AviUtlは人気が高いようですが、どうも使い方がなじめません。
http://spring-fragrance.mints.ne.jp/aviutl/
解説本が欲しいのですが、あまり無いようです。そこで、空撮画像を編集した時の使い方をメモしました。なお、単純な機能しか使っていませんし、間違った使い方をしているのかもしれません。
1)新規プロジェクトの作成
(1) AviUtlのウィンドウの[設定]-[拡張編集の設定]で拡張編集ウィンドウを開く。
(2) 拡張編集ウィンドウの中央を右クリックし、[新規プロジェクトの作成]をクリック。
(3) 新規プロジェクトの作成ウィンドウで、画像サイズ、フレームレート、音声レートを設定し、OKをクリック。
2)静止画の読み込み
タイトル他に使う静止画を配置します。
(1) 拡張編集ウィンドウで静止画を読み込みたいレイヤー時刻の付近を右クリック。
(2) [メディアオブジェクトの追加]-[画像ファイル]で画像ファイルウィンドウを表示。
(3) 参照ファイルをクリックし、静止画を指定。
(4) 青い静止画の位置や長さをマウスでドラッグして調整。
3)動画の読み込み
(1) 静止画と同様に[メディアオブジェクトの追加]で[動画ファイル]を選択して、読み込む。この状態では、音声は無しになる。
(2) 静止画と同様に[メディアオブジェクトの追加]で[音声ファイル]を選択して、同じ動画ファイルを上記動画の直下のレイヤーに読み込む。
(3) 音声ファイルのウィンドウで[動画ファイルと連携]をチェックする。
※キーリモコン型カメラ#7(V2.04)のファイルでは、何故か動画と音声の長さが違ってます。
4)動画のカット編集
動画の不要な部分を削除します。
(1) 拡張編集ウィンドウの上部目盛で、カットの区切り点付近を左クリック。
(2) カーソルキー、ページアップダウンキー、でカット開始点を微調。
(3) 動画タイムラインの赤い線上を右クリックし、[中間点を追加]。
(4) 音声タイムラインの赤い線上を右クリックし、[中間点を追加]。
(5) カーソルキーでカット開始点を微調。
(6) 動画と音声をそれぞれクリックし、カーソルキーを左右移動して、同じフレームで選択範囲が変わることを確認。
(7) 拡張編集画面の逆三角で表示されている中間点を右クリックし、[中間点で分割]を押す。動画と音声の両方を分割する。
(8) 削除したいタイムラインを右クリックし、[削除]を押す。動画と音声の両方を削除する。
(9) 動画と音声のタイムラインをドラッグ移動して、隙間を詰める。
※拡張編集では、キーフレームが探せません。
※拡張編集ではなく、AviUtlの[ファイル]-[開く]で、予め動画だけカット編集する方法もあります。この場合、キーフレームが探せるので、カット以外の編集をしなければ再圧縮無しで編集できるかもしれません。
5)音量の調整
空撮画像は風切り音などが大きいので、音量を下げます。また、フェードイン、フェードアウトを設定します。
(1) 動画のカット編集と同じやり方でフェードイン/アウトの位置に中間点を設定する。
(2) タイムラインのフェードイン/アウトしたい部分をダブルクリックする。
(3) 音声ファイルのウィンドウで、[音量]をクリックし、[直線移動]をクリック。
(4) 左側の音量を0/15、右側の音量を0/15に設定する。
※ フェードイン・フェードアウトの別の方法:音声ファイルのウィンドウの右上の[+]-[音量フェード]で設定できます。
6)文字の追加
(1) 静止画と同様に[メディアオブジェクトの追加]で[テキスト]を押す。
(2) テキストウィンドウの下の空白部に、表示するテキストを入力する。
(3) 拡張編集ウィンドウでテキストがある時刻の空白を左クリックすると、AviUtl画面にテキストが表示されるので、テキストをドラッグして、位置を整える。
(4) テキストウィンドウの各種設定を好みの表示に設定する。
7)シーンチェンジ効果
静止画や動画の切り変わり目を重ねておくと、シーンチェンジに効果をつけることができます。
(1) 動画を重ねた切り変わり目で空いているレイヤーを右クリック。
(2) [フィルターオブジェクトの追加][シーンチェンジ]を選択。
(3) シーンチェンジウィンドウで[ワイプ(円)]を選択。
(4) 拡張編集のシーンチェンジを入れた時刻付近を左クリックし、カーソルキーで効果を確認する。
8)音声の追加
静止画部分にBGMを入れます。使用するBGMは使用制限に問題の無いもにします。
(1) 静止画と同様に[メディアオブジェクトの追加]-[音声ファイル]を押し、WAVファイルを読み込む。
(2) フェードアウト開始点で上部目盛を左クリック。
(3) フェードアウト開始点の音声タイムライン部分を右クリックし、[中間点を追加]する。
(4) タイムラインのフェードイン/アウトしたい部分をダブルクリック。
(5) 音声ファイルのウィンドウで、[音量]をクリックし、[直線移動]をクリック。
(4) 左側の音量を100、右側の音量を0に設定する。
9)後の余白のカット
動画をカットして詰めると、後にできた余白が黒画面になります。
拡張編集画面で右クリック、[範囲設定]-[最後のオブジェクト位置を最終フレーム]
※ 別の方法:AviUtlの方のウィンドウで範囲選択して削除します。
10)AVI出力(DivX)
(1) [ファイル]-[AVI出力]で1パス目のファイル名を入力。
(2) [ビデオ圧縮]でDivXを選択し、[設定]をクリック。
(3) [Home Theaterプロフィール]、[エンコーディングプリセット]8、[ビットレート]1000kbpsに設定。
(4) マルチパス、初回のみ、[OK]-[OK]-[バッチ登録]をクリックする。
(5) 同様に、2パス目を違うファイル名で設定し、[マルチパス、二回以上]を選んで、[バッチ登録]する。
(6) [ファイル]-[バッチ出力]-[開始]をクリック。
※Xvidの2パスも似たような操作でOKです。
11)キーフレーム移動キーの設定
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1245262547
■ 音声の加工
FPVマルチロータ機HFR-155を購入したのですが、音声のレベルが異常に小さい問題があります。しかし、音量を上げると電波が弱い時のノイズも大きくなり、耳障りです。そこで、コンプレッサーで音声の加工をしてみました。
まず、下記を参照してAviUtlでVSTを使えるようにします。
http://aviutl.info/vst/
次に、コンプレッサーのVSTを導入します。私は、とりあえず下記サイトで紹介されていたDensity mkⅢを使ってみました。VSTは選択肢が非常に多いので、どれが良いか迷います。
http://dtm-nodakoubou.net/dtm/freevst_effect/
ぶつぶつノイズ情報
http://www.nicovideo.jp/watch/sm29926034
■ アナログビデオカメラのVGA化
まだFPVではアナログ方式が主流ですが、レコーダの記録はデジタルです。私が所有しているFPV用のカメラは、NTSCとPAL方式の2種類です。この画像をPCで一般的な640x480に変換する方法を試行錯誤しています。
◆ NTSC
NTSCの画素数は720x480です。ちなみにフレームレートは30fpsです。
画素のアスペクト比は11:10です。
縦は480ですので変更不要です。
横については、AviUtlの拡張編集のフィルタの基本効果の拡大率を使用して、Xを10/11=90.91%にします。
720*10/11=654.5なので、654.5-640=14.5ピクセル横が余ります。この部分ははみ出ますが、AviUtlでははみ出た部分はカットされるので、そのまま放置でOKです。
◆ PAL
NTSCの画素数は720x576です。ちなみにフレームレートは25fpsです。
画素のアスペクト比は11:12です。
縦については、AviUtlの拡張編集のフィルタの基本効果の拡大率を使用して、Yを480/576=83.33%にします。
正方画素にするためには横を12/11倍する必要がありますので、Xを83.33%*12/11=(480/576)*12/11=90.91%にします。
720*((480/576)*12/11)=654.5なので、654.5-640=14.5ピクセル横が余ります。この部分ははみ出ますが、AviUtlでははみ出た部分はカットされるので、そのまま放置でOKです。
◆ 無効画素
ところで、FPV用のアナログカメラをレコーダで記録した画像には、全画素映像が映っているわけではなく、周囲に映像が無い黒い部分があります。よって、上記設定をしても若干上部に黒い部分が残ります。
これを消すには、画像全体を若干拡大して、Y方向にシフトすればOKです。
無効画素の概略の数値です。(有効な画素でも周辺は圧縮ブロックの関係で劣化しているので、これを無効とするなら、これよりさらに無効ピクセル数が5ピクセル程度多くなります。)
NTSC:上7、下2、左7、右5
PAL:上14、下2、左10、右6
これを640*480の枠外に出すためには、以下のように拡大移動すればよいと思われます。
NTSC:480/(480-(7+2))倍、Xoffset=(5-7)/2=-1、Yoffset=(2-7)/2=-2.5
PAL : 480/(480-(14+2))倍、Xoffset=(6-10)/2=-2、Yoffset=(2-14)/2=-6
◆ まとめ
整理すると以下のようになります。
NTSC
- Xmag=480/(480-(7+2))*10/11=92.65%
- Ymag=480/(480-(7+2))=101.91%
- Xoffset=(5-7)/2=-1
- Yoffset=(2-7)/2=-2.5
PAL
- Xmag=480/(480-(14+2))*(480/576)*12/11=94.04%
- Ymag=480/(480-(14+2))*480/576=86.21%
- Xoffset=(6-10)/2=-2
- Yoffset=(2-14)/2=-6
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