« 2023年1月 | トップページ | 2023年3月 »

2023年2月

Power Platformの試用

会社にMicrosoft 365が導入されていて、Excel/Word/Power Point/Outlook/Teamsを使用しています。最近Power Platformを活用できないかを調べ始めました。しかし、休日に思いついたことがあっても、個人PCから会社のMicrosoft 365に入れないので、調べることができません。

■ Offce 365 E3 無料試用版
1ヶ月後に有料年間サブスクリプションに変更されるので、学習や動作確認で使い続けるにはお金がかかります。
https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/enterprise/office-365-e3
利点としては、無料期間終了後でも作成したものが消えることはありません。

■ Microsoft 365 開発者プログラム
学習と動作確認目的なので、無料のMicrosoft 365 開発者プログラムに登録してみました。
https://developer.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/dev-program
個人のMicrosoftアカウントでサインアップできました。試していませんが、gmailなどのメースアドレスなどでもサインアップできるらしいです。

■ Microsoft 365 E5 インスタント サンドボックス
開発者プログラムに登録するだけではMicrosoft 365を使用できません。更に無料の Microsoft 365 E5 インスタント サンドボックスに登録する必要があります。
90日間無料とのことですが、開発に積極的に使用している場合は、90日ごとにサブスクリプションを永久的に更新できるらしいです。
https://learn.microsoft.com/ja-jp/office/developer-program/microsoft-365-developer-program-faq
欠点としては有効期限が切れれば、作成したものは消えます。残したいデータやアプリをエクスポートすることはできます。学習や試用目的ならこれでも役に立ちます。

認証方法の設定でアプリ認証のQRコードが表示されるのですが、iPhoneでは読み取れなかったので、電話によるSMS認証にしました。

アカウントはMicrosoft 365 開発者プログラムとは別に与えられます。名前@文字列.onmicrosoft.comとなっています。

Power Appsだけの試用だと期限切れになってしまうようです?
https://tonari-it.com/office-365-developer-program-expired/

期限が近付いてきたら、Microsoftにお願いすると延長してもらえることもあるらしいです?
https://www.pastel-software.work/entry/office365_developer_program

Power Apps, Power Automate, SharePointを使用していたところ、約60日経った日から+120日延長されました。何も知らない状況から2ヶ月で会社環境で使用するAppsとAutomateを作ることができました。無料サブスクは自己学習用としてとても役に立ちました。[2023/04/22]
230422msd
2回目の期限切れの30日前に+60日の延長連絡が来ました。これで90+90+60=240日になります。使用頻度が減ってきたので、延長日数が減ったのかもしれません。

■ Power Platformを少しだけ触った感想
Power Automateが理解できません。Power AppsからRun()でShare Pointにフォルダを作ることことしかできてません。難しすぎて少し複雑な処理でも作る気が起きません。⇒1.5ヶ月くらいでそこそこ動くようになりました。動かせるようになると、開発速度が上がります。

Power Appsの方がPower Automateより分かりやすいですが、Power Fxの印象が悪いです。Excelのワークシート関数のようなイメージなので、少し複雑な処理になると可読性が悪化します。エディタも小さくて使いにくいです。VBAのエディタの方が使いやすいです。

プロパティやイベントの小さな入力欄に直接書いていくので、情報が各コントロールに分散して全体の見通しが悪いです。サブルーチンでまとめることもできないようです。

イベントで直接コントロールのプロパティを変更できず、変数経由でプロパティを変更するので、無駄に変数と代入関数が増えます。VBAのプロパティの仕組み(初期設定値)は情報が分散しないので理解しやすいです。

コードチェックのためのイベントやプロパティのダンプリストを出力できません。画面を何回も切り替えて確認するしかありません。デバック機能もよく理解できてません。ブレークポイントとかステップ動作などのソースコードでバック機能はあるのでしょうか?

会社で会社と個人のサインインを切り替えると、SharePointのリストへのアクセスでエラーが出ることがあり、不安定です。ブラウザのキャッシュの影響があるのでしょうか?

=で代入文を書けず、Set()やUpdateContext()関数で書くので読みにくいです。

多数のSharePointリストを切り替えて使用したいのですが、Power Appsの変数やSharePointのリストにデータソース型がありません。Data TableでPower Appsのイベントでデータソースの切り替えをする方法を発見できませんでした。
データソースを切り替えるには、ギャラリーのItemにSwitch()でデータソース名だけが異なる同じFilter()を多数行書く方法しか見つけられえません。100近くのデータソースを切り替えたいので100行書く必要があります。一つにすれば簡単になりますが、10万レコードくらいになるので動作に不安があります。なので、分割したいのです。

フォームはデータソースの切り替えがSwtichではできませんでした。下記記事だとできるように書いてありますが、SPOだとNGなのかもしれません。
https://zezeze.hateblo.jp/entry/2020/06/08/233157

SharePointのリストだと委任状態であいまい検索ができないようです。

SharePointの列名を変更すると、Power Apps側で列名の変更が一部認識されないことがあります。Power Appsの編集画面では列名が違うとの赤×マークが表示されているのですが、再生はエラー無しで動くという不思議な現象が出ています。どうも最初に設定した列名が、どこかに残って修正できなくなるようです。SharePointのリストを削除して、変更後の列名で新規に作成すると正常になります。なので、SharePointの列名の変更は避けたほうが良さそうです。

Office Scriptの方は、Java scriptベースで一般的な言語のようですので、長く続くのかも知れませんが、Web版のExcel自体が機能不足で使う気になれません。

日付コントロールは手入力ができないので、遠く離れた日を設定するのは困難です。

ローコードなのでコードを多く書くことを想定していないのだと思いますが、数行程度の記述ではできることが限られます。行数を増すと可読性が悪くなり難しいです。

1つのPower Appsをベースに別のPower Appsを作るために、エクスポート/インポートしたときに、Power Automateには変更が無かったので更新にしたところ、Run()でPower Automateが起動できなくなりました。原因不明です。結局Power Automateを消して作り直しました。

学習用の書籍が少ないです。Web情報も少なく、ダンプリストで説明できない部分が多く読みにくいです。Microsoft learningも直訳でTI部門向けなので分かりにくいです。ChatGPTも情報量不足であまり助けになりません。

VBAは1993年から30年も使われている言語ですが、Power PlatformのPower FxやPower Automateが同じくらい長く使われるのか疑問です。あまり普及しないで終わる気がします。結局ローコードやコードレスは不発になり、専門家によるプログラムになるのでしょうか? それともAIでプログラミンででしょうか? AIだったらコードレスよりコード式の方がコードをコピペで動かせるので、便利な気がします。

AppsもAutomateもテキストのダンプリストを出力できないので、他の人にメンテナンスを依頼するためのコード解説ドキュメントを作るのが面倒です。

■ 承認ワークフロー

Power Automateには、承認アクションがあるのですが、次の制限があり使いにくいです。
1) Power Automateのフローの仕様により、30日でタイムアウトになる。
2) Dataverse APIの仕様により、同時実行数が52に制限される。

下記に対策が書かれてますが、Premiumライセンスが必要です。
長期にわたる承認とその他の改善点
https://learn.microsoft.com/ja-jp/business-applications-release-notes/april19/microsoft-flow/long-lived-approvals-other-approval-improvements
※ The Common Data Service connector is premium, meaning that you will need at minimum a Flow Plan 1 license to use it.

これを避けるには、承認アクションを使用しないで作るしか無さそうです。
Power Apps キャンバスアプリ:承認機能の設計方針
https://artisan.jp.net/blog/power-apps-canvas-app-approval/


| | コメント (0)

« 2023年1月 | トップページ | 2023年3月 »