Fujitsu LIFEBOOK AH54/H を無理やりWindows 11にしてみた
2012年製、Fujitsu LIFEBOOK AH54/H、Core i5-3210M(Ivy Bridge)、UEFIを RufusでWindows 11にしてみました。
このPCはWindows 10をサポートしていません。Windows 11に適合していません。
Windows 10にアップデートしていましたが非常に遅いので、Windows 11はクリーンインストールをしました。
1. 事前準備
1) FMVA54H用のWidows 7/8用のドライバー類を外部記録媒体にコピーします。
https://azby.fmworld.net/app/customer/mypc/view/select_product.vhtml
2) ドライブのエラーをチェックします。
3) アプリケーションのデータをコピーします。
4) リカバリーディスクを作成していない時は、プリインストールアプリのインストーラーなどをコピーします。また、必要なライセンス情報をメモします。スクロールパッドなどのドライバーは、リカバリーディスクのソフトウェアディスクに入ります。
5) 不要なファイルを削除し、ディスクのクリーンアップとブラウザのキャッシュの削除をします。
2. ディスクイメージのバックアップ
失敗に備えてバックアップをします。
Clonezilla : https://clonezilla.org/
左のメニューのLive CD/USBの説明を見て、ISOとZIPのどちらをダウンロードすべきかを決め、Downloadメニューからダウンロードします。
USBメモリを使用する場合は、ZIPを選びます。
Clonezillaの起動USBを作成し、Windows 10の再起動時に[F12]を押してブートメニューを出し、USBからClonezliiaを起動しました。
Beginners Mode、エラーチェックあり(手動修復)を選びました。それ以外は、初期値のままです。(圧縮はExpert Modeでマルチコアの方が速く小さくなるのですが、温度上昇が大きいので避けました。)
Clonezilla - システムバックアップ・リストア:https://donchibishell.hatenablog.com/entry/2021/10/15/160525
※ バックアップソフトは、ディスクイメージとリカバリー用のメディアを作成できるものが良いです。AH54/Hに付属のバックアップソフトは、Windows 10以降に未対応なので、使用できません。
※ ClonezillaはLinuxで動き、ディスクイメージをコピーするので、Windowsのバージョンに依存しません。表示がCUI、Linux用語、一部英語なので、誤ってバックアップすべきデータを消さないように注意してください。
3. インストールUSBメモリーの作成
RufusでWindwso 11のisoイメージをUSBメモリーに書き込みます。
パーティション構成:GPT
ファイルシステム:NTFS
✅ 4GB以上のRAN、セキュアブート及びTPM 2.0の要件を削除
✅ オンラインアカウントの要件を削除
✅ データ収集を無効化
✅ BitLocker 自動デバイス暗号化を無効化します
Rufus:https://rufus.ie/ja/
インストール要件を満たさないPCへのWindows11インストール:https://zenn.dev/isi00141/articles/e392efa754e170
[2025/12/21]rufus4.11p + 25H2はインストール失敗しました。rufus4.11p + 24H2はインストールできました。24H2をインストールした後、次の記事で25H2にしました。
- 非対応PCのWindows11 24H2をWindows11 25H2へとアップデートする方法。イネーブルメントパッケージで簡単 / ニッチなPCゲーマーの環境構築Z / 2025/10/03
https://www.nichepcgamer.com/archives/non-support-pc-update-from-windows11-24h2-to-25h2.html
4. Windows 11のインストール4
LANケーブルを抜いてインストールします。WiFiはONにしておきます。プロダクトキー無しでインストールします。WiFiに接続する画面になったら、接続しないで進むと、ローカルアカウント名の入力になります。これが、ユーザーフォルダ名になります。英文字が無難です。パスワードは空欄でもOKです。
Windowsのインストール完了後にインターネットに接続すると、ローカルアカウントでもライセンス認証されます。
インストールが完了したら、好みに応じてマイクロソフトアカウントにサインインします。サインインするとEdgeのお気に入りなどが同期します。
※ ネット接続できる状態だとマイクロソフトアカウントでのインストールになります。そうすると、以前の環境を引き継ぎます。
5. 不明なデバイス
デバイスマネージャで4つの不明なデバイスが発生します。そこで、次のドライバーをインストールします。
1) FUJ02B1デバイスドライバー / Windows 8
2) FUJ02E3デバイスドライバー / Windows 8
3) インテル アクティブ マネージメント テクノロジー ドライバー V8.1 / Windows 7
1~3)は富士通のサイトにあります。
機種別サポート情報・ダウンロード:型名:FMVA54HB
https://azby.fmworld.net/app/customer/mypc/view/select_product.vhtml
[2025/12/21] インテル アクティブ マネージメント テクノロジー ドライバー V8.1 は、富士通のサイトから消えました。なので、次のV9を使用しました。
Intel(R) Active Management Technology 9.5.14.1724 (16/05/2014)
https://support.ts.fujitsu.com/indexdownload.asp?Softwareguid=d99fb70e-47aa-4634-8a77-25c09ecda886
インテル(R) アクティブ マネジメント テクノロジー ドライバー Version 2407.6.1.0 は試してません。
https://azby.fmworld.net/app/customer/driversearch/pc/drvdownload?mode=1&driverNumber=E1034843
4) Realtek RTS5229 Memory Card Driver
これは次のサイトからダウンロードしてインストールします。
https://support.ts.fujitsu.com/indexdownload.asp?Softwareguid=42d51c00-9b23-4032-88ca-2c56ad120ead
以上で不明なデバイスが無くなります。
6. その他ソフト
次の1)~2)を富士通のサポートサイトからダウンロードしてインストールします。
1) バッテリユーティリティ / Windows 8
充電量を80%に制限できるソフトです。
2) Fujitsu BIOS Driver / Windows 8
これは何をしているのか分かりまんが、富士通がWindows 8にするときに入れるように指示しているので、入れました。
3) バッテリ充電制御アップデートツール
Windows Updateをすると「バッテリ充電制御アップデートツール」をダウンロードしてアップデートする指示が来るので、その指示に従いインストールします。
4) バッテリ充電制御ユーティリティ
Windowsを再起動すると「バッテリ充電制御ユーティリティ」のインストールを求められるので、指示に従いインストールします。
これでスタートアップに「FjBatteryLimitterRun,exe」が追加され、充電量が65%に制限されます。
5) タッチパッドSynapticsドライバー
リカバリーディスクの中のソフトウェアディスクのDrvCdSrc.exeからインストールすると、スクロールパッドが使えるようになります。
7. 結果
高速起動の起動時間は約1分弱で、HDDのアクセスランプが落ち着くのが約1.5分です。なので、Windows 7の初期状態と同じくらいかも知れません。更新前のWindos 10から比べると速くなりました。
現在のSSDのPCに比べると遅いのですが、今からSSDに投資するほどの価値は無いと思います。BluRayドライブ搭載なので、そこが希少価値かも知れません。
もし、SSDにするならWindows 11をインストールする前にSSDに交換すると手間が省けます。
Windows 11未対応のPCをWindows 11にした場合、後に不具合が出る可能性もあり、個人情報があるメインPCでの使用は避けたほうが良いと思います。使えなくなると非常に困る用途であれば、Windows 10のままで、延長プログラムを購入するのが良いでしょう。
Microsoft、「Windows 10」延命プログラム「ESU」をテスト開始、個人でもOK、無償オプションも
https://forest.watch.impress.co.jp/docs/news/2025455.html
古いPCのWindows 10の環境を引き継ぐ11への更新は、うまく行かないことが多いです。クリーンインストールの方が成功確率が高いです。但し、不明なデバイスが発生するので、適切なドライバをインストールする必要があります。
8. 参考記事
Notebook PC Fujitsu LIFEBOOK AH54/H Windows 7 -> 10
https://bigarrow.tea-nifty.com/blog/2016/05/notebook-pc-fuj.html
| 固定リンク
« Notebook PC Acer Aspire AS5750G-N78E/LKF Window 11 | トップページ | Officeテンプレート「現金出納帳」「活動資金管理表 (サークル・コミュニティー運営)」の改造 »





コメント