素人のExcel Power Query, Power Pivot, DAXの書籍の感想
Excelの外部ブックや他の表を参照するワークシート式が大量にあるブックで、セルアドレスの間違いに困っていたのですが、モダンExcelを使うことでその問題を解消できました。特にPower Pivotのメジャーを使うと、ピボットテーブルで集計できることが増えるので、とても便利になります。その時に読んだ書籍を紹介します。
(まだモダンExcelを完璧には理解できていない素人の感想です。)
■ Excelパワークエリではじめるデータ集計の自動化(できるエキスパート) 単行本(ソフトカバー) – 2023/8/8 古澤 登志美 (著)
https://www.amazon.co.jp/dp/4295016764/
入門書です。知りたいことを目次から探して必要なところだけ読むことができるので、直ぐに活用できます。体裁も良く読みやすいです。
(複雑なクロステーブルの加工、累計や移動平均、バッファ他の高速化のテクニック、等の続編が欲しいです。)
■ Power Query 完全ガイド M言語も解説 Excel, Power BI用 初級者から上級者まで ペーパーバック – 2021/5/7 鈴木ひであき (著)
https://www.amazon.co.jp/dp/4867182036/
数少ないM言語と題している本です。しかし、主体はPower Queryの本で、M言語の解説は少ないです。
Wordを紙に印刷したような体裁です。
(紙の書籍の編集者が編集すれば、読みやすくなるような気がします。もっと多くのM関数やその応用を解説した続編があると良いかもしれません。)
■ Excelパワークエリ実践のための技術 M言語もDAXも妥協なし - 2024/2/3/5 沢内晴彦 著
https://www.amazon.co.jp/dp/B0D2R6L1R8/
Power Queryの本ですが、M言語、Power Pivot、DAXも1冊で学ぶことができます。M言語については、上記完全ガイドより詳しいですが、M言語の専門書のレベルでは無いです。しかし、日本語のM言語の専門書を見たことは無いです。モダンExcelの本を1冊だけ買うなら、この本でも良いと思います。この本はお勧めです。但し、他にDAXの本も買うことをお勧めします。
■ できるYouTuber式 Excel パワーピボット 現場の教科書 単行本(ソフトカバー) – 2023/11/22 ユースフル(神川陽太) (著)
https://www.amazon.co.jp/dp/4295018104/
入門書です。文章がシンプルで分かりやすいです。DAXが示す範囲を図と説明文と結果で示しているので、理解しやすいです。サンプルデータがセクションごとに用意されているので、途中のセクションからでもサンプルで確認することができます。忙しい現場向けです。
Power Pivotアドインを使用しているので、Office Personal 2021の人はアドインが使えるか確認要です。
(色々な応用例や、各DAX式の要素(行コンテキスト、フィルターコンテキスト)が示す範囲を素人にも分かるように図で解説した続編を書いて欲しいです。)
■ Excelパワーピボット7つのステップでデータ集計・分析を「 単行本 – 2019/7/1 鷹尾 祥 (著)
https://www.amazon.co.jp/dp/4798161187/
頭から読んでPower Pivotの仕組みや考え方をじっくり学習するための本です。サンプルデータを順を追って加工しながら学習していきます。Power Pivotアドインを使用していないので、Office Personal 2021でも使用できます。知りたいことをピンポイントで調べるような読み方はできません。
■ DAXを使いこなすための完全ガイド Power BI、エクセル、SSAS用 ペーパーバック – 2022/2/4 鈴木ひであき (著)
https://www.amazon.co.jp/dp/4867183008/
入門書ではありません。知りたいことを目次から探して必要なところだけ読むことができるそうです。一般的な関数(例えばROUND)についての説明は省かれています。例えば偶数丸めの記述はありません。
Power BIをメインとしており、Power Pivotで使えない機能もありますが、Excelユーザーでも参考になります。
他の書籍と異なり、サンプルファイルは単なるExcelのデータです。なので、データモデルへの取り込み作業から必要になります。
DAXが示す範囲を図ではなく説明文と計算結果から頭の中でイメージする必要があります。
Wordを紙に印刷したような体裁です。
(これに代わる本が無さそうですし内容は豊富なので、インプレスとか翔泳社などの出版社で図解説を追加して出版してほしいですね。)
■ Excelパワーピボット DAX編 3つのルールと5つのパターンでデータ分析をマスターする本 単行本(ソフトカバー) – 2023/6/19 鷹尾 祥 (著)
https://www.amazon.co.jp/dp/4798181072/
頭から読んでDAX(メジャー)の仕組みや考え方をじっくり学習するための本です。サンプルデータを順を追って加工しながら学習していきます。Power Pivotアドインを使用していないので、Office Personal 2021でも使用できます。
DAXが示す範囲を図ではなく説明文と計算結果から頭の中でイメージする必要があります。
ある程度DAXを使用できる人が更に理解を深めるための本のように思えます。手っ取り早くDAXを使えるようになりたい人向けでは無いです。
DAXの解説書はスクリーンショットを貼り付けただけのものが多く、その結果が元データの何処の数値を拾っているのかを文章と結果だけで間接的に説明しているので分かりにくいです。スクリーンショットにどのフィルタが掛かっているのかを図示してくれれば嬉しいです。またテーブルのどの部分を参照しているのかを図で示してくれると嬉しいです。メジャーを右辺に持つメジャーやインテレータがネストされたメジャーのピボットテーブルの合計が元テーブルの何処を参照しているのかを文章と結果で説明されても理解するのが難しいです。まあ、本を書く側からすれば、スクリーンショットを貼って文章で書く方が簡単なということもあるのでしょう。著者は図を描くのが面倒なのでしょう。
【雑談】
Excelで可読性が悪くなるのはセルアドレスなので、セルの構造化参照をVBAで簡単にできるようにしてくれると嬉しいですね。
Power Queryでクロステーブル化する場合、複数項目を横軸に展開できるようにして欲しいです。





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