DaVinci Resolve 使い方メモ
試用を始めてから7日目くらいの初心者のメモなので、間違いがあるかも知れません。Version 17.2です。
https://www.blackmagicdesign.com/jp/products/davinciresolve/
1. Fusionのリセット
Fusionを操作して、動画クリップがプレビュー表示されなくなったが、その原因が全く分からない場合の最後の手段です。
プレビューが表示されなくなったクリップのFusionをリセットすると、プレビュー画面が表示されるようになります。
但し、今まで設定したFusionの設定は消えます。
1) 方法
画面下の[Fusion]タブをクリックして、Fusionの編集画面を表示します。
画面上部の[クリップ]をクリックして、画面下部にクリップを表示します。
画面が表示されなくなったクリップを右クリックし[Fusionコンポジットをリセット...]-[リセット]をクリックします。
2) 注意
リセットは元に戻せません。
[ツールボックス]-[タイトル]-[テキスト]などで作成したテキストクリップに対して、上記[Fusionコンポジットをリセット...]を実行すると、テキストの内容も消えます。
2. 吹き出しや矢印などの図形表示
Officeソフトは3クリックで吹き出しや矢印を描けますし、編集も簡単です。しかし、動画編集ソフトは簡単には行きません。吹き出しや矢印ではなくCallOutを使え、と言うことでしょう。
1) 吹き出しのSVGファイルの作成
(1) LibreOffice Drawを起動します。[*]
https://ja.libreoffice.org/
(2) [ページ]-[ページ設定]の"サイズ名"を動画のアスペクト比と同じ[画面 16:9]に設定し、"印刷の向き"を[横]にし[OK]。
(3) 画面に大きく吹き出しを書いて、形状を調整します。(色は後で変えられるので適当でOKですが、一番使用頻度の高い設定にしておくと便利かもしれません。)
(4) [ファイル]-[エクスポート]で"選択範囲"のチェックが外れていることを確認し、SVG形式で保存。
[*]:Microsoft Office(Power Pointなど)の方が頂点が少なくて編集しやすいです。
Office2016以前はSVGを出力できないので、PDFを出力し、Inkscapeで読み込んで、SVGを書き出します。
2) DaVinci Resolveでの操作
(1) Edit画面で吹き出しを追加したいクリップを選択します。本例ではV2のテキストクリップを選択します。
※ クリップのImageのWidthとHeightは、Auto Resolutionにチェックを入れてプロジェクトと同じにしておいてください。
(2) インスペクタの"Layout"の"Center"を右クリックし、[Publish]をクリックします。(これで、他のノードからCenter値を参照することができるようになります。)
(3) 下部の[Fusion]タブをクリック
(4) 上部のメニューの[Fusion]-[Import]-[SVG...]でSVGファイルを選択し[開く]、縦横をプロジェクトのサイズに合わせ(例:1920x1080)、[OK]。
(5) Nodes画面で読み込んだSVGをダブルクリックして展開します。"Template"ノードの上に重なったら、各ノードの位置を見やすい位置に移動します。
(6) 展開したノードを1づつ選択してLeftViewに表示し、吹き出しの外枠のノードを探して選択します。この例では"id32"を選択します。
(7) インスペクタの"Center"を右クリックし、[Connect To]-[Template]-[Center]。(これでテキストクリップの位置に外枠の位置が連動します。)
(8) インスペクタの"Size","X Rotation","Y Rotation","Z Rotation"を右クリックし、[Publish]をクリックします。(これで、他のノードから値を参照することができるようになります。)
(9) (6)と同様に吹き出しの塗りつぶし部のノードを探して、選択します。本例では"id31"です。
(10) インスペクタの下の"Center","Size","X Rotation","Y Rotation","Z Rotation"を右クリックし、[Connect To]で(2)(8)でPublishした"id32"のパラメータを選択します。(これで値が連動します。)
※ リンクさせる項目が多いので、(9)の方法ではなく、"id31"を切り離し、"id32"をコピーして、インスタンスを貼り付け、それを"id31"の代わりに使用する方が簡単です。この場合は、SolidとLevelの2つのインスタンスを切ればOKです。
(9) クリップがテキストなので[Template]->[MediaOut1]になっています。その間にツールバーの[Merge]をドラッグして追加します。そして[Template]->緑[Merge]->黄[MediaOut1]と接続します。
(10) 吹き出しの出力を黄[Merge]に接続します。
(11) "id32"のインスペクタで枠の調整をします。(12)-(17)
(12) 太さ:Controls/Border Width
(13) 大きさ:Controls/Stroke ControlsのSize
(14) 位置:Controls/Stroke ControlsのCenter X Yか、プレビューのセンター□マークをドラッグ。
(15) 枠線の透明度:Controls/Level
(16) "Polygon"につながっている"Background3"のインスペクタで枠線の色を調整します。(17)
(17) 枠線の色:Color/Color
(18) "id31"と"id31"につながっている"Background2"のインスペクタで、枠と同様に塗りつぶしの調整をします。
(19) 変形
今回の例では縦方向が大きすぎるので、縦の縮小をしますが、縮小すると縦の頂点が重なってしまいます。そこで、不要な縦線上の頂点を削除します。
- Nodesでマウスをドラッグして枠"id32"と塗りつぶし"id31"のノードを矩形選択して白枠にします。
- プレビュー画面で削除する頂点を矩形選択して、頂点を黄色にし、[Delet]キーで削除します。

- プレビュー画面で移動させる頂点を矩形選択して、頂点を黄色にし、Shift+カーソルキーで移動します。
(20) 全体の位置の調整
テキストと枠のレイアウトが決まったら、Edit画面に戻り、テキストの位置を調整します。
(AviUtlはマウスドラッグで位置調整ができるのですが、DaVinci ResolveはEdit画面ではマウスで位置調整ができないので、不便です。
映像のFusionにテキストや図枠を入れれば、Fusionの画面でマウスドラッグできますが、ずっと表示されてしまうので、キーフレームを打って、消す処理をしなければならず面倒です。もしかすると、マーカーなどが使えるのかも知れませんが、そこまで調べていません。)
※ 座標系の単位
DaVinci Resolveは座標やスケールの単位がクリップやノードによって異なることがあり難解です。例えばCenter座標が同じ1でも、オブジェクトによって画面上での長さ(スケール)が変わることがあります。サイズも同様です。なので、極力各オブジェクトの大きさを合わせておくと無難です。合わせておかないと、本例でテキストのCenterの値を変更したとき、吹き出しのCenterが同じ値にもかかわらず、両者の位置がずれてしまいます。
Edit画面で大きさや位置を変える時は、変形ではなく、Layoutで変えた方が良さそうです。変形で変えると、座標スケールやキャンパスサイズも変わってしまい、他のオブジェクトとのパラメータリンクや表示領域のアンマッチが生じるかも知れません。
枠のノードの"Rigth-click here for shape animation"で"Paint"にリンクさせると、枠線を引くアニメーションができるようです。
3. MergeにForegroundだけ入力しても出力されない。
MergeはBackgroundの情報を用いて解像度などの計算をするので、このようになるらしいです。
4. Fusionでは最終合成画像を見ながら編集ができない。
仕様だと思います。例えば、最終合成画像を見ながらオブジェクトの位置調整ができません。見えるのはFusionを設定したクリップの画像のみです。
この点がAviUtlからの乗り換え組から見ると使いづらい点です。Fusion画面に合成画像をプレビューで下絵として表示するか、Edit画面のプレビューでもオブジェクトをマウスドラッグで編集できると良いのですが。
5. エンコードでハングアップ
エンコードの始まりでハングアップする場合は、最適化メディアを作成すると、ハングアップを回避できる場合があります。
特定のエフェクトでハングアップする場合は、そのエフェクトの使用をあきらめると、ハングアップを回避できます。





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