜けな設計です。加温限界と加湿限界の水位メモリもプレスで付けるのは、当たり前だと思うのですが...

4) 残水が多い

1/3くらいの水位だと加温しません。構造上振動子の厚み以下の水位だと動作できません。なので、加湿に使えずに捨てる水が多いです。タンクを掃除しやすい形にしていることが影響しています。

5) 水タンクのエッジ

ステンレスの容器の端面はバリ取りしている程度であり、丸くは無いです。日本の大手家電メーカならNGにする設計です。ステンレス製の針金取っ手があると良いのですが。
ステンレスのタンクと蓋は、清潔感があり良いです。鋭利な凹凸が少ないので、掃除が楽でカビなども付きにくいと思います。

6) 電源は完全OFFにはならない

静電タッチ式電源スイッチなので、完全にオフにはなりません。
待機電力は1.0Wでした。
超音波加湿時は25.7W、加温加湿時は水温が低い時で約200Wくらいでした。加温加湿時の電力は水温や周囲の温湿度で大きく変わります。消費電力は、加熱式より大幅に少ないです。給湯器のお湯を入れれば、更に電力が減ります。
加温加湿時の力率は0.97でした。

7) 電源ケーブルは本体固定

スタンドに付けた状態で足に引っ掛かると倒れます。温度が低いので火傷することはありませんが、本体は壊れる可能性がありますね、

8) スタンドは金属製で重い

金属製なのでスリムにも関わらず剛性が高いです。
足のゴムが外れやすいです。⇒両面テープを併用しましたが不十分です。接着したほうが良いかも知れません。
水を入れた状態で大地震があれば倒れそうです。仮にキャスターがあれば倒れにくいのかも知れません。まあ、大地震で倒れるのは仕方ないです。

9) 大きいく目立つ

四角なので大きく感じます。円筒の方が良いと思います。

10) 水滴音がする。

振動子により水が跳ねるため水の音がします。小さい音では無いです。
この音は、掃除を楽にするために、メインタンクの水中で振動子を動作させるいう構造を採用していることが原因だと思われます。

他社の製品は、メインタンクの下に振動子があり、そこに水を導く構造なので、音が小さいのだと思われます。その代わり、構造が複雑になり掃除しにくくなります。

11) 掃除しやすい

パッキンの溝が細い角型なので掃除しずらそうですが、その他の部品は鋭角部分が少なくとても掃除しやすい形状をしています。
毎日使用しない時間帯に水を捨てて、蓋を開いた状態で見えている蓋、振動子、タンクの水をタオルでふき取って乾かせば、水垢の付着やカビの繁殖を抑えられます。
12~2月の3ヵ月ほど使用しましたが、他の製品のようなクエン酸によるクリーニングや定期メンテナンスは不要でした。冬場ということもありますが、パッキンの裏側や溝部分も3ヵ月間ノーメンテナンスでカビや水垢は全く発生しませんでした。
部屋の埃量にも影響しますが、エアフィルタは3ヵ月目で僅かに埃が付いたので掃除機で掃除しました。エアフィルタも掃除しやすいです。

全体的に大手家電メーカーのような細かいところの気配りが弱いです。また制御機能が貧弱です。
しかし、とても掃除がしやすい構造をしています。

12) 掃除しにくい・できないところ

ステンレスの蓋とパッキンの間は、若干水垢が付きました。僅かな量では無いので気になりませんが、夏場などはカビになるかもしれないので、たまにステンレスの蓋を外してクエン酸で掃除したほうが良いかも知れません。

振動子の軸の部分はタオルなどが入らないので、たまに綿棒で掃除したほうが良いかも知れません。ヒンジ部の外側を取り外しできるようにすると、良いかも知れません。

ファンとダクトは分解できないので掃除ができません。ここは上のパネルを取り外し可能な構造にして、掃除できるようにしてほしかったですね。

3. 総評

値段が高く欠点も多いですが、メンテナンスのしやすさはトップクラスだと思われます。メンテナンス性と省電力を優先するなら、2025年時点では良い選択だと思います。カビをまき散らさないことが最重要だと思うので、メンテナンス性最優先で選ぶのが良いでしょう。

4. 将来性

改良の余地が数多くあるので、今後に期待したいです。
掃除の観点で見ると、基本的な構造はとても良いので、継承して欲しいです。
表示をLCDパネルなどに変えて、細かい調整や制御ができると良いです。
水音問題は、直接振動子が水面に触れないような構造が必要かもしれません。
本体を円筒状にすれば、小さくなり圧迫感も減ると思います。
パッキンはエッジにRを付ければ、掃除しやすくなると思います。Oリングのような簡単な形状の方が掃除しやすそうです。

コスト競争力がある大手がこの方式を採用してくれると嬉しいのですが、特許を押さえている気がします。

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個人のOffice付PCで学校等の法人のMicrosoft 365/Officeライセンスを使用する方法

1. 個人と学校等の法人のMicrosoft 365/Officeライセンスの切り替え

個人のPCで使うために、学校からMicrosoft 365/Officeのライセンスが提供されることがあります。(会社の場合は、個人PCを業務で使うことを禁止していると思います。)

もし個人のPCに個人のマイクロソフトアカウントを登録したMicrosoft Office 2019以降がインストールされているのであれば、それを学校のライセンスに切り替えることができると思います。元に戻すことも可能です。

具体的には、ExcelやWord等を開き、[ファイル]-[アカウント]で、[サインアウト]するか[ライセンスの切り替え]-[別のアカウントを使用する]で、学校等の法人のマイクロソフトアカウントを入力して[サインイン]-認証をすれば良いように思います。すると、学校のライセンスがあるMicrosoft 365/Officeに切り替わると思います。
260312office

学校卒業後は、同様の手順で個人のマイクロソフトアカウントに切り替えることで、元のMicrosoft Officeに戻ると思います。

参考:WindowsのアカウントとMicrosoft365/Officeのアカウントは別の設定です。Windowsに学校のアカウントでサインインする必要はありません。

ライセンスの切り替えで切り替わらない時

①抜けたいアカウントのサインイン状態が残っていることと、②Excelを再起動していないことが原因の可能性があります。
[ファイル]-[アカウント]-[アカウントの切り替え]で、抜けたいアカウントをサインアウトし、入りたいアカウントのみにサインインしている状態にし、Excelを再起動してみてください。
もし、入りたいアカウントが表示されていない場合は、[アカウントの切り替え]-[アカウントを追加する]か[ライセンスの切り替え]で入りたいアカウントにサインインしてください。

余談 : Office 2016はプロダクトキー方式とアカウント方式が混在していたらしいので、学校のライセンスでMicrosoft 365/Officeを使用する場合は、Office 2016のアンインストールが必要だったようです。その場合は、学校卒業後に学校のMicrosoft 365をアンインストールし、Office 2016をプロダクトキーで再インストールすることで元に戻ると思います。Office 2019以降はマイクロソフトアカウントに紐づくようになったので、アンインストールは不要で、アカウントの切り替えだけで済むようになったのだと思います。

参考:Office無しのPCに学校のライセンスでOfficeをインストールする方法は、学校の案内を参照してください。本時事の「6.参考」の「法人のMicrosoft 365のホームページ」からもインストールできるかもしれません。

2. Office付パソコン

2026年3月時点では「Microsoft 365 Personal 24ヶ月サブスク」や「Office Home & Business 2024永続版」が付属したPCが販売されています。

学校のライセンスで「Microsoft 365/Office」が使えるなら、PCに付属している「Microsoft 365 Personal 24ヶ月サブスク」は重複して無駄なので、「Office Home & Business 2024永続版」を選択するのが良いと思います。使用開始から3ヵ月以内に個人のMicrosoftアカウントに登録すれば、学校卒業後に個人のMicrosoftアカウントに戻すことで、Office 2024が使えると思います。

「Microsoft 365 Personalサブスクの試用版」を使い始めて3ヵ月経つと、「Microsoft 365 Personal 24ヶ月サブスク」に切り替わり、「Office Home & Business 2024永続版」の権利を失うので、注意しましょう。

Microsoft 365を選択した場合は、24ヶ月を過ぎるとサブスクの支払いが発生します。もし在学中であれば、学校のライセンスと重複して無駄なので、サブスクを選択しないでください。365が必要なら卒業後にサブスクを契約すれば良いでしょう。

【注意】セットアップ画面の初期値は、サブスクに誘導するようになっているので注意しましょう。サブスクを選択すると永続版は使用できません。詳細手順の例は、6.関連記事のVAIOや富士通のQ&Aを参照してください。

【注意】「Microsoft 365 Personal 24ヶ月サブスク」や「Office Home & Business 2024永続版」の選択式ライセンス付きのPCメーカのサイトには、365のお試しをして3ヵ月のお試し期限が近付くとOfficeアプリに選択メッセージが出るので、そこで選択するように書かれています。
ところが、学校のライセンスで365を使用しているとお試し使用では無いので、選択メッセージは出ません。また、Microsoftアカウントのメールを見ていないと、Microsoftからの選択メールも見逃します。その結果、使用しない個人の365サブスクを選択したことになり、2024永続版の使用権を失うかもしれません。なので、365のお試し使用を始めないで、Microsoft Storeのライブラリのこのデバイスに含まれるで永続版を要求するにした方が良いでしょう。方法は、次の記事を見てください。

3. Officeのサポート期限

永続版のサポート期間は5年ですが、5年を過ぎてもバグやセキュリティの更新がされないだけで、動かなくなるわけではありません[*1]。自己責任にはなりますが、リスクを承知でサポート切れのOfficeを使う判断もありだと思います。会社だとサポート切れの製品は使用禁止だと思いますが、個人用途では古いOfficeを使っている人は珍しくないと思われます。でも、あまりにも古いものは避けたほうが良いかも知れません。

マイクロソフトアカウントは2年サインインしないと停止後に削除されます。但し、次のサイトに例外規定があり、「Current productであれば2年を超えてマイクロソフトアカウントにサインインしなくてもライセンスが消えることは無い」と書かれています。Current productの意味が現在販売中の製品だと、販売が終われば例外規定から外れます。Current productが現在アカウントに登録されている製品の意味であれば、例外規定から外れません。Copilotによれば永続版の使用権を勝手に破棄するようなことは契約上も法的にもできず、後者の解釈が正しいと言っています。でも、Windowsをローカルアカウントで使っている場合は、2年以内に何らかのサービス(Edge、OneDrive Web、Officeなど)に個人のマイクロソフトアカウントでサインインしておくと安心だと思われます。また、マイクロソフトアカウントのメールをメールアプリに登録して、定期的にチェックするのが良いです。

[*1] : 2026年7月13日にOffice 2019 for Macのライセンス証明に使われる証明書の期限が切れ、編集ができなくなったようです。Microsoftの製品なので、Macのサポートは弱いです。Macでは、ExcelのPower Pivotも使用できないらしいので、Microsoft製品を使うなら、Windowsを選択したほうが良いと思います。

4. WindowsとMicrosoft 365/Officeのサインインの区別

Microsoft 365/OfficeとWindowsに、同じMicrosoftアカウントを使用することもできますし、別々のアカウントを使用することもできます。

個人でMicrosoft 365/Officeを契約・購入した場合は、Windowsと同じアカウントを使用することが多いと思います。

学校のMicrosoft 365/Officeのライセンスを個人PCで使用する場合は、Windowsに個人のMicrosoftアカウントでサインインし、Microsoft 365/Officeには学校のアカウントでサインインします。Explorerの左ペインに2つのOneDriveのアイコンが現れます。

学校によっては、Windowsにはローカルアカウントでサインインし、Microsoft 365/Officeには学校のアカウントでサインインする指示になっている場合もあります。

5. 2つのOneDriveの区別

個人のPCのWindowsに個人のマイクロソフトアカウントでサインインすると、個人のOneDriveが使えます。この状態で学校のMicrosoft 365のアカウントでMicrosoft 365にサインインすると、学校のアカウントのOneDriveが使えるようになります。即ち、個人と学校の2つのOneDriveが使えるようになります。
260313office2
※ 卒業すると学校のOneDriveやOutlook Mailは使えなくなります。必要なデータは、在学中にコピーしておく必要があります。

【余談】OneDriveの同期機能が理解できない人は、PCとの同期を切った方が良いです。

同期を切らないと5GBまでは同期されますが、それ以上は有料プランにする必要があります。5GBに達したときに、操作を誤り必要なファイルを消してしまうことがあります。なので、最初から同期しない方が良いです。OneDriveアプリを使用せずに、PCから独立した別のクラウドストレージとしてインターネットブラウザから使うのが良いでしょう。

6. Windowsをセットアップするアカウント

普通は個人のマイクロソフトアカウントでWindowsのセットアップをします。

学校によってはWindowsのセットアップをローカルアカウントで行う指示をしているところがあるようです。推定理由は次の通りです。

  1. 個人のOneDrive同期の通信トラフィック軽減。
  2. 個人のOneDriveの同期と学校のOneDriveの同期で、PCを経由した双方向の情報流出が起こる。
  3. 個人と学校の2つのマイクロソフトアカウントでOneDrive、Outlook、Teams、Edgeなどのアカウントを混同する危険がある。なお、ExcelなどのOfficeアプリに関しては、在学中はライセンスを学校に切り替えれば良いので、混同する危険は少ない。
  4. 個人側の環境がローカルだけになるので、学校側のサポートが楽になる。

個人のマイクロソフトアカウントでセットアップした場合は、それをローカルアカウントに切り替えれば良いです。Windowsをローカルアカウントで再セットアップする必要は無いです。

個人のマイクロソフトアカウントを利用する場合

次のことができれば、マイクロソフトアカウントのままでも良いでしょう。(複数のマイクロソフトアカウント、複数のPCを使用する場合の注意点)

  1. WindowsとOneDriveと各アプリのアカウントと同期の仕組みを熟知する。(例:Windowsのサインイン、Edgeのサインイン、Officeのサインインなどの区別ができない人は、ローカルアカウントが無難。)
  2. OneDriveをアンインストールし、OneDriveをWebのみで使うことが望ましい。但し、OneDriveは、WindowsのUpdateで有効化されることがあるので、Update時は確認が必要。スタートアップで無効にする方法もあるが、よりWindows Updateで有効化されやすい。
  3. 各アプリの同期の仕組みを理解し、適切に同期を切る。
  4. Windows、OneDrive、Outlook、Teams、Edgeなどの各サービスにサインインしているアカウントを区別し、使い分ける。

 

7. Windowsの設定のアカウントとは?

Windowsの設定の[アカウント]は、主にWindowsのアカウントの設定をするところであり、Microsoft365のアカウントの設定をするところではありません。Windowsの[設定]の[アカウント]を説明します。

メニュー アカウントの種類 主なサービス 用途・目的 使用場面(典型例)
1. ユーザーの情報(Your info) Microsoft アカウント(MSA)/ローカルアカウント Windows サインイン、管理者権限、OneDrive 個人、Microsoft Store、Edge 同期、Outlook.com、個人用 Microsoft 365 PC にログインする「本人の身元」を決める。クラウド同期の有無を決定。 ・個人 PC の通常利用
・OneDrive や Store を使うために MSA でサインイン
・ローカルアカウントでオフライン運用
2. アカウント(Email & accounts) Microsoft アカウント(MSA)/職場・学校アカウント(Entra ID) Outlook(Exchange)、Microsoft 365 Apps、メール・予定表・連絡先、Edge のプロファイル Windows サインインとは別に、アプリが利用するアカウントを追加する場所。 ・Outlook に職場メールを追加
・Edge に別の MSA を追加してお気に入り同期
・個人サインインの PC で職場の Microsoft 365 を使う
3. 家族(Family) 家族の Microsoft アカウント(MSA) Microsoft Family Safety、Microsoft Store の購入制限、画面時間、コンテンツフィルタ 家族(特に子供)の利用制限・監視・保護者管理を行う。 ・子供の PC 利用時間を制限
・コンテンツフィルタリング
・家族グループでデバイス管理
4. 他のユーザー(Other users) ローカルアカウント/家族の MSA Windows ローカル環境、ユーザープロファイル、共有フォルダのアクセス権 同じ PC を複数人で使うための「別ユーザー環境」を作る。 ・家族で PC を共有する
・ゲスト用アカウントを作る
・職場 PC で複数ユーザーが同じ端末を使う
5. 職場または学校にアクセスする(Access work or school) 職場・学校アカウント(Entra ID / 旧 Azure AD) Microsoft 365(法人版)、SharePoint、Teams、組織ポリシー、デバイス管理(MDM / Intune) 個人 PC に職場アカウントを接続し、組織リソースへアクセス。BYOD のための仕組み。 ・個人 PC で職場の Teams や SharePoint を使う
・職場アカウントで Outlook を使う
・組織のデバイス管理ポリシーを適用

1) 学校のMicrosoft365を使用する場合

Microsoft365アプリの[ファイル]-[アカウント]-[ライセンスの切り替え]または[サインアウト]から、学校のアカウントに切り替えます。

Windowsの[設定]-[アカウント]-[職場または学校にアクセスする]では、学校等の管理者がPCの管理(組織ポリシーの適用など)をすることができるようになります。ここから学校等のアカウントを追加しても、Microsoft365のライセンスは切り替わりません。

2) 学校用にWindowsのデスクトップやドキュメントフォルダなどの環境を分ける場合

Windowsの[設定]-[アカウント]-[他のユーザー]から"ローカルアカウント"を作成し、そのアカウントでWindowsにサインインしてください。

3) Windowsの[設定]-[アカウント]-[アカウント]のアカウント

次のものが使えるようになります。ここから学校のアカウントを追加した場合、Microsoft365のアカウント切り替えはされません。

  • Outlook に追加するメールアカウント
  • Edge のプロファイル
  • Microsoft Store の別アカウント
  • OneDrive の追加アカウント

4) Microsoft365のライセンスを学校のアカウントに切り替えた時のWindowsの[設定]-[アカウント]の表示

学校などのアカウントの追加時に出る「このデバイスのすべてのアプリとWebサイトにサインインしますか?」に[はい]で答えると、次の項目に学校などのアカウントが表示されます。

  • Windowsの[設定]-[アカウント]-[アカウント]
  • Windowsの[設定]-[アカウント]-[職場または学校にアクセスする]

[いいえ]で答えると、学校などのファイルをPCのアプリで開くときに、メールアドレスとパスワードと2段階認証が必要になるので、面倒です。
260313ms365

8. 参考

  • Microsoft 365のプラン : Microsoft
    https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/explore-microsoft-365-for-individuals#plans

  • Microsoft 365 Personal を無料でお試しください : Microsoft
    https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/try

  • Microsoft 365 サブスクリプションのキャンセル : Microsoft
    https://support.microsoft.com/ja-jp/office/-46e2634c-c64b-4c65-94b9-2cc9c960e91b

  • Microsoftアカウント(個人)
    https://account.microsoft.com/
    個人のマイクロソフトアカウントにサインインし、左側の[サブスクリプション]アイコンをクリックすると、所有しているMicrossoft 365/Officeのライセンスを確認することができます。永続版もここに表示されます。個人PCからOfficeをアンインストールした場合は、ここからインストールできます。

  • Microsoft アカウント(法人)
    https://myaccount.microsoft.com

  • Microsoft 365 (個人・法人)
    https://m365.cloud.microsoft/
    学校のマイクロソフトアカウントでサインインし、[アプリ]-[すべてのアプリ]-[すべてのアプリ]で学校のMicrosoft 365のオンラインサービスを使用することができます。
    [アプリ]-[管理]-[課金情報]-[ライセンス]-[Microsoft 365]-[サブスクリプションの詳細を管理]-[ソフトウェアのダウンロードとインストール]-[Office]のインストールで、Officeが無いPCにもインストールできると思います。セキュリティがしっかりしている会社の場合は、個人PCを使用禁止にしている場合が多いでしょう。


9. パソコンの選び方

3月は大学で使うパソコンの購入相談が多いようです。

1) 大学生協で購入するのが無難です。故障時の対応が楽です。

2) 一般の店から購入する場合は、価格.comの[条件をまとめて選択]する機能に大学で推奨している仕様を入力して絞り込むと良いでしょう。その場合、後述の点を考慮するのが良いと思います。
(価格.comの検索にヒットしないお買い得パソコンがあります。生協のPCや直販の限定モデルや店独自のモデルやBTOはヒットしないと思います。なので、価格.com以外も探しましょう。)

3) 中古はバッテリが劣化しているので、授業など電源が撮れないところでの用途にはお勧めしません。やむを得ない場合は信頼があるお店から購入しましょう。フリマやオークションサイトは、Windows 11非対応PCにWindows 11を入れていたり、不正規Officeを入れていることがあるので駄目です。

価格.com : https://kakaku.com/pc/note-pc/

  1. OS:普通はWindows Homeです。芸術系だとMac OSかも知れません。
  2. CPU:Windowsであれば、IntelかAMDを選択します。Arm系(Snapdragom)は動かないアプリがあります。3年以内に発売されたCPUが良いです。古いCPUだと、将来のWindowsのアップグレード非対象になるかも知れません? 2026年ですとPassMarkスコアで10000未満は避けたほうが良いと思います。
  3. バッテリ持続時間:教室では電源が取れないので、公称8~9時間以上は欲しいです。
  4. 質量:持ち運ぶなら1.3kg以下の方が良いでしょう。大きい画面が必要であれば、1.7kg程度まで許容する必要があります。
  5. 画面サイズ:ノートPCなら13~14インチが良いでしょう。15~16インチでも軽いものであれば、良いでしょう。小さく軽いPCにして、自宅では外付けモニタを使用する方法もあります。
  6. タッチパネル、タッチペン、外側カメラ:普通は不要だと思いますが、必要とする学部もあるようです。2in1PCは少し重くなります。タブレットPCは、キーボードと組み合わせて使う場合に、後ろに画面を支えるスペースが必要になります。
  7. メモリー:16GB、SSD:256GB以上
  8. Microsoft Office:普通は学校のライセンスを使うので不要ですが、卒業後も使いたければ、Microsoft Office 永続版付きを買うと、単独で買うより少し安くなります。

10. 色々なサービスへのサインイン

アカウントとサインインは1つではありません。アカウントとサインインは各サービスごとに変えることができます。

既にそのPCで各サービスにサインしていて、他のマイクロソフトアカウントでサインインしたい場合は、一旦そのサービスからサインアウトしてください。Microsoft365の各サービス(Outlook、OneDrive、Office、Teamsなど)のサインインは、Microsoft365で共通です。

■ マイクロソフトアカウント
Microsoft アカウントにサインインする方法 : Microsoft Support
https://support.microsoft.com/ja-jp/account-billing/-2ffedaca-6e1b-bc18-f28c-58539e1cb6d3
各サービスにサインインする為のマイクロソフトアカウントの管理画面にサインインする方法です。個人のマイクロソフトアカウントだけでなく、学校や会社のマイクロソフトアカウントもあります。個人で複数のアカウントを持つこともできますが、混乱を避けるため、特に理由が無ければ1つをお勧めします。

■ Edge
Edgeを起動し、右上の人型アイコンからサインイン
注意:同じアカウントでサインインしている他のPCのEdgeとブックマークを同期します。

■ Outlook (Microsoft 365)
Microsoft Outlook へようこそ : Microsoft 365
https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/outlook/log-in

■ OneDrive (Microsoft 365)
Microsoft OneDrive : Microsoft 365
https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/onedrive/online-cloud-storage

注意:OneDriveアプリでサインインした場合は、設定により他のPCと同期します。

■ Microsoft365/Officeアプリ (Microsoft 365)
Officeアプリを起動し、右上の丸いアカウントのアイコンで、サインアウト後、希望のマイクロソフトアカウントでサインイン。

■ Microsoft365/Office Web (Microsoft 365)
Microsoft 365 または Office にサインインする方法 : Microsoft Support
https://support.microsoft.com/ja-jp/office/-b9582171-fd1f-4284-9846-bdd72bb28426#id0ebbl=web

■ Microsoft365/Office Online(Web) 無料版 (Microsoft 365)
Web 用 Microsoft 365 アプリを無料で使用 : Microsoft 365
https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/free-office-online-for-the-web

■ Microsoft Store
メニューからMicrosoft Storeを起動し、右上の人型アイコンからサインイン

■ Windowsのサインインの切り替え
Windows でローカル アカウントから Microsoft アカウントに変更する : Microsoft Support
https://support.microsoft.com/ja-jp/windows/-395203bf-9f1b-eb24-b042-5b8dae6c1d20
注意:設定により他のPCと同期します。サインインしているPCのWindowsの認証情報をMicrosoftアカウントに保持します。


11. 余談

Excel 2024ではPIVOTBY関数が使えませんが、2016以降のExcelには「モダンExcel(Power Query、Power Pivot)」と呼ばれる便利な機能があります。2021以降ならPower Pivotアドインでリレーションやメジャーの編集ができるので更に便利です。レガシーExcelの機能だけ使用するのは、もったいないです。

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Excelのピボットテーブルの学習方法(書籍)

1. ピボットテーブル

Excelのピボットテーブルは、少ない数式で集計表を作成できることと、コピーして視点(項目)を変えた表を簡単に作成できるので便利です。

しかし、ピボットテーブルは、ワークシート式による表の作り方と考え方が異なります。ワークシート式で作る表の知識のみで、ネット検索やLLM(ChatGPTやCopilot他)で断片的に得た知識でピボットテーブルを作ると、躓くことが多く効率的ではないと思います。

ピボットテーブルの元データは、リスト形式(データベース形式)である必要があるのですが、それを理解せずに適当な形の表をピボットテーブルにすると訳が分からなくなります。

また、ピボットテーブルは設定項目が多いのですが、設定箇所が色々なところに分散しているので、設定箇所に辿り着くことが難しいです。

なので、基本的な考え方と、パラパラとめくって必要な情報を探し出せるピボットテーブルの書籍を購入することをお勧めします。
基本的な考え方はYouTubeなどでも学べますが、様々な設定は目次や索引から調べることができる書籍の方が分かりやすいです。

■ 本の例:

Excelピボットテーブル データ集計・分析の「引き出し」が増える本 第2版 木村 幸子 (著) – 2023/7/10
https://www.amazon.co.jp/dp/479817873X/

 

2. モダンExcel(Power Query, Power Pivot)

ピボットテーブルが理解できたら、モダンExcelの中のPower Query、Power Pivot、DAX等の入門書を購入すると、集計業務の助けになると思います。

Power Query :

  • 色々な外部データを取り込むことができます。
  • ピボットテーブルにできない表を、ピボットテーブルにできるリスト形式(データベース形式)のテーブルに整形します。

Power Pivot :

  • 複数のテーブルからピボットテーブルを作成します。
  • メジャー(DAX)により、標準のピボットテーブルではできない集計式を作ることができます。 

■ 本の例:

Excelパワークエリではじめるデータ集計の自動化(できるエキスパート) 古澤 登志美 (著) – 2023/8/8
https://www.amazon.co.jp/dp/4295016764/

できるYouTuber式 Excel パワーピボット 現場の教科書 ユースフル(神川陽太) (著) – 2023/11/22
https://www.amazon.co.jp/dp/4295018104/

Excelパワークエリ実戦のための技術 データの取得、行・列操作によるデータ処理から、モデリング、let式、DAXクエリまで完全解説! 沢内 晴彦 (著) – 2024/2/24
https://www.amazon.co.jp/dp/4802614500/

DAXを使いこなすための完全ガイド Power BI、エクセル、SSAS用 鈴木ひであき (著) – 2022/2/4
https://www.amazon.co.jp/dp/4867183008/
この本は体裁が悪いです。内容は良いので、出版社が編集してくれると良いのですが。


ここに挙げた本が最適というわけではありません。新しくて良い本が出ているかもしれないので探してみてください。可能であれば本屋さんで立ち読みして選ぶのが良いです。ネットのレビューも読んで選ぶのが良いです。

 

3. 参考

■ YouTubeのチャンネル:

ExcelドカタCH
https://www.youtube.com/@ExcelDokataCH

Power BIちゃんねる
https://www.youtube.com/@PowerBI
ExcelのDAXの参考にもなります。

■ 参考記事:

Excelの学習順序で思うこと(VBAより先にPower Query): 当ブログ : 2025/05/25
https://bigarrow.tea-nifty.com/blog/2025/05/post-1cec1d.htm

素人のPower Query, Power Pivot, DAXの書籍の感想 : 当ブログ : 2023/12/23
https://bigarrow.tea-nifty.com/blog/2023/12/post-e4920e.html 

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