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HDDを容量の小さいSSDに交換する作業でエラー発生

Windows 10 1TBのHDD(MBR)を容量の小さい500MBのSSDに交換する作業でWindowsが起動しなくなりました。HDDの使用容量は約100GBです。PCの初期化で復旧しましたが、ディスクの管理の表示が変です。
【注意】ここではClonezillaを使用していますが、上手くバックアップできないので、他のソフトを使用することをお勧めします。


1. 環境
1) PC:Acer Aspire AS5750G Core i7-2630QM HM65 Express 2011年製
2) OS:Windows 10 Home 20H2
3) HDD:HGST HTS721010A9E630 1TB Advanced Format drive 4K physical sectors with 512 byte emulation
パーティションの構成(MBR):プライマリパーティション/システム(500MB)、Cドライブ、回復パーティション(911MB
4) SSD:Crucial CT500MX500SSD1 500GB Sector size (logical/physical): 512 bytes / 4096 bytes
5) (SATA-USB I/F:Green House GH-USHD-IDESA 2011年製)←新しい規格に対応していないためか、使えませんでした。
6) USB-HDD:バックアップ用のHDD


2. 使用ソフト
1) easeUS Partition Master Free Edition 15.8
CドライブをSDDに入るサイズに縮小後、回復パーティションを前に移動するために使用します。
回復パーティションの移動方法が分からず、これに頼ってしまいました。
https://jp.easeus.com/partition-manager-software/free.html


余談1:当初Gpartedで回復パーティションが移動できないか検索したのですが、下記の記事くらいしか発見できませんでした。"GParted (it works for Ubuntu partitions, but it screws up Windows ones, I had that happen to me once)"
https://answers.microsoft.com/en-us/windows/forum/all/move-recovery-partition-is-it-possible/6b919e27-55ac-4b84-b5e1-1abb8c99cafb

余談2:下記に回復パーティションの移動記事があるのですが、具体的なパーティションのバックアップ方法の記載がなく、あきらめました。
https://fortrand.hatenablog.com/entry/2018/04/24/182612
http://fanblogs.jp/honeycome/archive/47/0

余談3:AOMEI Partition Assistantは、Pro版でないと4Kアライメントの補正操作ができないので、使用しませんでした。なお、Standard版でも移動時に自動的に4Kアライメントが取られ問題は起きない気がします。


2) Clonezilla alternative stable - 20210127-groovy amd64
HDDのバックアップ、SDDへのリストアに使用します。
Windowsのコピーに関してはAcronics、easeUS、AOMEI他のバックアップソフトの方が高機能でトラブルが少なそうなので、そちらをお勧めします。
Clonezilla:https://clonezilla.org/
isoをダウンロードしてCDに書き込みます。USBメモリでもできるはずです。


3. 現状のバックアップ
【重要】失敗した時に現状復帰できるようにするため、交換元のドライブ全体のイメージを外付USB-HDDにバックアップします。但し、下記記載のClonezillaのバックアップはリストアできませんでした。Expertのntfscloneで保存イメージのチェックをしなかったので外付USB-HDDのエラーに気づかなかったのかも知れません。Biginner Modeで保存イメージをチェックしたほうが良いと思われます。

1) バックアップファイルを小さくするため、ブラウザの履歴やキャッシュを削除します。
2) Windowsのディスクのクリーンアップを実行して不要なファイルを削除します。
3) ClonezillaのCDを入れ、Shiftを押しながら再起動を実行し、[->続行 終了してWindows10に進みます]をクリックし、再起動時に[F12]を押して、ブートメニューを表示し、Clonezillaの入っているデバイスから起動します。
4) Clonezilaを起動します。(これ以降も殆どデフォルトの選択でOKです。)
5) [ja_JP.UTF-8 Japanese | 日本語]-[Keep(英語キーボード)]-[Start_Clonezilla]-[deviece-image]-[local-dev]-Enter。
8) バックアップ先のデバイスが表示されていることを確認し、Ctrl+C。
9) バックアップ先のデバイスを選択しEnter。
10) [no-fsck]。
11) ルートフォルダにバックアップする場合は[Tab]Keyで<Done>を選択しEnterを2回。サブフォルダにバックアップする場合は、サブフォルダを選んでEnterを押し、Tabで<Done>を選択しEnterを2回。
12) [Expert](Biginnerをお勧めします)-[Savedisk]。
13) ファイル名を入れてEnter。
14) バックアップ元のデバイスに[*]をスペースキーで付けてEnter。
15) [-q(ntfsclone]。(デフォルトでもOK)
16) [-rm-win-swap-hib]にスペースキーで[*]を付けてEnter。
17) [-z1p]-[4096]-[-sfsck]-[-scs いいえ、保存イメージのチェックを省略します](デフォルトだとntfscloneの場合チェックができないのでerrorが出ますが問題ないです。)-[-senc]-[-p choose]。Enter。y,Enter。->バックアップが始まります。終了したらEnterを数回押す。
※ Biginner modeで保存イメージをチェックすることをお勧めします。
18) [poweroff]、CDを取り出し、Enterでシャットダウンします。


4. HDDのパーティションの縮小
内蔵HDDよりSSDの容量が小さいので、SSDに入るサイズにパーティションを縮小/移動します。
1) [Start]右クリック-[ディスクの管理]-Cドライブを右クリック-[ボリュームの圧縮]で"圧縮後の合計サイズ"がSSDより十分小さければ、4)に進みます。
2) [Start]-[設定]-[システム]-[詳細情報]-[システムの保護]-[構成]-[削除]-[続行]-[閉じる]で復元ポイントを消します。
3) [システムの保護を無効にする]-[適用]-[はい]で一時的に無効にします。

4) easeUS Partition Master Free Editionをインストールし、起動します。ここでは無料版の機能を使用します。無料版を使用する場合は、ライセンスの入力画面では[後で]をクリックします。
5) C:を右クリックして[サイズ調整/移動]、SDDに余裕で入るパーティションサイズを入力して[OK]。(例:500GBのSSDなら450GB程度。)
6) 回復パーティション(NTFS/プライマリ)を右クリックして[サイズ調整/移動]、下のバーグラフでマウスカーソルが十字マークになる位置に合わせ、一番左にドラッグし、[OK]。
7) [2個の操作を実行する]-[適用]でPCが再起動し、easeUS Partition Master Boot Mode Operetionが実行されます。その後2回再起動が入り、Windowsが起動します。
8) [Start]-[Windowsシステムツール]-[コマンドプロンプト]-[その他]-[管理者として実行]で次のコマンドを実行して、再起動時に回復メニューが出ることを確認します。
reagentc /boottore
shutdown /r /t 0
確認したらPCの電源を切ります。

※Windowsが起動しなくなったら、3.でバックアップしたイメージファイルをClonezillaでHDDにリストアし、別の方法を試すことになります。


5. 縮小したHDDのイメージファイルの作成
物理セクタサイズが4096BytesのSSDを古いSATA-USB I/Fで接続して、Advanced format driveの内蔵HDDをClonezillaの[device_to_device]でコピーしたら、「イメージが壊れています」と表示されコピーできません。SATA-USB I/FとSSDの物理セクタ4096Bytesとの相性が悪いのかも知れません。又は、easeUS Partition MasterとClonezillaの問題かも知れません。

そこで、内蔵HDDを外してそこにSSDをSATA接続し、外付USB-HDDに保存したイメージファイル経由でコピーをするために、縮小した内蔵HDDのイメージファイルを外付USB-HDDに作成します。

1) 3.と全く同じ方法で縮小した内蔵HDDのバックイメージファイルを外付USB-HDDに作成します。但し、必ず[Expert]で[-q ntfsclone>partimage>dd]を選び、[-rm-win-swap-hib]を選びます。

注意:[Biginner]だと[-q2 partclone>partimage>dd]になりイメージの作成に失敗しました。Chkdskではエラーは無いです。原因不明です。もしかすると、ClonezillaのpartcloneがeaseUS Partition Masterで変更したHDDを上手く扱えないのかも知れません。

参考:USBではなく光ディスクドライブのSATAにSSDを付ける方法(使えるかどうかは不明)
https://ja.aliexpress.com/item/4001217755406.html


6. SSDの初期化
1) PCを起動。
2) [Start]を右クリックし[ディスクの管理]。
3) SSDをSATA-USB I/FでUSBに接続します。(PCの起動時に未初期化のSSDを付けていない方が良さそうです。)
4) SSDを右クリックし[ディスクの初期化]。
5) コピー元と同じパーティションスタイル(MBR or GPT)を選択し[OK]。


7. SSDのファームウェアのアップデート
SSDのメーカのホームページの記載の方法でファームウェアを最新にします。


8. HDDをSSDに交換
PCのSATAから内蔵HDDを外し、SSDをPCのSATAに接続します。


9. SSDへのコピー(リストア)
1) [Start]-[電源]-Shiftを押しながら[再起動]、[->続行 終了してWindows10に進みます]で再起動し、[F12]キーを押してブートメニューを表示。
2) ClonezillaのCDを入れて、Clonezillaを起動。
3) Clonezillaを起動します。(これ以降も殆どデフォルトの選択でOKです。)
4) [Start_Clonezilla]-[device-image]-[local_dev]-Enter。
5) バックアップファイルがあるデバイスが表示されていることを確認して、Ctrl+Cを押します。
6) バックアップファイルがあるデバイスを選択します。
7) [no-fsck]。
8) バックアップファイルがあるフォルダを選択し、Tabキーで<Done>を選択し、Enterを押します。
9) [Expert]-[restoredisk]。
10) バックアップファイルを選択します。
11) SSDを選択します。
12) [-idcs]にスペースキーで[*]を付けます。HDDとSDDのサイズが違うので、これによりサイズのチェックを省略します。
13) [イメージのパーティションテーブルを使用]
14) [-scr いいえ、リストア前のイメージ確認を省略します]:こちらを選択しないとエラーでコピーできません。
15) [-p choose]-Enter。
16) y,Enter,y,Enterでコピーが始まります。


10. Windowsの起動でエラー【問題】
コピー後SSDから起動したら、ブルースクリーンでスタートアップ修復が走り、自動的にシャットダウンしてしまいます。
2~3回起動と自動シャットダウンを繰り返したのちに、「スタートアップ修復でPCを修復できませんでした。」と表示されました。
この後の操作の記憶があいまいなのですが、[詳細オプション]-[トラブルシューティング]-[このPCを初期状態に戻す]-[個人用ファイルを保持する]-アカウントを選択-パスワード-[続行]-[ローカル再インストール]-「初期状態に戻す」を選択したように思います。
ネットで検索すると、この場合プログラムは消えるようですが、私の場合はプログラムも残っていました。


11. easeUS Partition Master Free EditionでCドライブを拡張
1) 回復パーティションを右クリックし[サイズ調整/移動]、下のバーでカーソルが十字になるところで、ドラッグして一番右端に移動し、[OK]。
2) Cドライブを右クリックし[サイズ調整/移動]で、右端を一番右にドラッグし、OK。
3) [2個の操作を実行する]-[適用]。
4) ディスク0を右クリックし[4Kアライメント]で、「このディスクはすでにアライメント調整済です。」と表示されれば[OK]。
5) [Start]-[Windowsシステムツール]-[コマンドプロンプト]-[その他]-[管理者として実行]で次のコマンドを実行して、再起動時に回復メニューが出ることを確認します。
reagentc /boottore
shutdown /r /t 0


12. Windowsのシステムの保護を元に戻し、デフラグを無効にする。
1) [Start]-[設定]-[システム]-[詳細情報]-[システムの保護]-C:ドライブを選択-[構成]-[システムの保護を有効にする]を選択-[適用]-[はい]。
2) Cドライブを右クリック、[プロパティ]-[ツール]-[最適化]-[設定の変更]-ドライブ[選択]でSSDのチェックを外します。


13. 変なところ?
一応Windowsの修復機能により問題なく使えているようなのですが、ディスクの管理などの表示がエラーなしでコピーできたSSDとは異なります。(C:)の元の表示は記憶が無いので、間違っているかも知れません。
210429acerssd2t
パーティション1や回復パーティションは、普通右クリックしてもプロパティなどの選択ができないはずなのですが、プロパティの表示ができてしまいます。また、デフラグの画面でも表示されてしまいます。

最初の状態を覚えていないのですが、easeUS Partition MasterでHDDのパーティションの縮小と移動を行った後にこの状態になっていました。よって、easeUS Partition Masterが原因であり、ClonezillaとSSDは関係ないと思われます。

エラーなしでコピーできた別のSSDのディスク管理の画面は下記です。これは、HDDとSDDの緒元が全く同じだったので、パーティション操作をせずにClonezillaでコピーしたものです。
210429g73swssdt


14. コメント
SDDメーカのクローンツールか、市販ソフトを使う方が無難だと思います。


15. 速度
ASUS G73Sw+Sandisk Ultra 3Dより若干速いです。PCとSDDのどちらの差かは不明です。
210425ssd_mx500
Sandisk Ultra 3D 500GBはPhysical sector 512kBytesなので、Sandiskの方が古いノートPCとの相性が良い気がします。

16. 関連情報
1) Windows 10 パーティションの縮小
https://www.aomei.jp/articles/can-not-shrink-volume.html
https://f-journey.com/it/reduce_less_than_half_of_volume/
https://www.diskpart.com/jp/articles/unable-to-shrink-c-drive.html
https://hnakamur.github.io/blog/2018/04/02/delete-unmovable-files-to-shrink-windows10-partition/

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