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海外通販のバッテリ

久しぶりにHobbykingからリチウムイオンバッテリを購入しました。年々バッテリの輸送規則が厳しくなり、海外通販で購入するときは店側の手続きが必要になったようです。また、輸送業者も限定され、Registered Airmailは使えなくなり、国際宅配便(FedEx,DHL,UPS)を使うので、送料が高くなりました。その代り、到着はとても早くなりました。[2017.03.04]

■ 充電率制限
充電率(SOC)30%以下に制限されました。この為、電池の箱に到着したら直ぐに充電しろと書いてあります。まあ、品質の良い電池であれば、30%でもかなり持つので神経質になる必要はないでしょう。
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■ IATA/UNの梱包表示
国連(UN)や国際航空運送協会(IATA)の規則に従った梱包表示がされていました。
Dsc02061s Dsc02062s

■ 危険物の内容を記載した書類
Shipper's Declaration for Dangerous Goods, IATA Dangerous Goods Lithium Battery Check List, Lithium Battery Safety Documentなどの書類が梱包箱に貼り付けられたビニール袋に入っていました。
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このようにきちんと発送してくれる店なら、輸送トラブルは少ないと思われます。

■ 規則
下記表は、航空輸送規則(IATA DGR)2017.1.1発行 第58版を参考にしています。但し、信用しないでください。正しい情報は、JACIS(http://www.jacis.or.jp/)から最新版を買って確認してください。今回購入したのは2s460mAhのバッテリ2個です。2直 x 3.7V x 0.46Ah = 3.404Wh を2個ですので、Section IIでもOKなのですが、HobbykingはSection IBの仕様で送ってきました。3個になるとSection IBになるので、より厳しいSection IBに統一しているのだと思われます。upsで送られてきました。
ups : https://www.ups.com/media/news/ja/intl_lithium_battery_regulations.pdf
FedEx : http://www.fedex.com/jp/tools/lithium.html

UN No.3480のリチウムイオン電池に適用される梱装基準965
Section Section II Section IB Section IA
電力量Wh 単電池:2.7Wh以下
組電池:2.7Wh以下
単電池:20Wh以下
組電池:100Wh以下
単電池:20Wh以下
組電池:100Wh以下
単電池:20Wh超
組電池:100Wh超
1梱装物当たりの電池個数 制限なし 単電池:8個以下
組電池:2個以下
制限なし 制限なし
1梱装物当たりの正味質量 旅客機:輸送禁止
貨物機:2.5kg以下
旅客機:輸送禁止
貨物機:制限なし
旅客機:輸送禁止
貨物機:10kg以下
旅客機:輸送禁止
貨物機:35kg以下
充電率 定格容量の30%以下
1件の貨物当たりの梱装物の個数制限 1個まで 制限なし
危険物分類 非危険物 Class 9
梱装・容器 -強固で頑丈な外装容器
-梱装物は1.2mの落下試験に合格のこと
国連規格容器
ラベル・マーク -貨物機専用ラベル
-リチウム電池マーク
-貨物機専用ラベル
-リチウム電池危険性ラベル
-リチウム電池マーク
-容器使用マーク?
-貨物機専用ラベル
-リチウム電池危険性ラベル
-容器使用マーク?
書類要件 -航空貨物輸送状 -危険物申告書
-航空貨物輸送状
-危険物申告書
-航空貨物輸送状
危険物輸送教育 教育の実施とその記録 教育と試験の実施とその記録

いずれの場合でもバッテリ自体はUN38.3の試験に合格していることが必要です。普通この試験は店ではなく製造者が行うと思います。自己認証でもOKですが試験機関もあります。例 : https://www.espec.co.jp/products/trustee/test/UN383.html

Section 1Aだともっと大きな電池を送れますが、UN梱包やその試験・検査が必要になります。UN梱包の例 : http://www.unpack.jp/catalog/

個人使用の携帯電子機器の予備バッテリは100Wh以下なら申告無しで機内持ち込みできますが、航空会社により異なる場合もあるので、事前に確認してみてください。

■ 某日本国内通販で買ったバッテリ
初マルチコプターのBetaflightの調整中に突然受信機が動作しなくなりました。原因はLiPoの過放電です。充電しようとしたらLow Voltage Errorが出て充電できません。そこで、購入した後1回も充電していないバッテリに交換したところ、一瞬受信機のLEDが点灯した後、受信機が動作しなくなりました。このバッテリには、Hobbykingのように「SOC30%なので直ぐに充電してね」とは書いてありません。国内の店なので船便輸送でSOCはもっと高いと勝手に思っていました。購入後は電圧チェックをしておいた方が良さそうです。

◆ 過放電LiPoの充電方法【危険!:操作を誤ると確実に火災を起こしますので自己責任でお願いします。充電器の仕組みが分かっていない人は、決してやらないでください。】
過放電してしまったLiPoは充電器のLiPoモードではLow Voltage Errorが出て、充電できません。そこで、NiMHやNiCdモードで充電します。電流は0.1C位が安全かと思いますが、1Cでも安全に注意すればできなくはありません。約3.4V/セル辺りまで電圧が上がったら充電を終了してください。この後、LiPoモードで充電します。
【重要!】NiMHやNiCdモードで充電開始後、電圧が絶対に4.2V/セルを超えないように常時目で監視してください。4.2V/セルに近づいたら、即座に充電を終了してください。
【重要!】充電中の電池の温度を確認し、通常より熱くなっていたら、充電を止めてください。
【警告!】NiMHモードでLiPoを充電すると過充電で確実にLiPoが発火します。一応、最大充電容量や温度などで制限を掛けておいてください。しかし、この保護は完全ではありません。
【重要!】電池や充電器が燃えても火事にならないような不燃容器に入れて、充電してください。
【警告!】近くに消火器を用意しておいてください。消火器が無ければ、大量の水を掛けられるように、消化ホースを準備しておいてください。

1回の少しの過放電ではLiPoはそれほど劣化しません。それよりは、使用ΔSOCが大きいことが劣化につながります。LiPoの材料にもよりますが、SOC50%前後で使用するのが安全でしょう。しかし、過放電すると充電器が受け付けないため、LiPoが死んだように見えます。内部短絡などで電圧が下がっている場合は危険ですから、充電器としては死んだという判断で正しいです。よって、本当に死んだかどうかの状況判断ができなければ、上記のような強制充電をせずに捨ててください。

【重要】火事になる危険がありますので、自己責任でお願いいたします。

■ HobbyKingのバッテリの送料 [2018.12.02]
1年9か月ぶりにHobbyKingでバッテリやサーボなどを購入したら、UPSの送料が無料でした。まあ、昔ほどHobbyKingと国内の商品の値差は無いのですが、送料無料だと割安感があります。UPSなので、到着も速いです。
それで、何故無料なのかを調べたら、150USD以上、20kg以下が無料になるようです。但し、800 SKUs程度の大きい商品は無料にならないとのこと。800 SKUsのイメージはありませんが、800 SKUsの例として3Dプリンタや飛行機が書かれています。無料の条件を満たす買い物をしたのは今回が初めてだったので、気づきませんでした。
/hobbyking.com/jp_jp/faq?shumTo=IDfreeshipping-terms&shumParent=.faqBox&shumTarget=.block-heading

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