Linux Mint 17.2 Xfce + MIDI Keybord + monoBristol
■ Software Synthesizer monoBristolでMIDIキーボードを使う without jackd ■
USB MIDIキーボード(ALESIS Q49)をLinux Mint 17.2 Xfce 32bit ノートPC(TX/2513CDSW)につないで見ました。
音源は沢山シンセサイザーが入っていて面白そうなmonoBristolを試してみました。
monoBristolのインストール時にjackd[*]もインストールされます。「jackdを設定しています」のダイアログで「リアルタイム実行優先度の設定を有効にしますか?」にチェックを入れて、[進む]でインストール終了。しかし、メニューにmonoBristolが表示されません。(JACK Control(QjackCtl)は表示される)
([*]JACK : Latencyの小さいオーディオサーバーでLinux Mint標準のPulseAudioの代わりになるもの。WindowsのASIOみたいなもの。)
そこでTerminalからmonobristolと入力したら動き、マウスで鍵盤をクリックすると音が出ました。デフォルトではALSAで音が出ます。
とりあえずデスクトップを右クリック、[ランチャーの作成]-コマンドライン[monobristolで起動アイコンを作りました。デフォルトのアイコンでは格好悪いので、WEBで鍵盤のアイコンをダウンロードし、monoBristolのランチャーアイコンを右クリック-[ランチャーの編集]-[アイコン]をクリックし、ダウンロードした鍵盤のアイコンを選択します。
しかし、MIDIキーボードが無反応です。GUIではMIDIの設定を発見できず、JACKサーバーもエラーで開始できないので、設定ができません。
そもそもALSAがMIDIを認識しているのかさえ分からず、下記URLのコマンドを打ち込んだら、やっとMIDIキーボード+monoBristolで音が出ました。(なお、JACKを設定すればコマンドを打たなくでも音が出ます。方法を下の方に書きました。)
https://wiki.archlinuxjp.org/index.php/USB_MIDI_%E3%82%AD%E3%83%BC%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%89
JACKを使用できていないので、Latencyは大きいはずなのですが、ASIOを使用しないWindowsよりはかなりLatencyが小さく感じます。
実際のシンセの操作パネルを模擬して表示しているので美しいのですが、各シンセの操作方法が分からないので、プリセットですら使うのは難しいです。他のソフトシンセの方が使いやすいです。
気になるもの:aconnectgui
◆ デスクトップに作成したmonobristolをメニューに登録
デスクトップに作成したランチャーをテキストエディタで開き、Categories=を追加する。
monoBristol.desktopファイルの内容
[Desktop Entry]
Version=1.0
Type=Application
Name=monoBristol
Comment=monoBristol
Exec=monobristol
Icon=/home/[user name]/ピクチャ/Favicon/synth.png
Path=
Terminal=false
StartupNotify=false
Categories=Audio
作成したランチャーを/home/[user name]/.local/share/applications/にコピーする。
これで、メニューのマルチメディアに表示されます。
■ JACKサーバーの起動エラーの対処
JACKが起動するように設定を変えます。
◆ D-BUS:JACKサーバーを起動することができません。
JACK Controlの[設定]-[その他]で[D-Subインターフェースの有効化]のチェックを外す。
参考:http://blog.michinari-nukazawa.com/2014/02/qjackctl-ubuntu-12-04-jack.html
◆ JACKサーバーとクライアントとして接続することができませんでした。
JACK Controlの[設定]の[出力デバイス]の右の[>]をクリックし、現在使用しているオーディオデバイスを選択する。
参考:http://ubuntuforums.org/showthread.php?t=1975572&page=2
◆ USB AUDIOをUSBハブでなく、直接PCのUSBポートに接続する。
以上の対策後、JACK Controlの[開始]をクリックする。(これで、メッセージウィンドウにいくつかCannotが表示されますが、JACKサーバーが動くようになりました。)
◆ JACK Controlの[設定]-MIDIドライバーを[seq]にする。
◆ monoBristolを[ALSA]から[jack]に切り替える
monoBristlの[Configure]-[Advanced mode]で[jack]を選択し[jack-auto-connect]にチェックを入れ、Midi driverを[seq]にする。
以上で、monoBristolの鍵盤をクリックするとJACK経由で音が出ました。Bansheeからは音が出なくなっているので、JACKが動いていると思います。
しかし、MIDIキーボードは無反応です。
■ JACKのパッチベイの設定
オーディオやMIDIデータのルートを設定します。
1) JACK Controlの[パッチベイ]をクリック
2) 左(出力ソケット/プラグ)の[+]-名前="bristol_audio"-タイプ=[オーディオ]-クライアント=[bristol]-プラグで[out_left]-[+プラグ追加]、プラグで[out_right]-[+プラグ追加]-[OK]
3) 右(入力ソケット/プラグ)の[+]-名前="system_audio"-タイプ=[オーディオ]-クライアント=[system]-プラグで[playback_1]-[+プラグ追加]、プラグで[playback_2]-[+プラグ追加]-[OK]
4) [bristol_audio]と[sysytem_audio]を選択し、[接続]
5) 左(出力ソケット/プラグ)の[+]-名前="MIDI機器名_alsa"-タイプ=[ALSA]-クライアント=[MIDI機器名]-プラグで[MIDI機器名 MIDI 1]-[+プラグ追加]-[OK]
6) 右(入力ソケット/プラグ)の[+]-名前="bristol_alsa"-タイプ=[ALSA]-クライアント=[bristol]-プラグで[bristol input]-[+プラグ追加]-[OK]
7) [MIDI機器名_alsa]と[bristol_alsa]を選択し、[接続]
8) [保存]で適当な名前を付けて保存
参考:http://d.hatena.ne.jp/A9A9/20100307
以上でmonoBristolをMIDIキーボードで利用できるようになりました。
◆ 使い方
USB-MIDIキーボートを接続し、monoBristolとJACK Controlを起動します。
■ Jackの音量調節
色々検索したのですが、Jackの音量コントロールが見つけられませんした。そのような機能は無いのかもしれません。Latencyを小さくするためには、できるだけ処理を少なくする必要があるので、そのような仕様になっているのかもしれません。よって、アプリ側かアンプ側で音量調整をする必要があります。まあ、WindowsのASIO4ALLも同様です。
■ Jackを終了してもPulseAudioが使えない ■
JACKサーバーを起動すると、PulseAudioを使うBunsheeなどから音は出ません(これは正常ですが)。その後暫くするとJACKを停止してもBansheeから音が出なくなり、OSの再起動をしないと復活しません。USB Audioが認識できなくなることもあります。また、まだJACKがCannot lock down 82274202 byte memory area (... 他のCannotメッセージを出しているので、間違いや不足があるようです。
◆ 対応案1:Jackを終了したらPulseAudioを起動するようにする
Jackを使用するアプリを使う間だけ、Jackを手動で起動・終了する方法です。JackとPulseAudioが同時起動しないので、動作が軽いです。
参考:http://blog.michinari-nukazawa.com/2014/02/qjackctl-ubuntu-12-04-jack.html
1. PulseAudioの自動再起動を停止する(自動起動も停止される)為にclient.confを編集します。
◇編集コマンド:Terminalから以下を入力
sudo gedit /etc/pulse/client.conf
◇編集内容
; autospawn = yes
; daemon-binary = /usr/bin/pulseaudio
となっているので、
autospawn = no
daemon-binary = /usr/true
を書き加える。
2. OS起動時にはPulseAudioを起動するようにする。
左下のOSの[Menu]-[設定]-[セッションと起動]-[自動開始アプリケーション]-[追加]
・名前:PulseAudio Start
・説明:PluseAudio起動
・コマンド:pulseaudio --start
上記を記載したら[OK]
3. Jackの起動前後でPulseAudioを停止、開始するようにする。
左下のOSの[menu]-[マルチメディア]-[JACK Control]-[設定]-[オプション]
X スタートアップ時にスクリプトを実行:pulseaudio --kill
X シャットダウン後にスクリプトを実行:pulseaudio --start
[その他]-「JACKオーディオサーバーの自動起動」のチェックを外す-[OK]
◆ 対応案2:PulseAudioからJack経由で音を出す方法
CPUの能力が高ければpulseaudio-module-jackを使ってJackを常用する方が良いと思います。本記事の下の「PulseAudioとJackの共存」を参照ください。
https://wiki.ubuntulinux.jp/UbuntuStudioTips/Application/JACK-PulseAudio
http://miyakogi.blogspot.jp/2011/09/jack-audio.html
◆ Jack停止時にUSB Audioを使用しているのにPC内蔵デバイスから音が出る場合は、画面右下のスピーカアイコンをクリック、[サウンド設定]-[再生]-「ALSA plug-in [plug-in container]:ALSA Playback オン」の右のデバイスを使用したいUSB Audioに変更します。
■ hexter YAMAHA DX7 DSSI plugin ■ Software Synthesizer plugin
DX7の音源のpluginです。pluginなのでjack-host-dssiから使用してみました。(dssiはWindowsのVSTiみたいなものらしい)
1. OSの[menu]-[システム]-[パッケージマネージャ]で「dssi-host-jack」と「hexter」をそれぞれ検索しインストール。
2. Terminalからsudo gedit /usr/lib/dssi/hexter.shを実行し、以下を書き込み保存する。
#!/bin/sh
DSSI_PATH=/usr/lib/dssi
jack-dssi-host hexter.so
※ 18.3ではgeditではなくxedを使う。
3. Terminalから以下を実行し実行権を与える。
sudo chmod +x /usr/lib/dssi/hexter.sh
4. デスクトップを右クリックし[ランチャーの作成]で以下を入力し保存
・名前:hexter
・コメント:Yamaha DX7 DSSI
・コマンド:/usr/lib/dssi/hexter.sh
・ディレクトリの編集:/usr/lib/dssi
5. OSの[menu]-[マルチメディア]-[JACK Control]を実行。[開始]でJack serverを開始。
6. デスクトップのhexterアイコンを実行。
7. Jack Audio Connection Kitの[パッチベイ(P)]-右の[+追加]
・名前:hexter DX7 emulation
・タイプ:ALSA
・クライアント:hexter DX7 emulation \(v1\.0\.2\)
・プラグ:hexter DX7 emulation \(v1\.0\.2\)を選択し、[+プラグ追加]
[OK]
8. 出力ソケット/プラグのMIDIキーボードと入力ソケット/プラグのhexter DX7 emulationを選択し、[接続]、右上の[有効化]が押されている状態にする。
9. Jack Audio Connection Kitの[パッチベイ(P)]-左の[+追加]
・名前:hexter DX7 emulation
・タイプ:オーディオ
・クライアント:hexter DX7 emulation \(v1\.0\.2\)
・プラグ:hexter DX7 emulation \(v1\.0\.2\) out_1を選択し、[+プラグ追加]
[OK]
10. 出力ソケット/プラグのhexter DX7 emulationと入力ソケット/プラグのsystem_audioを選択し、[接続]、[保存]、右上の[有効化]が押されている状態にする。(この状態では左側しか音が出ない)
11. Jackとhexterを一度終了し、再度起動する。
12. Jack Audio Connection Kitの[接続(C)]-[オーディオ]-[全てを展開]でhexter DX7 emulation \(v1\.0\.2\) out_1とsystemのplayback_2を選択し、[接続]-[X]。(これで左右から音が出る。)
◆ mono出力をstereo入力に接続する設定を保存する
上記12.の接続は保存されないので、再起動するとR chから音が出ません。
1. 上記10.で保存したパッチベイの.xmlファイルをテキストエディタで開き、次のように<plug>の行を2つにする。
<output-sockets>
<socket exclusive="off" client="hexter DX7 emulation \(v1\.0\.2\)" type="jack-audio" name="hexter DX7 emulation">
<plug>hexter DX7 emulation \(v1\.0\.2\) out_1</plug>
<plug>hexter DX7 emulation \(v1\.0\.2\) out_1</plug>
</socket>
2. QjackCtlのパッチベイで書き換えた.xmlを読み込む。
3. hexter DX7 emulation とsystem_audioを選択し、[接続]、[保存]
※ パッチベイを保存すると接続ダイアログ画面の設定がクリアされる場合は、パッチベイのソケットを削除後、再度ソケットを追加し、保存する前に接続ダイアログで接続してから、パッチベイの保存をしてください。
◆ 使い方
JACKサーバーが起動している状態でhexterを起動する。
画面はダサいですが、プリセット音は使いやすいと感じました。ネットでも評判が良いです。
■ LMMS (Linux MultiMedia Studio) ■ MIDI Sequencer
Software Synthesizerを含む多くの音源が付属しています。
Synapticパッケージマネージャでlmmsを検索しインストールします。起動は[Menu]-[マルチメディア]-[music production suite]です。Jackが無くてもMIDIキーボード入力と音声出力ができます。しかし、Celeron M 1.3GHzではCPU能力が厳しく、数トラックの軽いデータしか再生ができません。バッファーを増やしてもCPUが100%に張り付いてしまうのでダメです。
LMMSで曲を作る(外部リンク):01-02位は問題なく動きます。
https://www.youtube.com/playlist?list=PLDE4FCFE7F1057DC1
https://youtu.be/4dYxV3tqTUc?list=PLfhmN_gT2qqni0ARc1AC5A-1SiRk20RRf
LMMSのマニュアル
http://www.kotokoi.org/lmmswiki/
■ ZynAddSubFX ■ Software Synthesizer
LMMSを入れたら、ZynAddSubFXがあったのですが、単独の起動方法が分かりません。Synapticでインストールしたら、単独で起動できました。Jackで確認しました。
プリセット音が非常に多いです。パラメータが複数のWindowで表示され、多機能な分初心者には分かりづらいです。MIDIキーボードはALSAではなく、タイプMIDIでsystemの出力と接続します。
■ amSynth ■ Software Synthesizer
インストールするとメニューには「Soft Synth」と表示されます。Jackで確認しました。
プリセット音は少ないですが、操作パネルがシンプルで、パラメータも少ないので、分かりやすいです。
■ CPUの能力問題
OSを含む他の処理がアイドル状態だと、単独のソフト音源(monoBristol, hexter, ZynAddSubFX, ampSynthなど)は、若干音の頭にノイズが入るものの使えました。但し、処理が重い音や、OSのバックグランド処理が入ると、多くノイズが入ります。LMMSのような複数の音源を同時に鳴らすものは、ノイズで全く実用になりません。Celeron M 1.3GHzでソフトシンセは厳しいようです。軽いものでも若干QjackCTLの表示パネルに赤い数字(xruns)が若干出ます。下記はLMMSに.oggで数音入れて再生しているところです。この程度ならあまりノイズは気になりません。
この赤い数字の意味は下記を参照。
http://lsn.ponderworthy.com/doku.php/audio_with_midi_on_linux
http://magazine.redhat.com/2007/02/15/professional-audio-with-fedora-core-6/
xrunsの意味
http://alsa.opensrc.org/Xruns
http://d.hatena.ne.jp/propella/20061202/p2
◆ Low Latency Kernel は他のソフトへの影響が心配なのと、そもそもxrunやLatencyはCPUの能力不足が主因なので試していません。
http://szmlb.hatenablog.com/entry/2015/05/13/220922
http://gihyo.jp/admin/serial/01/ubuntu-recipe/0278
http://blog.goo.ne.jp/takuminews/e/9e016f424db02071e064d5cb4beec7f7
■ VBoxClient: the VirtualBox kernel service is not running. Exiting ■ [2015/11/28]
Linux Mintのアップデートマネージャーでアップデートしたら、VirtualBox関係のアップデートがあり、その後パソコンの起動時にこのメッセージが表示されるようになりました。貧弱なマシンなのでVirtualBoxを入れた記憶が無いのですが、何かのソフトの依存関係で入ったようです。以下に情報がありますが、VirtualBoxをフルインストールはしたくないので、試しませんでした。
http://forums.linuxmint.com/viewtopic.php?t=210020&p=1097164
http://arekorebibouroku.hateblo.jp/entry/2015/09/02/201725
◆ VBoxClient: the VirtualBox kernel service is not running. Exiting の対策 [2015/11/29]
VirtualBoxを入れたつもりは無いので、Synapticでvirtualboxを検索したら、以下の3つがインストールされてました。
virtualbox-guest-x11 4.3.34
virtualbox-guest-dkms 4.3.34
virtualbox-guest-utils 4.3.34
本体と思われるvirtualbox 4.3.34, virtualbox-4.3 4.3.28, virtualbox-5.0 5.0.2, などは入っていません。virtualbox-guest-additions-isoも入っていません。
そこで何がこれらを参照しているのかを調べてみました。(Synapticでは、調べたいパッケージを右クリック、[プロパティ]-[依存情報]-[依存パッケージ]で表示できます。)
$ apt-cache rdepends virtualbox-guest-x11
Reverse Depends:
virtualbox-guest-utils
virtualbox-guest-utils
$ apt-cache rdepends virtualbox-guest-dkms
Reverse Depends:
|virtualbox-guest-utils
|virtualbox-guest-utils
$ apt-cache rdepends virtualbox-guest-utils
Reverse Depends:
virtualbox-guest-x11
virtualbox-guest-dkms
virtualbox-dbg
virtualbox-guest-x11
virtualbox-guest-dkms
virtualbox-dbg
LMMSインストール時にwineが入りますが、その時にvirtualboxも入ったのかと予想したのですが、virtualbox-guest-*を必要としているものが不明です。
そこでSynapticでこの3つを完全削除してみました。結果、OS起動時のメッセージは無くなりました。LMMS+VeSTige+Synth1(VSTi)も動いています。但し、全ての動作を確認したわけではないので、不具合があるのかもしれないです。
LinuxでWindowsのSynth1 VST.dllが動いているのは不思議な感じですね。
https://lmms.io/wiki/index.php?title=Tested_VSTs
◆ Synth1のインストール
homeの下のユーザーフォルダの下にVTSpluginsフォルダ(名前は任意)を作って展開したSynth1フォルダを移動します。次にターミナルからwine ./VSTplugins/Synth1/initsettings.exeを実行して、音色データファイルの場所を設定します。
■ LMMSのインストール時にwineとVeSTigeが入らない ■
Linux mint 18.3 xfce 32bitでこの現象が発生しました。
1. LMMSがインストールされていれば、削除します。
2. LMMSの公式サイトのDownloadを開きます。https://lmms.io/
3. [Linux]-[Other options]-{KXStudio]を押しで「http://kxstudio.linuxaudio.org/Repositories#Ubuntu」を開きます。
4. [kxstudio-repos.deb]と[kxstudio-repos-gcc5.deb]を押して、それぞれインストールします。(これでKXStudioのリポジトリが追加されます。)
5. Synapticsでwineをインストールします。
6. Synapticsでlmmsとlmms-vst-fullをインストールします。
以上でVeSTigeが入りました。でも、synth1の音色リストの文字が表示されません。Linux mintのリポジトリのwinetricksは古いのでallfontsが導入できません。そこで、 http://www.lab-ssk.com/settings-of-wine-and-workaround-for-garbled-japanese-characters-installtion-of-allfonts-on-64bit-chaletos を参考に最新のwinetricksでallfontsを導入しました。
具体的にはターミナルで以下のコマンドを実行します。
wget https://raw.githubusercontent.com/Winetricks/winetricks/master/src/winetricks
chmod +x winetricks
sudo mv winetricks /usr/local/bin
winetricks allfonts
以上でSynth1の音色リストの文字が表示されるようになりました。[2018/04/30]
■ FeSTige ■ VST Loader [2018/05/03]
Synth1を鳴らすだけならLMMS+VeSTigeよりFeSTigeを使う方が簡単です。前記の手順でKXStudioのリポジトリを入れると、FeSTigeをインストールできるようになります。FeSTigeからSynth1を起動します。その後、Jackのパッチ設定をします。Linux mint 18.3 xfce 32bitで動作しました。
FeSTigeのMIDIはタイプMIDIなので、systemのMIDIと接続します。ところがSynth1側は1chでSystem側が2chあり1ch目と接続してしまうので反応しません。そこで、Hexterの時と同様にテキストエディタでSynth1側の入力をコピーして2段書きにしたら動作しました。
■ Jackサーバーが起動できない [2015/12/05]
virtualboxの削除とVeSTige+Synth1の起動との関連が不明ですが、Jackサーバーが起動できないことが多くなりました。レイテンシーが11.6msから23.2msになってしまいますが、Jackのフレームを256から512に変更したら、改善した気がします。バックグランドで処理が入らなければJackのxrunも発生しにくくなりました。CeleronM 320 1.3GHz Cache512kでフレーム256は厳しかったようです。
■ PulseAudioとJackの共存 ■ [2015/12/05]
いちいちJackを起動するのが面倒になったので、OSの起動時間が長くなる、PulseAudioを使う場合にJackが余計に入るなどデメリットもありますが、共存を試してみました。QjackCtl/jackdをインストールしてあることが前提です。
[*]:初期設定から変更していなければ作業不要
1. PulseAudioが起動するように、/etc/pulse/client.confの変更をコメントアウトする。[*]
1) 編集コマンド:Terminalから以下を入力
sudo gedit /etc/pulse/client.conf
2) 編集内容
; autospawn = no
; daemon-binary = /usr/true
と頭に";"を書き加える。
2. OS起動時に自分で追加したPulseAudioの起動を止める。[*]
左下のOSの[Menu]-[設定]-[セッションと起動]-[自動開始アプリケーション]で、自分で追加した「PulseAudio Start」のチェックマークを外す。
注意:OSに最初から入ってる「PulesAudio サウンドシステム(PulseAudioサウンドシステムを開始」のチェックは外さないこと。
3. Synapticで「pulseaudio-module-jack」をインストール。
4. QjackCtlの[設定]-[設定]
1) 出力デバイスを実際に使うデバイスに設定。
2) [保存]
5. QjackCtlの[設定]-[オプション]
1) 「スタートアップ時にスクリプトを実行」を「pulseaudio --kill」にしていたらチェックを外す。[*]
2) 「スタートアップ後にスクリプトを実行」に「pacmd load-module module-jack-source channels=2; pacmd load-module module-jack-sink channels=2;」を入力しチェックを付ける。
3) 「シャットダウン後にスクリプトを実行」を「pulseaudio --start」にしていたらチェックを外す。[*]
6. QjackCtlの[設定]-[その他]
1) 「JACKオーディオサーバーの自動起動」をチェック。
2) 「アプリケーションの終了の確認」のチェックを外す。
3) 「開始時にシステムトレイに最小化する」をチェック。
4) 「一時サーバーとして設定」のチェックを外す。
5) 「サーバーのシャットダウンを確認する」のチェックを外す。
6) 「D-Subインターフェースの有効化」のチェックを外す。
7) [OK]
【注意】Linux Mint 17.2 XfceではQjackCtlのシステムトレイアイコンのコンテキストメニューが表示されないようです。よって、シングルアプリケーションインスタンスのチェックを外し、開始時にシステムトレイに最小化設定にすると、QjackCtlの設定パネルを表示できなくなります。もしこうなった場合は、QjackCtlのOS開始時の起動を止めて、sudo find / -name QjackCtl.confで設定ファイルを探し、sudo geditで設定ファイルの当該箇所を修正し、再起動します。なお、シングルアプリケーションインスタンスのチェックを付けたままでも、複数のソフトから同時に音が出ます。
https://bugs.launchpad.net/ubuntu/+source/qjackctl/+bug/1294056
7. OS起動時にJackを起動する設定
1) 左下のOSの[Menu]-[設定]-[セッションと起動]-[自動開始アプリケーション]-[追加]
・名前:QjackCtl Start
・説明:QjackCtl起動
・コマンド:qjackctl
2) 上記を記載したら[OK]
8. Jackの動作確認
OSを再起動し、右下のJackのアイコンの中の左下の再生インジケータが赤の四角(=JACKサーバーが起動失敗)にならないことを確認し、赤の四角になる場合は9.項の対策をします。
アイコンの背景が赤でも再生インジケータが青の三角であれば、xrunが発生していますが、JACKサーバーは起動していますので、音は出ます。
9. Jackのフレームサイズの変更
1) QjackCtlを起動し、[設定]-[設定]
2) フレームサイズを64ステップで大きくしていく。(CeleronM 320 1.3GHzでは896になりました。JackをOS起動後に手動で動かす場合は512でも動いたのですが、OS起動時にJackを自動起動するとエラーで起動できません。896ではレイテンシーは40.6msになります。しかし、xrunの発生頻度は下がります。)
(LMMSではFrame Sizeを1024にしなければNGでした。pulseaudio-module-jackを入れる前は、512でも動いていましたから、PulseAudioとの共存で重くなってますね。Latencyは46.4msです。まあ、1024でも少し重いとxrun多発で右下のJACKアイコンの背景が赤になりますが。)
3) [保存]
※ 自動起動ではNGだが、手動でJackサーバーを起動するとOKの場合の対策
xrunで赤くなった場合はJackが動作しているので無視しても良いのですが、CeleronM 1.3GHzでは、フレームサイズを大きくしても時々JACKサーバーの起動に失敗します。そこで、QjackCtlの[設定]-[起動ディレイ]を2秒から20秒に変更してみました。この設定はサーバー起動からクライアント動作認可までの時間らしく、OS起動時のエラーには関係ないように思うのですが、サーバー起動失敗の発生頻度はかなり減りました。これでも、暫くPCを使わなかった後はJACKサーバーの起動に失敗するので、OSの再起動を数回行います。
10. QjackCtlを起動し[パッチベイ]
1) 出力ソケットに[+]ボタンでクライアントにPulseAudio JACK Sinkを追加し、プラグを2ch追加して[OK]、入力ソケットのsystem_audioに接続。
2) 入力ソケットに[+]ボタンでクライアントにPulseAudio JACK Sourceを追加し、プラグを2ch追加して[OK]、出力ソケットのsystem_audioに接続。
3) [保存]
11. PulseAudioを使用するソフトの出力先を「jack sink (PulseAudio JACK Sink)」にする。(例:Banshee、VLC Player、Google Chrome、他)
1) ソフトを起動し音を再生できるようにする。(例:Banshee)
2) 右下のスピーカアイコンを左クリック-[サウンド設定...]
3) [再生]タブでBanseeの再生先を[Jack sink (PulseAudio JACK Sink)]にする。
4) [出力装置]タブでJack sink (PulseAudio JACK Sink)の右のチェックマークボタンを押した状態にする。
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