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2023年12月

素人のExcel Power Query, Power Pivot, DAXの書籍の感想

Excelの外部ブックや他の表を参照するワークシート式が大量にあるブックで、セルアドレスの間違いに困っていたのですが、モダンExcelを使うことでその問題を解消できました。特にPower Pivotのメジャーを使うと、ピボットテーブルで集計できることが増えるので、とても便利になります。その時に読んだ書籍を紹介します。

(まだモダンExcelを完璧には理解できていない素人の感想です。)

■ Excelパワークエリではじめるデータ集計の自動化(できるエキスパート) 単行本(ソフトカバー) – 2023/8/8 古澤 登志美 (著)
https://www.amazon.co.jp/dp/4295016764/
入門書です。知りたいことを目次から探して必要なところだけ読むことができるので、直ぐに活用できます。体裁も良く読みやすいです。
(複雑なクロステーブルの加工、累計や移動平均、バッファ他の高速化のテクニック、等の続編が欲しいです。)

■ Power Query 完全ガイド M言語も解説 Excel, Power BI用 初級者から上級者まで ペーパーバック – 2021/5/7 鈴木ひであき (著)
https://www.amazon.co.jp/dp/4867182036/
数少ないM言語と題している本です。しかし、主体はPower Queryの本で、M言語の解説は少ないです。
Wordを紙に印刷したような体裁です。
(紙の書籍の編集者が編集すれば、読みやすくなるような気がします。もっと多くのM関数やその応用を解説した続編があると良いかもしれません。)

■ Excelパワークエリ実践のための技術 M言語もDAXも妥協なし - 2024/2/3/5 沢内晴彦 著
https://www.amazon.co.jp/dp/B0D2R6L1R8/
Power Queryの本ですが、M言語、Power Pivot、DAXも1冊で学ぶことができます。M言語については、上記完全ガイドより詳しいですが、M言語の専門書のレベルでは無いです。しかし、日本語のM言語の専門書を見たことは無いです。モダンExcelの本を1冊だけ買うなら、この本でも良いと思います。この本はお勧めです。但し、他にDAXの本も買うことをお勧めします。

■ できるYouTuber式 Excel パワーピボット 現場の教科書 単行本(ソフトカバー) – 2023/11/22 ユースフル(神川陽太) (著)
https://www.amazon.co.jp/dp/4295018104/
入門書です。文章がシンプルで分かりやすいです。DAXが示す範囲を図と説明文と結果で示しているので、理解しやすいです。サンプルデータがセクションごとに用意されているので、途中のセクションからでもサンプルで確認することができます。忙しい現場向けです。
Power Pivotアドインを使用しているので、Office Personal 2021の人はアドインが使えるか確認要です。
(色々な応用例や、各DAX式の要素(行コンテキスト、フィルターコンテキスト)が示す範囲を素人にも分かるように図で解説した続編を書いて欲しいです。)

■ Excelパワーピボット7つのステップでデータ集計・分析を「 単行本 – 2019/7/1 鷹尾 祥 (著)
https://www.amazon.co.jp/dp/4798161187/
頭から読んでPower Pivotの仕組みや考え方をじっくり学習するための本です。サンプルデータを順を追って加工しながら学習していきます。Power Pivotアドインを使用していないので、Office Personal 2021でも使用できます。知りたいことをピンポイントで調べるような読み方はできません。

■ DAXを使いこなすための完全ガイド Power BI、エクセル、SSAS用 ペーパーバック – 2022/2/4 鈴木ひであき (著)
https://www.amazon.co.jp/dp/4867183008/
入門書ではありません。知りたいことを目次から探して必要なところだけ読むことができるそうです。一般的な関数(例えばROUND)についての説明は省かれています。例えば偶数丸めの記述はありません。
Power BIをメインとしており、Power Pivotで使えない機能もありますが、Excelユーザーでも参考になります。
他の書籍と異なり、サンプルファイルは単なるExcelのデータです。なので、データモデルへの取り込み作業から必要になります。
DAXが示す範囲を図ではなく説明文と計算結果から頭の中でイメージする必要があります。
Wordを紙に印刷したような体裁です。
(これに代わる本が無さそうですし内容は豊富なので、インプレスとか翔泳社などの出版社で図解説を追加して出版してほしいですね。)

■ Excelパワーピボット DAX編 3つのルールと5つのパターンでデータ分析をマスターする本 単行本(ソフトカバー) – 2023/6/19 鷹尾 祥 (著)
https://www.amazon.co.jp/dp/4798181072/
頭から読んでDAX(メジャー)の仕組みや考え方をじっくり学習するための本です。サンプルデータを順を追って加工しながら学習していきます。Power Pivotアドインを使用していないので、Office Personal 2021でも使用できます。
DAXが示す範囲を図ではなく説明文と計算結果から頭の中でイメージする必要があります。
ある程度DAXを使用できる人が更に理解を深めるための本のように思えます。手っ取り早くDAXを使えるようになりたい人向けでは無いです。

DAXの解説書はスクリーンショットを貼り付けただけのものが多く、その結果が元データの何処の数値を拾っているのかを文章と結果だけで間接的に説明しているので分かりにくいです。スクリーンショットにどのフィルタが掛かっているのかを図示してくれれば嬉しいです。またテーブルのどの部分を参照しているのかを図で示してくれると嬉しいです。メジャーを右辺に持つメジャーやインテレータがネストされたメジャーのピボットテーブルの合計が元テーブルの何処を参照しているのかを文章と結果で説明されても理解するのが難しいです。まあ、本を書く側からすれば、スクリーンショットを貼って文章で書く方が簡単なということもあるのでしょう。著者は図を描くのが面倒なのでしょう。

【雑談】
Excelで可読性が悪くなるのはセルアドレスなので、セルの構造化参照をVBAで簡単にできるようにしてくれると嬉しいですね。
Power Queryでクロステーブル化する場合、複数項目を横軸に展開できるようにして欲しいです。

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DAX に Excel Labs Advanced formula environment Debuggerのような機能が欲しいですね

DAXが理解できません。Excel Labs AFEの数式デバッガのような機能があると、パラメータや関数が示している範囲が分かって嬉しいんですけどねえ。Microsoftさん、作ってくれないかな? ついでにM言語、Power Fx用も欲しいですね。リアルタイムで数式が評価されるExcelと違い、難しい気はしますが。パラメータや関数が何を示しているのかを絵を使って説明してくれるDAXの解説書があると嬉しいかも知れません?

A new way to debug formulas from Excel Labs
https://techcommunity.microsoft.com/t5/excel-blog/a-new-way-to-debug-formulas-from-excel-labs/ba-p/4003231

Excel用実験アドイン「Excel Labs」に数式デバッガー機能が追加
https://forest.watch.impress.co.jp/docs/news/1553986.html

【標準機能にして!!】Excelの数式をデバッグする神機能が『AFE』に追加されました【Excelアドイン】
https://www.youtube.com/watch?v=d5FYu0lVQNY

関連記事

(Excel/Power BI)メジャーが予期しない値を返す原因とDAXコンテキストの理解
https://bigarrow.tea-nifty.com/blog/2025/03/post-8025c7.html


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Office Personal 2021 の Power Pivot for Excel が表示されない

結論

Microsoft Office Personal 2021では、Power Pivot for Excelのアドインは使えません。しかし、Power Pivot for Excelの画面による操作ができないだけであり、ExcelのメニューからPower Pivotの機能を使うことはできます。即ち、リレーション、メジャー、複数のテーブルのピボットテーブルなどのPower Pivotの機能は使えます。計算は使列えませんが、Power Queryの列の追加で代用できることが多いです。

学校などから無料のMicrosoft 365のライセンスの貸与を受けているのであれば、在学期間中は、Officeのライセンスを学校のMicrosoft 365のライセンスに切り替えることで、Power Pivot for Excelを使用することができます。

以下、試行錯誤の経緯です。

【問題?】2023/12/11

  • [データ]-[データツール]-[Power Pivot ウィンドウに移動]のアイコンは緑色で選択ができます。でも、クリックしてもPower Pivot for Excelの画面が開きません。
  • [ファイル]-[オプション]-[アドイン]-[COM]-[詳細]でPower Pivotが表示されません。
  • [ファイル]-[オプション]-[アドイン]-[使用できないアイテム]でPower Pivotが表示されません。
    [ファイル]-[オプション]-[データ]-[データ分析アドインを有効にする]にチェックを入れてもPower Pivotが表示されません。(なお、Microsoft 365 E3を使用している会社のPCではここにチェックが入っていなくても、Power Pivotのタブが表示されています。)
  • [データ]-[データツール]-[Power Pivot ウィンドウに移動]のアイコンは有効化されていますが、クリックしても無反応です。
  • 下記の記事にある方法1~2はダメだったので、方法3を実行しましたが、アドインにPower Pivotが表示されません。

Excelにpowerpivotを使いたい
https://answers.microsoft.com/ja-jp/msoffice/forum/all/excel%E3%81%ABpowerpivot%E3%82%92%E4%BD%BF/f3a4f4dd-4753-44c1-abda-00a1c7addd87?page=1

  • Office Personal 2021の再インストールをしましたがダメです。
  • C:\Program Files\Microsoft Office\root\Office16\ADDINS\PowerPivot Excel Add-in の下に*.dllがありません。
  • C:\Program Files\Microsoft Office\root\Office16\ADDINS\PowerPivot Excel Add-inv16 の下に*.dllがありません。

なお、Power Pivotのタブやウィンドウ表示以外のPower Pivotの機能は使用できます。例えば[データ]-[データツール]-[リレーション]やピボットテーブルからのメジャーやDAXは使用できます。使えないのはPower Pivot for ExcleのUIの部分だけです。

【環境】

  • Office Personal 2021、Windows 11 Home 23H2です。
  • [ファイル]-[アカウント]-[Excelのバージョン情報]では、Microsoft Excel for Microsoft 365 MSO (バージョン2311 ビルド 16.0.17029.20028)64ビットと表示されます。

【情報】

下記にはOffice Personal 2021でPower Pivotが使用できないとの回答があります。

Microsoft公式のサポートのページには、Office Personal 2021での使用可否が書かれていません。

【解決?】2023/12/12

1日後に[ファイル]-[アカウント]-[更新オプション]をクリックしたら、少し大きめのダウンロードが始まり、更新が始まりました。その後、[データ]-[データツール]-[Power Pivot ウィンドウに移動]をクリックしたところ、「この機能を使うには、データ分析アドインを有効にします。」[*1]とダイアログボックスが表示され、[有効化]をクリックしたところ、Power Pivot for Ecxelのウィンドウが開きました。また、ExcelのメニュータブにPower Pivotが表示されました。

[*1]ダイアログのイメージは、下記記事の中にあります。
https://www.kurumico.com/excel-powerquery-powerpivot-addin/5214/

前日に使用できなかった原因は不明です。⇒前日はOffice Personal 2021で、それが更新によりMicrosoft 365に変わったことが理由のようです。

  • 単に更新がされていなかったのか?(更新したつもりだったのだか?)
  • レジストリを消した後に更新が来たのが良かったのか?(でも、再インストールでもダメだった。再インストール時に大きなダウンロードが無かったので、単にPCの古いデータからインストールされたのか?)
  • たまたま不具合を対策する更新が2023/12/12に来たのか?

また消えると困るので、下記フォルダのバックアップを取りました。

  • C:\Program Files\Microsoft Office\root\Office16\ADDINS\PowerPivot Excel Add-in
  • C:\Program Files\Microsoft Office\root\Office16\ADDINS\PowerPivot Excel Add-inv16

【やはりPersonalでは使えないが正しい?】2023/12/15

上記は別の理由で使えるようになったのかもしれません。多分上記更新と同時だと思うのですが、WindowsのメニューにPower Point、OneDrive for business、Skype for Business、Publisher、Accessが追加されていました。Office Personal 2021にPower Pointは無いはずです。そこで、Microsoft accountを覗いたら、デバイスに会社のPCが表示されています。自宅でMicrosoft開発者プログラムで試したことを会社で確認するため、会社のPCでログインしていら紐づいてしまったのかもしれません。

しかし、Microsoft accountのサービスとサブスクリプションを見ると、表示されるのはOffice Personal 2021だけです。個人のアカウントだから会社のMicrosoft 365 E3があるわけがないです。なので、会社PCが個人アカウント表示されたのが原因ではないと思います。

Excelのアカウントを見たところ、Office Personal 2021のほかに、個人のアカウントで入っている開発者プログラムの無料sandboxのMicrosoft 365 Apps for enterpriseが表示されていました。

Power Pointのアカウントを見ると、こちらは開発者プログラムのサブスクのみ表示されていました。

というわけで、Excelのライセンスが、開発者プログラムのsandboxのMicrosoft 365 E5のライセンスに切り替わったことで、Power Pivot for Excelが使えるようになったということです。

昔は、Power Pivotを試すために無料の開発者プログラムに入る選択肢がありました。期限は90日ですが、開発者プログラムを使用し続けると、延長されます。その使用実績にPower Pivotが含まれるかは微妙です。私の場合は、Power Apps、Power Automate、SharePointを利用して、通算360日まで延長されています。

Microsoft 365 Developer Program : https://developer.microsoft.com/en-us/microsoft-365/dev-program

開発者プログラムは2023年2月に入ったのですが、なぜ約10ヶ月後の今頃になって追加されたのかは不明です。Excelから更新したのは初めてなので、それにより更新されたようです。

【結論】

Office Personal 2021でPower Pivot for Excelが使えるようになったのではなく、無料の開発者プログラムのMicrosoft 365 E5 sandboxのライセンスにより、PCのOffice Personal 2021がMicrosoft 365に変わったということです。

⇒なので、無料の期限が過ぎればMicrosoft 365が使えなくなります。私は、開発者プログラムを時々使用しているので、約3年くらい使えてます。

Microsoft 365 E5 sandboxのMicrosoft アカウントは、組織のアカウントなのですが、組織のMicrosoftアカウントにはサブスクリプションのメニューがありません。組織のMicrosoft 365のページのアプリの右上からデスクトップ版のMicrosoft 365がインストールできるようです。


【開発者プログラムが一般人には使えなくなった?】[2024/12/06]

一般の人は開発者プログラムに登録することができなくなったようです。
https://office365labo.com/2024/07/04/microsoft-365-開発者プログラムは使えなくなった?/
https://shanqiai.lekumo.biz/sharepoint_technical_note/2024/07/microsoft-365-be36.html

これによると一般人の新規登録はできなくなったが、以前からの登録者は従来通りの期限で今のところ使えてます。

【余談】

もし学校からOfficeのライセンスの貸与を受けているのであれば、学校のライセンスでPower Pivot for Excelを使うことができます。

2016以降のExcelなら「モダンExcel(Power Query、Power Pivot)」と呼ばれる便利な機能が使えます。2021(Personal除く)以降ならPower Pivotアドインでリレーションやメジャーの編集ができるので更に便利です。レガシーExcelの機能だけ使用するのは、もったいないです?

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